【バスケットボール】西日本初戦を快勝!「成長を感じられたゲームだった」

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◇第69回西日本学生選手権大会4回戦対鹿屋体大◇6月5日◇エディオンアリーナ大阪◇

[第1Q]関大23-20鹿屋体大
[第2Q]関大23-14鹿屋体大
[第3Q]関大21-22鹿屋体大
[第4Q]関大27-15鹿屋体大
[試合終了]関大94-71鹿屋体大

リーグ戦前最後の公式戦となる西日本学生選手権大会が開幕。昨年の同大会をベスト4で終えた関大は4回戦から登場した。大阪学生選手権大会で見つかった課題としっかりと向き合い初戦に臨んだ。立ち上がりは相手のシュートが決まったこともあり、競った展開となったが後半は関大のペースで試合を進め、20点以上の差を付けて白星を挙げた。

関大最初の得点は足立臣哉(人4)のブレイクから。その後、菅原紳太郎(文3)が力強くインサイドプレーで得点し、秋岡和典(人3)のバスケットカウントも決まり得点を重ねる。しかし、「なかなか自分たちが乗り切れてなくて競った展開になった」と足立主将。スリーポイントや、細かいパス回しから相手に得点を許すなど自分たちのペースに持って行けない。糸瀬公平(人1)が終了間際に放ったスリーポイントが決まりなんとかリードを奪い第2Qへ。


△足立


△糸瀬

序盤に相手の連続得点を許し同点に。岸拓也(経2)がリバウンドや得点に絡み、流れを呼び込む活躍を見せ再びリードを奪う。ハードなデフェンスで相手の得点を抑え攻守ともに良いリズムで展開。足立のバスケットカウント、秋岡のスリーポイント、糸瀬のジャンプショットも決まり得点を積み重ね、リードを広げ前半を折り返す。


△岸


△秋岡

迎えた第3Q。「積極的にボールをもらうことを意識した」とこれまでもコンスタントに活躍してきた菅原が、ゴール下、ミドルでのジャンプショットなど得点を伸ばす。岸も得意とするスリーポイントシュートやリバウンドで貢献。しかし、残り1分を切った場面でミスからの失点が相次ぎリードを広げるとまではいかなかった。


△菅原


△山内佑真(経3)

最終Qは、秋岡がゴール下でシュートを決めると菅原、岸も得点を重ね主導権を握る。今季チームとして取り組んできた速いオフェンスでのバスケットを展開し、得点を重ねた。終盤、下田竜至(情2)のカットイン、西村晴人(商1)のスリーポイントが決まる。岩本卓巳(文2)のリバウンドショットが最後の得点となり、大差での初戦突破を決めた。


△下田


△西村


△岩本

「ナイスゲームとしか言いようのないゲーム」と尾﨑勇太ヘッドコーチ(HC)。やるべきことをチームで徹底し続けた40分間だった。今大会について「関大のスタイルをこの大会で確立しようってことはチームで意識統一してやっている」と足立主将。トーナメントは始まったばかり。ひとつひとつ白星を積み重ね、関大のバスケットを体現していく。【文:金田侑香璃/写真:野村沙永】

▼尾﨑HC
「(大阪学生の時とは)まるっきりチームは変わったと思う。今まで徹底してきたことにより磨きをかける仕掛けを作っていった。修正を加えるというよりは、新しいオプションのなかでどうやって自分たちの展開に持っていくかっていう考え方をもう一度浸透させた。それがすごくしっくりはまったし、今週1週間いい練習が積めれていたのでそれがそのままゲームに出た。本当にナイスゲームとしか言いようのないゲームだった。初戦やし、向こうは勝ってきてて僕らは途中で登場する。この難しさは計り知れないものがある。ただその中で最初つまずいたところはあったけど徐々に自分たちのペースに持っていって、最終的に20点以上あけられたのは良かったと思う。(第3Q終盤について)もう少しこちら側がゲームプランとして、あのQに交代を行うっていうのを、ゲームをこの1週間の練習であまりこなせていなくて、なかなかゲームの中でできていない部分があったので当の本人たちがわかっていない部分があった。それはこっちの責任でもあったんやけど、続けてミスをしてしまったのはそこはちょっと反省しないといけない。全体的にディフェンスが良かったわけじゃなかったと思う。やられたらあかん点数はたくさんあった。足立、菅原が出ている時間帯は良かったと思う。あいつらが先導して、チームのことを徹底してやってくれた。その分他の選手もしっかり走って得点ができた。それは足立、菅原が引っ張ってくれたから。あの2人が出ていないときにどうするかっていうのを今後もっと作っていかないと。今日については、相手の4番のサイズがダウンしているので岩本、菅原というよりも岸、菅原とか岸、岩本っていうこのコンビの方がいいなって途中で判断した。岩本もいいリバウンドやシールがあってそれが得点に結びついたところはたくさんあるので、この3人はしっかり機能してる。ただけが人が増えたり、少し菅原を休ませたいので、今週いろいろあって練習に来れなかった河野(拓海=人4)とか教育実習でいない関野(日久=はるく=文4)、あとは賀谷(勇=シス理3)っていう選手たちが今後リーグ戦に向けて混ざってきたら、より層の厚いチームになるんちゃうかな。(竹村)崚(文2)がけがしてるのでガードのところ、今回ベンチに内田(宏紀=シス理3)も入ってる。ポイントガード陣を練習でしっかり競わせているので、ベンチにポイントガードが多いかな。糸瀬、山内、中谷っていうのはポジションが被ってる3人なので、プレータイムは練習中に勝ち取ってもらわないといけない。人としてじゃなくて、プレイヤーとしての信頼を得るためには結果を出していかなあかん。明日は僕としてもすごくリスペクトしているチームとゲームができる。そこでも徹底してしっかり勝ち切らないといけない。彼らに言っているのは勝つのは戦術じゃないと思うということ。考え方をチームでどう共有しているかやと。明日もしっかり考え方を共有して、徹底してリーグ戦に向けてこのトーナメント通じてチームの大事なことっていうのを確立してほしいと思います」

