【バレーボール】2位京都橘倒し、笑顔で春リーグ終える!原、升谷個人賞!!

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◇2019年度関西大学バレーボール連盟春季リーグ最終日◇対京橘大◇5月19日◇近畿大学記念会館◇

[第1セット]関大 14-25 京橘大
[第2セット]関大 25-19 京橘大
[第3セット]関大 25-22 京橘大
[第4セット]関大 25-22 京橘大
[セットカウント]関大 3-1 京橘大

[最終結果]3位 関大

[ベストスコアラー賞]原幸歩(文3)
[新人賞]升谷未来(人1)

前週、2連敗を喫し、低迷していた関大。優勝の目標を達成することはできないが、次の大会につなげるためにも、最後は「勝って終わりたい」と、山本愛梨沙(商4)。対する京橘大はリーグ2位と波に乗るチームだが、2セット目に関大がその勢いをかっさらう。3セットを連取した関大は最高の笑顔で春季リーグを締めくくった。

出だしからラリーが続いた。関大は苦手としていたミドルの攻撃に対して対応を見せ、隙をつくツーも川西花菜子(人4)が冷静に拾った。だが、相手も簡単に点を取らせてくれない。ファーストが少し大きくなると、ダイレクトで打ち込み、角度のあるスパイクや、速い攻撃で関大を苦しめた。ラリーが長くなるほど細かいミスが響く。気づけば6点のビハインド。タイムを使うも、流れは変えられず、大差でセットを落とした。


△川西

リズムを変えるため、第2セットはミドルを高山梨夏子(社3)から長畑蒼衣(人2)にメンバーチェンジ。立ち上がりにリードを許すが、原のサービスエースや、升谷の速攻で流れを渡さない。山下亜弓(人3)の高さを生かした強烈なアタックや石田成実(人3)のブロックを利用した技ありスパイクで食らいつき、攻撃に拍車をかけた。


△長畑


△山下

さらに原が前衛に加わり、関大のエンジンは全開に。14ー17から原が3連続ポイントを取り、次は升谷。相手がタイムを取るも、勢いは落ちず。原が大量得点を挙げた後、原と交代で入った小林瑞季(商2)のサーブがキャッチを崩す。チャンスボールをもらうと最後は升谷が決めきった。


△原


△小林瑞

「2セット目からサーブとかも良かったので、そこからつなぎとか自分たちの良さがでた」と、川西主将。ピンチサーバーで入った近藤初帆や小林瑞中心にナイスサーブを打ち続け、守護神・山本や川西主将の粘り強いレシーブに応えるようにスパイカーが躍動した。「2セット目の最後くらいから、もう今日いけると思って」と原。もう負ける気がしなかった。


△山本

第3セットは立ち上がりから好調。サーブで入った工藤実空(情3)も相手を崩す。山下の活躍で相手ブロック
が分散。原のスパイクが生きた。このセットを奪い、あと1セット。ここで気を抜いてはいけない。コート内で円陣を組み、集中し直す。「春リーグの集大成」(長畑)をいい形で終わらせる。思いの強さはプレーに表れた。

序盤に連続失点するも、升谷のスパイクから流れを作り、原、石田が続く。これまでなら、序盤の失点が大きな敗因となっていが、今節の関大は違った。1点を全力で喜び、いつも以上にボールが落ちない。強打を山本が驚異の反射神経であげると、川西がコート後方からトスに変える。関大のつなぎが、そこにあった。長畑が要所で決め、終盤はエースの打ち合いに。両者譲らない熱戦に、最後は石田が決着をつけた。

リーグを通しての活躍を讃える個人賞では、関大の攻撃の軸として、前衛ではもちろん、後衛に回ってもバックアタックで得点を挙げた原が、ベストスコアラー賞を受賞した。10日終了時点で203得点。唯一の200得点超えで、関大に多くの勝利をもたらした。新人賞はリーグ初日の大体大戦で、衝撃デビューを果たした升谷。1年生ながらに堂々とプレーし、全試合に出場。上級生の温かい声掛けに助けられたという升谷は「自分だけの賞じゃないです」と先輩たちへの感謝を口にした。

試合後、コートで抱き合う選手たち。「最後は笑顔で」前節の川西主将の言葉が現実となった。2連覇の夢は叶えられなかったが、春の悔しさは必ず秋に生きる。勝った喜びも、負けた悔しさも、ついた自信も反省もこれからの関大女バレに“Link”していく。【文/写真:勝部真穂・髙橋周】

