【野球】白星奪えず春リーグ4位で終幕

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◇2019年度関西学生春季リーグ戦最終節◇対近大2回戦◇5月26日◇わかさスタジアム京都◇

関大012 000 010=4
近大001 203 00X=6

(関)森翔、巻、香川、築山、高野―久保田拓
(近)鷲崎、宮崎洸-井町

1(左)濵田大
2(中)安藤大
3(一)上神
4(遊)野口
5(右)倉川
6(二)坂之下
7(三)松島恒
8(捕)久保田拓
9(投)森翔

最終戦を笑顔で飾ることはできなかった。好調な出だしで迎えた近大2回戦だが、相手の底力を発揮され、最後まで攻略することは不可能だった。

この日の関大打線は好調に思えた。2回に4番野口智哉(人2)と5番倉川竜之介(文4)のヒットでチャンスを作ると、6番坂之下晴人(人2)の内野への当たりの間にランナーが生還し先制に成功した。


△野口


△倉川


△坂之下

さらに3回、8番久保田拓真(社2)がエラーで出塁し、順調に進塁。3番上神雄三(法1)と4番野口のタイムリーでさらに2点を挙げた。


△久保田拓


△上神

先発・森翔平(商4)も安定した立ち上がりを見せ、投打がかみ合ったゲームだったが、近大が牙をむき始める。


△森翔

3回で1点を失うと、この回をもって森翔は降板。代わって、巻大地(商2)がマウンドへ上がる。4回先頭の谷川と4番佐藤に連続ホームランを浴びて同点とされるものの、5回は3人で抑え切る。


△巻

しかし、近大の猛攻は止まらない。6回から登板の香川麗爾(文2)が長打を浴びてまさかの3失点。一気に点差を離される。


△香川

絶対に追い付きたい関大ナインは食い下がる。8回、好調の4番倉川がこの日3本目の安打で好機を作ると、代打・阪倉涼太郎(社3)のヒットで一気に三塁へ。さらに、代打・久保田有哉(情2)のタイムリー内野安打で1点を奪い取る。なおも満塁でチャンスは続くものの、後の打撃陣が呆気なく倒れ、反撃はそこまで。最終回は三者凡退で抑えられ、打線は奮起し切れなかった。


△阪倉


△久保田有

序盤は投打の呼吸の合ったゲームで勝利を確信したものの、徐々に崩されすぐに追いかける展開に。得点機を生かし切ることはできず、今季の課題は最後まで浮き彫りになったまま。悔しさに唇をかむ締めとなってしまった。春の全国出場こそかなわなかったものの、秋こそ栄冠を狙う。夏でのパワーアップを誓い、古豪・関大野球部の真価を必ず発揮する。【文:松山奈央/写真:中西愛】

▽早瀬万豊監督
「今日はつないで投げようと。森翔はあまり長いイニングを投げてきてなかったので、4回生というのもあって。立ち上がりはよかった。その後は大方順番は決めていた。森翔はそれなりに投げてくれた。巻が左ピッチャーで、左バッターに対してなんとか抑えてほしいと思って。ホームランは痛かった。その後は経験ももちろんあるし、打ち取り方が落ち着いてきたのもあって続投。序盤はぽんぽんとつながってうまいこと点が取れた。終盤の勝負どころは惜しかった。(リーグ全体を通して)若いチームで、そこに4回生が少し絡んでる。中軸の野口がちょこちょこ打っていたが、勝負強さが必要になってくる。新しい力が出てきてほしいなと思うのと、春で経験積んだ選手がどれだけ力を伸ばしていけるか。昨年からセンターラインがごっそり上回が抜けて気になるところではあったし、期待感も持ちながら。いい面も悪い面もでたところではあったが、今回の経験をどんどん生かしていってほしい。ピッチャーも、もう少しタフなピッチャーが出てきてほしい。前半を良い抑え方しても、後半から終盤にかけて崩れたり。最後まで投げ切れる、勝ち切れる選手がほしい」

▽松島恒陽主将(人4)
「正直良くはない。自分が思っていたようにはならなかった。目標にしていたことはできていない。つないでいくのがまだできていないので。点を取れている場面ではつないでいけていて、点を取れないことはないから、その試合を増やしたい。チームも自分も調子が悪かった。カバーし合って、できれば調子が悪いのを少なくしないと。(印象に残っている試合は)立命戦の初戦。全員が勝ちたいという思いで必死だった。『なんとかして出よう』と、全員が目の色を変えてやりたいことをできていた。とにかく全ての能力をレベルアップするくらいやるしかない。必死にバットを振って練習するだけ」

