【空手道】西日本選手権は悔しい結果に。

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◇第57回西日本大学空手道選手権大会◇5月26日◇近畿大学記念会館◇

【男子組手】
[1回戦]
対岡山大 ○(4勝1敗)

[2回戦]
対天理大 ●(1勝3敗)

【女子組手】
[1回戦]
対阪大 ●(1勝1敗1分け 総得点で下回り敗北)

「今後の為にも勝ちたかった」(沼生僚太主将=経4)。新体制初の団体戦は、悔しい船出となった。

男子は1回戦で岡山大学と対戦。5人合計33ポイントを奪う大勝で難なく撃破する。続く2回戦で強豪・天理大と対戦。木村昴稀(情2)、そしてエースの中島郷(人3)が敗れ、苦しい展開になる。

しかし、この流れを変えたのが期待のルーキー・浜砂昭仁(人1)だった。先取点を相手に許すも、「取られてしまったものは、しょうがないと気持ちを切り替えた」。残り32秒で起死回生の中段蹴りが決まり、逆転に成功する。その後もリードを広げ、一矢報いた。

良い流れで登場したのは、副将・佐々木響太(政策2)。開始早々に失点を喫したが、すぐさま上段蹴りを決め、逆転の一本を奪う。さらに、上段突きでポイントを重ね、リードを広げる。しかし、終盤相手の猛攻に遭い、残り30秒で勝ち越しを許した。そのまま、無情のブザーが鳴り、2年連続のベスト8とはならなかった。

女子組手1回戦の相手は阪大。チームとして3人で勝利をつかみたい初戦だったが、内容差で敗北を喫した。先鋒の佐藤彩香(政策4)は相手と駆け引きを続け、攻めるタイミングを計るも、点を奪うことができず引き分けに終わる。

中堅として登場したのは望月彩寿美(社3)。留学生の選手相手に苦戦を強いられる。長い手足から技を繰り出され、次々とポイントを奪われた。望月も上段突きなどで得点を重ねていくが、追いつくことはできなかった。

大将戦には工藤晴香(情3)が出場した。意地を見せ開始10秒で1点を奪うも、その後は相手に攻められ、避けるために場外に追い出される。追加点を奪うことはできず悔しさを滲ませた。

「1回相手の流れに乗ってしまったら中々抜け出せない感じがあった」(沼生主将)。悔しい結果に終わり、課題が浮き彫りになった今大会。この壁を乗り越え、秋を笑顔で締めくくりたい。【文:永津星斗・遠藤菜美香/写真:水上壮平】

▼沼生主将
「去年に(天理大に勝ち、)西日本で良い成績を収められたのは奇跡、マグレだねって言われない為にも、この大会で再び勝つっていうのは大きな意味があった。(天理大の選手が)若い選手が多いので、今後の為にも勝ちたかった。(岡山大戦は、)初めて出る選手が多かったけど、緊張せずに無難に行けたかなと思います。天理大と戦ってわかるように、1回相手の流れに乗ってしまったら中々抜け出せない感じがあった。そこで踏ん張れるようにしたい。関大の持ち味はガンガン攻めて行く事なので、もっともっとそこを伸ばしていきたい」

▼浜砂
「チーム全員で勝つっていう意気込みで試合に臨んだ。岡山大はデータが少なかったので、とりあえずいつも通りで1つ取って攻めていこうと思っていた。(天理大戦は2敗した状況で回ってきて)プレッシャーはあったけど、勢いで負けてはいけないという気持ちだった。先制点を取られてしまったけど、取られてしまったものはしょうがないと気持ちを切り替えた。(今、足りないものは、)勝負強さ。試合慣れして、真っ向勝負でも怯まないようにしたい。今回は中堅だったけど、次は先鋒としてスタートを切っていきたい」
▼工藤
「(今大会の目標は)1回戦目は3人で団体としてチームで勝つという意識を持って、2回戦目でしっかり一人一人の役割を果たすのが目標だった。(意識したことは)この3人で戦うのは初めてだったので、チームで勝ちきれることを意識した。(中堅・望月の試合は)いつもと違うパターンの組手で対応ができてなかったかなと思う。(1敗の状況で回ってきたときのお気持ちは)勝つのは当たり前だし、一つ一つ点を決めていかないといけない状態で役割を果たせなかったのは反省点。(次戦に向けて)今年の大きな試合は終ってしまったんで、秋の大会に向けて基礎からチームで練習して勝てるように頑張っていきたい」