【アーチェリー】新体制で臨んだ総合関関戦。男女で明暗分かれるも勝利を挙げた!

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◇第42回総合関関戦前哨戦◇対関学大◇6月8日◇関西学院大学第2フィールド洋弓場

[女子結果]
【50㍍競技】関大 1381-1277 関学大
【30㍍競技】関大 1614-1545 関学大
【G.T(グランドトータル)】関大 2995-2822 関学大

[男子結果]
【50㍍競技】関大 2224-2259 関学大
【30㍍競技】関大 2598-2573 関学大
【G.T】関大 4822-4832 関学大

[総合結果]
○関大 7817-7654 関学大(男女トータル)

新体制となり初めての試合は、伝統の関関戦。午前は女子、午後からは男子の競技が行われた。男女の得点を合計して勝敗を決めるこの一戦。男子は惜しくも10点及ばなかったが、女子のリードが助け船となる。伝統の一戦で12連勝を達成し、新チームの船出に弾みをつけた。

女子は1的から青木愛実新女子主将(法3)、小川万諒(人2)、中塚菜帆(シス理2)、釣矢千晴(商2)、上田沙紀(社3)が出場した。上級生が下級生を挟む体制で臨む。雰囲気を変えるため、矢取り後の点数コールをやめるなど、試行錯誤しながらスタートを切った。

50㍍競技では緊張からか、なかなかスコアが出ないまま、第3エンドまで経過してしまう。それでも、第4エンドでは青木が50点に乗せるなど、合計237点とこの日初めて230点台に乗せる。すると、緊張がほぐれたのか、全員のスコアが少しずつ伸び始め、矢取り後に笑顔が見られるようになった。第6エンドでは青木が圧巻の60金を獲得し、関学大に100点以上のリードをあげ50㍍を終えた。


続いて行われた30㍍競技。1立ち目から小川、上田沙とリーグ戦でも活躍した選手が50点台後半を叩き出す好スタートを切る。


それに負けず、中塚、釣矢の2年生コンビが50点台をコンスタントに出すなどどんどんと差を広げていく。第6エンドには再び青木が30金を出すなど、終わってみれば全員が300点越えのスコアを残した。


今まで得点を稼いでいた4年生が抜け、不安と緊張が渦巻いていた。しかし、蓋を開ければG.T2995点と、3000点に迫る高得点。伸び代十分のフレッシュな新チームにとってこの結果は確かな自信につながった。

女子の点数を引き継ぎ、午後からは男子が初陣を切る。1的から加藤雅也(経3)、藤島悠吾(文2)、道本祐輝(法3)、石井伸明(人3)、中川光造(商2)、一樂直寿(商1)、鈴木侑弥(シス理2)、上田唯斗(情3)が出場した。

△加藤

△藤島
「少し気が緩んでいた」と東元亮太新主将(法3)が話すように、立ち上がりからロースコアが続く苦しい時間が続く50㍍競技となった。

△道本

△石井
関学大側の声援の量にも圧倒されるなど、アウェイの中で持ち直すことは困難だった。しかし、そんな中でも中川が安定してスコアを出し続ける。王座を来週に控え、70㍍の練習が中心になる中でもチームトップの321点を出しチームを支えた。上田唯も安定した射的を見せなんとか、35点差のリードを許すところまで押しとどまった。

△中川

△上田唯
盛り返したい30㍍競技。2立ち目で中川が30金を出し、気を引き締め直したチームを盛り立てる。すると第2エンドでは全員が50点台を叩き出し、徐々にスコアが伸びてくるようになると関大側の声援も自然と大きくなっていった。

△一樂

△鈴木
このまま追い上げをといきたいところだったが、今春に1部に昇格を決め、勢いのある関学大も好スコアを出し続けなかなか点差が縮まらない。50㍍競技の点差が重くのしかかり逆転はかなわなかった。

王座まであと1週間。関関戦でつけた自信も、見つかった課題も、大舞台での力に変える。関大アーチャーたちは全国で、より一層の輝きを放つ。【文/写真:北島大翔・勝部真穂】

