【総合関関戦】去年に続いて惜敗

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◇第42回総合関関戦前哨戦◇対関学大◇6月7~10日◇福井空港◇

[最終結果]
関大10ー12関学大

[個人]
1位 延岡(関学大)16’18″
2位 田原(関学大)15’55″
3位 伊藤(関大)12’44″
4位 山元(関学大)12’23″
5位 西田(関学大)12’05″

昨年は最終日に滞空点の差で悔しくも敗れた関関戦。今年は4日間の予定だったが、天候に恵まれず、唯一雨が降らなかった3日目のみ試合が行われた。

昨年と同じく200㍍(600㍍から800㍍)のはや上がりを競う形式の試合だったが、唯一の開催日も曇り。グライダーは空気が暖められて生じる上昇気流を利用して滑空するため、このコンディションでは上昇ができない。そのため、いかに長く滞空できるかという戦いになった。なお、滞空時間(分)×0.2=滞空点となる。

開始直後は気温も上がらず、滞空時間15分台にもなかなか届かない状況。しかし、そのなか、11時41分に離陸した関学大の田原宙悟が15分55秒の滞空に成功する。ここまで関大は秋山慶子(シス理3)の12分02秒が最長であったが、ここでついに3点をとられてしまう。さらにその直後、またも関学大の延岡治紀が16分18秒を達成。16ー19とリードを奪われ午前中を終える。


△秋山

△大西

△延岡

昼休みの間は晴れ間も見え、気温が上昇、好条件になり、200㍍上昇(1000点)による逆転も狙えるかに見えた。しかし、午後の部が始まると再び空は雲に覆われた。午後は田中美帆主将(法3)が10分45秒、伊藤正行(シス理2)が個人3位の12分44秒滞空するなど滞空点でリードしたが、逆転には至らなかった。最終結果は10ー12(最終結果は各校上位5人の結果の合計)と2年連続で関関戦敗北となった。


△田中主将

△伊藤

両校は普段から合宿などで一緒に活動することが多くまるでチームメートのような関大と関学大。共に切磋琢磨し高め合う関係だ。互いに高め合う両校はこれからも成長を続ける。【文・写真:水上壮平】


▼田中主将
「悪かったことは1回目が作戦ミスだったこと。1回目の私のフライトの直前にチームの秋山と関学の選手が12分の滞空をして、上空の条件も良くなってきたと思われたタイミングでその人たちが行ったポイントと同じところを狙っていったが、すでにそのときにはもう空が変わっていて上昇気流がなく他のポイントへ行く高度もなくなってしまったため8分で帰ることになってしまった。他の選手が行っているポイントだけに注意していたが、他の可能性も探して別のところへ向かうことも考えるべきだった。良かったことは2回目のフライトで少し滞空時間が伸びたこと。1回目の失敗を踏まえ、今度は他の人があまり行っていない、東側のポイントへ向かった。そこは関学大の選手が1人だけ向かい、15分の滞空をしていたので、まだ可能性はあると思い一度目とは作戦を変えて行った。結局は1回目と同じく、すでに上昇気流がなくなっていてあまり時間がかせげなかったが、10分を超えて2点得られたことは良かったと思う」


▼大西
「厳しいコンディションだったが、チーム内で情報共有してつないだ。今回課題だったのはコース取り、あとは飛んでるときに機体が横滑りしてたので修正していきたい」


▼伊藤
「晴れてないなかではベストの飛行はできた。上空で工場とか暖まるところを探してちょっとでも長く飛べるようにした。逆に田んぼは上昇がないのでそこは避ける。たまたまもあるけど、今回はコース取りが上手くいった」


▼岸本祥太郎(安全4)
「サーマル(上昇気流)がない中で粘った方が勝利に繋がると踏んでいた。負けたのは運のなかった面もあったと思う。航空ではラッキーボーイ的な活躍をする選手が出ることがある。関学大の田原は今回あの機体に乗るのは初めてであれだけの記録を残した。持ってるなと思う。個人的には6月始めに自家用ライセンスを取った。もうプライベートパイロットの領域。貰ったからには全国にでないといけない。そこを目標に頑張る」