【柔道】男子は全日出場決定!女子は悔しさ残る初戦敗退

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◇第69回関西学生優勝大会及び第27回関西学生女子優勝大会◇5月26日◇於・ベイコム総合体育館◇

[1回戦]関大6〇1大体大
○ 先鋒・松山 一本勝ち
● 次鋒・嶋田 一本負け
○ 五将・東阪 一本勝ち
○ 中堅・鈴木 一本勝ち
○ 三将・千葉 一本勝ち
○ 副将・野原 一本勝ち
○ 大将・奥野 一本勝ち

[準決勝]関大0●6天理大
● 先鋒・松山 一本負け
× 次鋒・奥野 引き分け
● 五将・鈴木 一本負け
● 中堅・野原 一本負け
● 三将・東阪 反則負け
● 副将・日光 一本負け
● 大将・千葉 一本負け

【女子3人制】
[1回戦]◯関大1ー1京産大
× 先鋒・西島 引き分け
● 中堅・清水 一本負け
× 大将・中務 引き分け

勝ち進めば6月に行われる全日本学生優勝大会への出場権を獲得することができる今大会。関大は男子団体、女子団体3人制で出場した。

女子団体戦は2回戦から登場。先鋒・中務仁美(社4)は、組むことはできたがなかなか技をかけられない時間が続いた。決着はつかず引き分けに。中堅・西島かれん(文3)は、身長差のある相手に食い下がるも、勝機はつかめず、敗れてしまう。


△中務


△西島

ここで勝利しなければ、関大の黒星は確実となる。この場面で登場したのは大将の小谷磨衣子(人2)。激しい組み合いのなかで何度も技をかけるが決めきれない。勝敗は決まらず引き分けとなった。4年ぶりの全日出場を目指したが、初戦でトーナメントから姿を消した。


△小谷

数年間、関大を支えてきたポイントゲッターが去り、新チームで迎えた団体戦。「ちょっと危ういかなと思った」と鈴木隆聖主将(情4)は試合後に口にしたが、おのおのが役割をしっかりと果たし、不安を感じさせない圧巻の試合を見せた。

関大の先鋒は松山直暉(人2)。中盤激しい組み手争いとなり、劣勢かと思われたが残り時間が約1分となったときに1本勝ちを決めた。次鋒・嶋田将人(人3)は体格差のある相手に食らいつくも、及ばず敗戦した。


△松山


△嶋田

五将・東阪泰輔(法4)は中盤に技ありをとると、その後寝技で相手を抑え込み勝利。中堅・鈴木隆聖(情4)は、開始約20秒で内股で一本をとり相手を圧倒した。


△東阪


△鈴木

三将・千葉信介(人4)は内股で技ありをとると、隅返で技ありを得て、2つで合わせて1本で勝利した。副賞・野原悠司(情3)は相手の攻撃を何とかしのぐ展開が続いたが、終盤に一本勝ちした。大将・奥野友輝(文2)は「練習の成果が出て良かった」と試合後語ったように、しっかりと組み、技をかけ小内刈りで決めた。この勝利によって関大の3位以上、そして全日出場が決定した。


△千葉

準決勝で対峙(たいじ)したのは、天理大。「一矢報いれたら良かったけど」(鈴木主将)。昨年度王者の力を見せつけられることとなる。

1回戦に引き続き関大の先鋒は松山。体格差のある相手に一本負けを喫した。次鋒・奥野は、両者指導が与えられるなど均衡状態が続く。勝敗はつかず引き分けた。五将・鈴木は何度も技をかけられたが交わし、好機を狙う。しかし、もともと負っていたけがの影響もあり中盤からは苦しい戦いとなる。残り1分を切ったころに1本を献上した。


△奥野


△鈴木

その後、中堅・野原、三将・東阪も敗北を喫した。副将には日光一喜(人4)が登場。激しい組み合いとなり、食い下がるが、相手に技ありを2つ取られ敗戦した。大将・千葉も、なんとか勝機をつかもうと組み合うが一本負け。強豪との力の差を肌で感じた。


