【ラグビー】総合関関戦、今年も勝利つかめず

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◇第42回総合関関戦本戦1日目◇6月9日◇ユニバー記念競技場◇

【前半】関大5―19関学大
【後半】関大19―35関学大
【試合終了】関大24―54関学大

「関大らしいラグビーができなかった」とCTB津田剛希ゲームキャプテン(人4)は試合を振り返った。昨年の関関戦での悔しさを晴らすために、「全員ラグビー」で挑んだが勝利をつかめなかった。

ゲームが開始されると中央でスクラムによるせめぎ合いが続いた。両者とも譲らない時間が続いたが、スコアが動いたのは前半6分。先に歓喜の声を上げたのは関学大だった。ディフェンスの裏をつかれ、トライを決められる。さらには16分、またもや相手にグラウンディングを許してしまう。しかしその直後、プロップ井之上悠(人4)が相手の裏をつきインゴール直前まで迫る。得点にはつながらなかったものの、相手のノットリリースザボールやオフサイドといった反則が重なり、関大に攻撃の波が押し寄せる。前半23分、ついに関大に喜びの声が上がった。インゴール手前で激しいモールが形成されると、最後はNO8高井杏輔(社3)が気迫のこもったトライを決めた。その後相手に1トライを許すものの、前半終了間際に、もう1度チャンスが巡ってくる。ディフェンスラインを上げていき、インゴール目前まで迫ると、一丸となってトライを目指す。しかし、関大にノットリリースザボールの判定が下り、得点へとつなげられないまま前半が終了した。
迎えた後半戦。序盤関大の攻撃に火がつくこともあったが、コラプシングなどの反則を取られてしまい得点に結びつかない。しかし、12分関大に待望の追加点が入る。22mライン付近まで迫るとWTB川端一耀(人4)が相手の裏をつき、グラウンディング。その直後には味方の出したパントキックがうまくつながり、最後はFB松本大吾(経3)がトライを決める。続くコンバージョンキックもFB松本が成功させ、関学大に迫る。しかし、攻撃の波は続かなかった。「細かなつめが甘かったので流れをそのまま引き寄せることができなかった」(桑原久佳監督)とその後は関学大に立て続けにトライを許し、差を広げられる。途中関大が得点を決めることはあったものの24―54と大差をつけられ、ノーサイドへ。
今年こそは白星をつかむため、一丸となって挑んだ関関戦だったが、勝利まで手が届かなかった。しかし、選手達は前向きな姿勢を崩さない。来週の関法戦、さらには秋季リーグ戦で「IMPACT」を与えるために前へひた走る。【文:濵田将志/写真:坂井瑠那、瀧川千晴】

▼CTB津田
「(今日の試合を振り返って)関学大の素早いアタックと鋭いディフェンスに関大らしいラグビーができなかったのが、課題になった。来週に定期戦もあるので、関大らしいラグビーをできるように、来週1週間しっかり練習に取り組みたい。(前半は)しっかりディフェンスで前に出て、エリアをとって関大らしいアタックをしようとなっていたが、関学大の素早いアタックに翻弄(ほんろう)されてなかなかアタックできる場面が少なかった。(後半は)そこをしっかり話し合って改善しようとしたが、関学大のアタックに手こずって、得点までつなげられなかった。(前半は接戦が続いたのかなと思うのですが)そこで、トライをとってとられてもう一回とらないとダメだったのですが、そこでとられてしまって相手が波に乗ってきたので、そこが敗因かなと思います。(後半はコンスタントにトライがとれていたと思うのですが)そこでもう一回アタック乗っていこうという話はしたが、関学大に先にトライをとられたので、そこがダメだった。(個人としては)前半は結構体を当てられて、ディフェンスもできたが、ボールをもらう場面が少なくて自分らしいプレーがあまりできなかった。(意気込みは)来週1週間残り少ない時間ですが、しっかり練習積み重ねて、関大らしいラグビーをして関法戦勝利したいと思います」

▼桑原監督
「(今日の試合を振り返って)なんかダメだった。前半はディフェンスはしっかり機能していたので問題点は少なかった。やっぱり個々の力で少し劣っていた。(前半の方が関大らしい攻撃ができていたと思いますが)少しレフリングでも合わない部分があったが、結果的に差がついたので、力不足が課題に残っている。入替戦へ向けて1個1個修正していきたい。(後半コンスタントに得点が入ったことについては)流れはできていたが、インターセプトでやられてしまうとかグラウンディングできていなかった部分など、細かなつめが甘かったので流れをそのまま引き寄せることができなかった。(今日動きが良かった選手は)津田、高井、淡野がよかった。(来週の関法戦に向けて)課題が山積みなので、短い間だが、この1週間で底上げしていきたい」