▼青木新女子主将
「個人的にすごく緊張した。チームのことも考えつつ、自分の点数も出さなきゃっていうことで。思うように点数が出なかった回とかもあって、悔しかった。でも、50㍍のラストを60点でしめれたので、個人的には良かった。チームとしては今日、いろいろ試したことがあった。名前を呼んだり、点数のコールをせずに帰ってきたり。ちょっと雰囲気を変えてみようかということで。上の代のうまい2人が抜けて、点数がやばいんじゃないかという状況だったが、点数がそれほど下がらなかった。その上、このチームには伸び代しかないので、ここから点数が伸びていくと思ったら、期待大かなと思う。(関学大は)人数が多いので、応援で圧倒されてしまうのかなと、心配はあった。でも、自分たちのやることに集中はできてた。最初から点数差をつけれていたので、あまり相手のことを考えずに途中からはできたかなと思う。(良かった選手は)今日は上田が試合新を打った。私が1的で、上田が5的と離れていたが、すごくいい調子でできていたのかなと思う。(王座に向けて)いよいよ来週となってしまって、関関戦は50、30だったんですけど、王座は70㍍と距離が変わる。このラスト1週間で仕上げるところをしっかり仕上げて、いい結果を残しにいきたいなと思う」

▼上田
「リーグ戦とか去年1年間通して、点数を稼いでくれていた4年生の先輩方が引退されて、点数が下がるのが心配だったが、練習での採点も含めて、試合の結果を見たときに、そこまで心配してたほど下がってないというか、自分たちでも先輩が抜けた穴を埋めていけるんだなとか、分かって安心した。そしてそれが、この6月頭で、まだまだ伸び代がある。これからどんどん点数を伸ばしていきたいと思う。(チーム内の最上級生となったが)自分にとって先輩は、たとえば点数が下がった時もカバーしてくれるとか、何か困った時に盾になってくれる存在。そういう像があった。自分が一番上になって、その立場ができるのかとか、次困った時に頼れる先輩が近くにいないっていうのが、心配。それでも、主将の青木も必死で頑張ってくれてますし、後輩たちもついてきてくれているので、最上級生のひとりとして頑張っていきたい。(今日の調子は)試合新ではあったが、最近の調子としては、ぼちぼち。最近は王座に向けて70㍍の練習をしていて、50㍍、30㍍はやっていなかった。久しぶりの試合だったというのはあるが、最近の調子からいうと、ぼちぼち。まだまだ点数は出していけるんだろうなという手応えだった。(王座に向けて)2年間後ろで応援してきて、今年応援される向こう側にいけるってことで、4番手ですけど、少しでもチームに貢献できるように、チームの中でも自分の実力を発揮して、関大を勝利に導けるように頑張ります」

▼東元新主将
「(新体制での初試合だったが)メンバーはほぼ前のチームと変わっていなくて、点数はそこそこ出るだろうなと油断ではないんですが、楽観してたところがあったので、僕だけ気持ちはあったんですけど、少し気が緩んでるのじゃないかなと、最初全然点数が伸びないのもそんな感じですね。(関学大の印象は)めっちゃ元気ですね。盛り上がりがすごくて圧倒されました。今日は余計人数が少なかったので応援もあまり声が出てなかった状況だったので呑まれる感じになってしまったので脅威ではありますね。最後らへんに盛り返すことができたのは応援で射った後でも残ってる選手がしっかり声を出したりして全体として雰囲気ですけど、まとまりはあったのかなと、どんどん気の緩みが減ってきた感じには見えました。(新チームで取り組んでいくこと)部活としての雰囲気が今ちょっと甘い部分があるので、気を引き締めてしっかり射ち込んで、アーチェリーに対する気持ちを強くもって取り組んでいきたいと思います」

▼中川
「元々からずっと70㍍の練習をしてて、昨日だけ50㍍と30㍍の練習をしたんですけど、どうなるかなと思っていたんですけど思ってたよりは当たっていたので、良しやと思うんですけど、でも関学に一人上手い子がいるって聞いていたので結構緊張してて、その子より上の点数は出さないとあかんなて感じたんですけど、新チームになってどうなるかわからない状況で結果負けてしまったんですけど、あまりチームのことは考えれないくらい緊張してました。(70㍍との違いは)結構違いますね。感覚が、僕は感覚が第1の人間なので距離が違うだけで感覚が変わってしまうので、それで狂わないようにしっかり調整しながら気持ちの切り替えをしっかりとして当てていくという、気持ちの落ち着きというかメンタル面でしっかり調整しましたね。(王座に向けて)1週間後で、1週間前にこうやって50と30を射っててこっから70㍍を本格的に1週間で調整しないとダメなんで、1日1日1本1本を集中して自分のことをしっかり自信をもって周りのことも見ながら調整して良い成績が残せるように頑張ります」