△野原


△日光

試合後多くの選手が畳の上で悔しさをにじませた。「自分たちがどういう柔道をしなきゃいけないかを知れた」と千葉。この敗北を必ずこれからにつなげていく。

全日まで残された時間は約一カ月。今大会で見つかった課題と向き合い、修正していく。全日に向けて、「一戦一戦を大事に勝っていきたい」と鈴木主将。勝利を積み重ね、全国の舞台で関大の名を轟かせる。【文:金田侑香璃/写真:北島大翔】

▼鈴木主将
「今日の試合はとりあえず膝が痛かった。でも全体的には良かったんじゃないかと思う。1回戦もちょっと危ういかなと思ったけど、みんなしっかり仕事して勝ってくれたし、4回生も全員勝ってくれたから満足して終われたかなってのはある。天理にもう少し、一矢報いれたら良かったけどそれはまだまだ早かったって感じ。天理が強すぎたっていうのもあるけど、俺らは技の切れる選手も多くないから、一発ほんとに投げれる技を持てる選手がいたらもしかするとワンチャンスあったかもしれないなと思う。(良かった選手は?)(千葉)信介かな。組み手もしっかりできてて、1年生からコツコツやっているだけあって。ここで勝てたのも嬉しいですし、一緒に団体戦に出れたのも嬉しい。1年生からずっと筋トレしてきた仲なので。(取り組んできたことは?)全員のウエイトを管理したり、一人一人目標だったり価値観っていうのを面談して、みんなの足りないところ、というかボトムアップですね。あんまり強くない人たちをいかに底上げできるか。これといってしたということはないかも。後輩たちの頑張りのおかげで勝てたっていうのがあるから。でも、チームワーク的な部分は結構上がってきてると思う。力を入れているわけじゃないけど、チームとして仲の良さは持ち味。そういうのが良かったのかもしれないですね。天理とか近大とか強い大学に、全日本もあるので一矢報いれたらいいなというのはあります。課題は組み手がどうしても勝ててない部分があったし、格上ってなったときに技に、入れなかったりするので格上相手でも投げれる技だったり、組み手だったり、この先力をつけていきたいです。(全日本の)目標は1回戦突破して、2回戦も突破して…目標としてはベスト8っていうのがあるけど、高望みはせずに、一戦一戦を大事に勝っていきたいです。一人一人課題は見つかったと思うのでそこを反省して次につなげられるか。1カ月後なのでやれることは少ないですけどそこをしっかり詰めて来月は挑みたいです」

▼千葉
「僕個人としては自分の仕事がしっかりできたかなと。チームの中で勝つっていうこともそうだけど、後輩とか他の選手たちに勇気を与えるっていうのも仕事だと思っていた。そういうところでしっかり柔道でその姿勢を見せられたのかなと思っています。チームとしては1回戦は自分たちで作戦を立てていたことが十分にできたからそれが結果として出た。2試合目は天理の強さを知った、知れたかなって思う。関西優勝で、全国優勝を目指してるチームなので、そういったところと戦ったときに自分たちがどういう柔道をしなきゃいけないかを知れた。そういうところは収穫だと思う。(今日に向けて)僕個人としてはチームの勝ちのために練習からできることをしっかりやってきた。それを他の人にも促せるように練習メニューを考えたりだとか、そういうところはキャプテンの鈴木と連携をとってやれていたと思う。チームの状態も1回戦の絶対に3位を死守するっていうのは、みんな思っていたので、そこはしっかりできていた。やっぱり天理に対してちょっと名前に押されたところもあったのでそこをこれから全国に向けてどうやって改善していくかっていうのがチームの課題。全国大会はもっとレベルが高くなって一人一人の役割がもっと重要になる。チームとしても自分個人としてもしっかりとできるように残り1カ月しっかり頑張っていきます」

▼奥野
「(1試合目)監督が言っていたように、チーム一丸となって戦えていたので良かったと思う。自分も体はあんまり動かなかったけど、練習の成果を出せたので良かった。天理との試合では、全体としては気が抜けてたところもあったと思うんですけど、まだ天理には程遠いと感じました。自分はもっと研究して臨めたら良かったかなと思います。(引き分けでしたが)勝ちに行ったけど相手も強かった。引き分けるのに精一杯だった。でも勝ちたかった。ちょっと悔しい。(見つかった課題は?)組み手なんですけど、右の相手はこうした方がいい、左の相手はこうした方がいいっていうのを大雑把にじゃなくて、細かく研究していかないと強い相手には勝てないと感じました」