▽大島領太郎主務(文4)
「(リーグ全体を通して)なかなか難しいなというのが感想。チームとして上手くかみ合わなかった。去年から出場している選手が少ない中で『一丸突破』というスローガンを掲げた。経験ない中で一致団結してやっていこうという姿勢を、春リーグを通して見せれた。試合も多くこなせたので、いい経験になった。なかなか4回生が引っ張る姿勢というのを見せれなかったのが反省。僕自身としてもある。出ているメンバーは少ないが、それぞれの役割を自覚して春リーグをやっていた。ベンチにいることは多いけど、声をかけあったり。(秋に向けて)春勝てなかった分、一人一人課題あった。それは直接プレーはしてないが、僕にも課題はあると思う。まずは4年生がその問題を自覚して。チームの問題より個人の問題もあると思うので、どう変わっていくか」

▽森翔
「長打食らって1点取られたのでそこは悔しかった。(ピッチャー陣について)まだまだ成長過程。巻とか、どんどん経験していくしかない。どっちにしろ3、4回生が引っ張ることになるのでそこを僕らがカバーしていきたい。(リーグ戦全体を通して)全然投げれてなかった。同大戦でリリーフ失敗してそれで負けたので、そこがだめだった。ピッチャーとバッターがしっかり話し合いをして、言いたいこと言ってやっていかないと、組織的に強くなっていかないと思う。勝ちたい。とりあえず勝ちたい」

▽倉川竜之介(文4)
「悔しいリーグだった。満足はまったくしていない。不調も乗り越えられていない。近大戦は振れてはいたが、まだまだだった。(一番手応えがあったのは)関関戦でサヨナラを打った試合(=対関大2回戦)。チャンスを返す役なのに、チャンスで返せなかった。気持ちの問題だと思う。気負いすぎないのが大事。(秋に向けて)ピッチャーと野手で区別するのは好きじゃない。チームで互いに助けあって、一丸となってやっていきたい。1人1人のレベルアップは絶対必要。自分の目標は、チャンスで絶対に打つこと!」

▽肥後皓介(人4)
「納得のいくピッチングはできず。目標としていたのはリーグ優勝と自身5勝。しんどいリーグだった。特に負けたことが。後輩が頑張って投げて、いっぱい出てきたのは収穫。投げられるピッチャーが出てきた。秋は優勝のみ。勝ち投手にこだわらずに勝てたらいい」

▽久保田拓
「とても頑張っていた。悪いコンディションを乗り越えていた。できれば0点、取られて2点。(巻について)打たれたのは逆球の失投。ベンチからの声があったので、切り替えることができた。(リーグ全体を通して)最初の方は全然だめだったが、キャッチャーとしてもこのリーグ戦でとても成長できたと思うし、バッティングもこれから練習して、点が取れるようにしたい」

▽野口
「1打席目から入りがよかった。ファーストストライクを狙った。今日は4安打あるなと思った。でも、最終打席は力が入らなかった。(春リーグ全体を通して)チームが勝てなかった。4番は慣れた。秋は打率4割。打点をもっと取れるようになりたい。そのためにも、前の打者の人に打ってもらわないといけない」

▽安藤大一郎(経2)
「チャンスで打てるようになりたい。波をつくらないようにしたい」

▽上神
「先頭バッターで出て、後ろにつなげるっていうのができなかったので、そこは反省点。(リーグを通して)始めのほうは緊張があったが、先輩の方々が声をかけてくれたので楽に試合に臨めた。なかなかヒットが出ず、力がない部分もあったが、立命戦で1本打ててそこから楽になった。試合にも慣れてきたし、ベンチでの雰囲気にも慣れてきた。(チャレンジリーグについて)近大に負けてしまったが、残り4戦は全部勝って勝ち点を取って優勝したい」

▽坂之下
「昨日ミスが多かったから、切り替えてやらなあかんなと思った。(先制打について)単打を狙った。抜けたと思った。でも、ショートゴロだった。ヒットだと思ったから悔しかった。耐えた。(リーグ全体を通して)打率が2割切った。最初はリーグ戦に慣れてなかった。秋頑張る。秋の目標は打率3割。ベストナイン。打てへんくても最低限したい。チームの仕事を。進塁打とか。影の立役者。記録には残らないけど地味に打ってたなってなる選手になる」