▼足立主将
「ボールプッシュとかリバウンドからもっと速くプレーするっていうことがチームの課題だって大阪学生を通して見つかった。リバウンドから走る練習しかしてこなかったぐらい意識してやってきました。最初の入りはなかなか自分たちが乗り切れてなくて競った展開になったんですけど、途中からは自分が引っ張ってボールプッシュしようっていうのをすごい意識してやっていた。そこから得点が伸びてくれて自分たちの楽なゲームに持っていけたので、自分たちからしても前回とは違うゲームができたと思う。相手がスリーポイントを得意としているってわかった上でゲームに入ったのに、あれだけ決められているのはまだまだ徹底できていない部分があるってことだと思う。オフェンスはすごいいいプレーの方が多かったけど、その分ディフェンスがまずガードの部分でプレッシャーをかけられていなかった。プレッシャーのあとのディナイが甘くて簡単にパスを回されてっていうのがあったのでディフェンスは課題が見つかった。自分で言うのもあれだけど、自分が下がった時に他の1番ポジションの人たちがペースを落としてしまってこっちのオフェンスがスローペースになって相手にブレイク出されるっていう逆の展開で追い上げられたと思う。誰が出てもガードがプッシュして、ウイングもそれに合わせて走らないといけない。まずはガードが誰が出ていても自分がボールプッシュするっていう意識を全員が持たないといけない。相手のやりたいことをちょっとやらせてしまった部分はあるけどそれ以上に自分たちのやりたいことが出て、最後は点差も開けて勝ち切れたのは大きな収穫。今日できたことを徹底していけば勝ち上がっていけると思う。入りの部分でもっと自分たちのやりたいことを相手より先にできたら点差も開いていくと思うし、いろんな選手を使って試合を進めていったほうがトーナメントとしては疲労の部分であったりけがを抑えられると思う。序盤に出ている選手がもっとアグレッシブにプレーしていかないといけない。自分たちがボールプッシュして、関大のスタイルをこの大会で確立しようってことはチームで意識統一してやっている部分。去年の結果を超えたいし、優勝したいって気持ちもある。だけど、インカレに行くためにこの大会もやっているわけなので、そのために自分たちはこういうスタイルだっていうのを自分たちも感じながらプレーして、他のチームにも関大は速くてディフェンスのプレッシャーが強くてっていう意識を持たせてリーグ戦に臨めるようにしたいです」

▼菅原
「自分たちにとって大会の初戦ということで、相手はトーナメント勝ってきてて波に乗ってるっていうのもあったと思う。そこの相手の勢いの怖さをちゃんと跳ね返せるようにっていうのをみんなで意識して試合に入った。最初ちょっとやられた部分もあったけど、ずっと我慢して後半の途中から離すことができた。自分たちの成長を感じられたゲームだったと思います。全関西、大阪学生を通してコンスタントに1試合10得点前後は取ることができるようになってきていた。ただ、チームで中心選手とか苦しい時に頼りになる選手が今はいない状況。そこは自分だけじゃないけど、自分がそういう選手になるっていう意識がないと今後チームが勝てなくなると思ったので、今回の試合は積極的にボールをもらうことを意識した。それを得点につなげることができたので個人的にも良かった点が多かったと思います。チームで良くなったのは速い攻めをする意識っていうのを大阪学生が終わってからみんなで見直して、インサイドもちゃんと最後まで走り切るっていうのを意識してずっとやってきた。速攻出したときもアウトナンバー作って、シュートが外れてもリバウンド取って得点につなげることとかできたので、そこは短い期間で成長したところだなと思います。個人的には出だしが1番良くて体力もまだまだある状態で、リバウンドも走る部分も積極的にやれた。自分の中ではすごいいいスタートを切れた。結果を出すことはもちろんですけど、自分たちはまだまだ力もないし個人個人の能力も他のチームに劣っていると思う。この大会で結果を出すっていう欲をみんなで出していって、1試合1試合チームが成長していけるようにやっていきたいと思います」

▼岸
「スリーポイントも入って、オフェンスでもディフェンスでもリバウンド頑張れたので得点につながったと思います。最近練習でもオフェンスリバウンドを頑張っていたのでよかったです。いま、ブレイクを出すことがチームの目標でもあるのでしっかり走って頑張りました。大阪学生で大産大に負けて結構練習とかでもあまり雰囲気は良くなかったけど、西日本の3日前からだんだん良くなってきて、練習の内容とか強度とかもいいレベルでできていて今日を迎えました。3Qからオフェンスも良かったし、ディフェンスで流れを持ってこれたので良かったです。去年ベスト4までいったので最低でもそこまでいきたいです。個人的にはコンスタントにリバウンドも得点も取ってチームに貢献していきたいです」