▼川西主将
「負け癖がついていたので、そこをどうにかしたいなってなって、岡田監督がローテを考えてくださって、そのローテで1週間やっていたので、1セット目は初めてっていうことでうまくいかなかったが、2セット目からサーブとかも良かったので、そこからつなぎとか自分たちの良さがでた。(つなぎが良かった印象だが)つなぎの軸が私とリベロの子なので、そこがぶれなければ後輩たちも付いてくるので、私とそのリベロが頑張らないとと思った。まだまだ強いチームに対応できていないし。(攻撃は)ライトで出た山下が、自分が思った以上に頑張ってくれたと思っていて、ブロックもだし、レシーブも頑張ってくれて。そのおかげでレフトの原が生きて、原もすごいパンチをきかせてくれた。その対角の石田も頑張ってくれて。みんながすごく決めてくれたから良かった。(リーグを通して)自分たちは去年このリーグで優勝して、2連覇したいなって思っていても、1回負けてその不安から(崩れた部分もある)。でも、そのしんどさがあったから、こうしようっていう課題も見つかったし、自分たちの悪いところにも向き合って戦えたかなとも思う。西カレとかもっと強いチームに当たると思うので、まず、サーブカットから、ファーストからと、あとは、誰でも打てるように、人任せにせず、コンビを組んだりとか。負け癖が出る悪いところがあるので、それを意識しないと。そういう癖が出てこないように、また1からやっていきたいと思う」

▼山本
「(今日を振り返って)良かった。最後なので勝って終わりたいなっていうのが一番思ってて。スパイカー次第かなと思っていたが、みんな頑張ってくれて良かった。(チームの雰囲気は)もう(4年生は)一戦一戦できるのが最後になってくる。楽しんでゲームをしようというのをみんなで言ってて。今日はみんな楽しくできたので良かった。(レシーブは)やっぱりレシーブあげないとスパイクにいかない。拾い負けしていたら勝てるゲームも勝てないと思うから、私が拾って、あとセッターのゆず(=川西)も拾って。私らがあげるから、あとはみんなスパイクよろしくみたいな感じだった。(リーグを通して成長した部分は)いい意味で切り替えれるようになったかなと思う。(課題は)まだまだ自分たちのミスが多いこと。今日は相手が自分たちよりミスをしてくれたから勝った部分もある。あと、攻められたら守りに入りがちっていうところがあるから、直していきたい。(関関戦は)関学が2部のチームだが上がってきているので気が抜けない。みんなで一つになって頑張っていきたい。(西カレは)関西内だと当たったことあるんですけど、それ以外のチームとも当たると思うので、データがないチームに自分らがどれだけ対応してできるかっていうのが大事になってくると思うので、一戦一戦を大事にしてしっかり勝っていきたい」

▼原
「(最終節、勝って終わったが)もうやり切ったので何も悔いはないです。(試合前は)負けが続いてたから、絶対勝ちたくて。2セット目の最後くらいから、もう今日いけると思ってやり切った。(リーグ通して)自分たちがミスしちゃうっていうのが多くて、スパイクミスしたら、また誰かがスパイクミスするみたいな。自分たちのミスをできるだけ少なくしていければいいなと思う。あと、キャッチは課題。(成長した部分は)1セット目取られても取り返せるっていうところは、結構自信になった。(4年生中心に関大のつなぎが印象的だったが)もう、(4年生)ありがとうございます。(原さんもキャッチなどが安定していたように思いましたが)キャッチとか結構ねらわれていたんですけど、まずキャッチからと思って頑張った。(これからの大会に向けて)やることをしっかりやって、チームとしても個人としても成長できたらいいなと思う」

▼升谷
「1戦目の大体大戦で自分は結構調子が良くて、緊張しなくていい感じやったんですけど、そのあとの帝塚山大や、大院大とか中盤の試合で調子が悪くて、どうしようか悩んでいた。でも、川西花菜子さんに『1年生らしく頑張って』って言われて、『全然気にしなくていいから、自分らしくやって』って言ってくれて、そこから調子が上がりだした。4年生の愛梨沙さん(山本)とか花菜子さんが軸になってレシーブあげてくれたりとか、チームの中心になって頑張っている姿を見て自分も頑張らなと思った。(ブロックは)ずっと全然だめだったから、練習でブロック強化するために練習した。(リーグ通して成長した部分は)点差があいてる時に、1点決めたいときに決めれるようになったかなと。春リーグが大学で初めての試合だったので、それを通して、大学ってこんなかんじやなって分かったので、秋でもっと頑張りたい。(新人賞については)4回生が絶対新人賞取らしてあげようって、花菜子さんとかが言ってくれていたので、その期待に応えようと思って頑張った。花菜子さんがいいとこでトスあげてくれたりしたので、決めれて良かった。自分だけの賞じゃないです。(これからの大会に向けて)大学生の試合にもこのリーグでだいぶ慣れた。4年生とできる試合も少しになってくるし、一つ一つが最後になってくるので、1試合を大切にして、もっと集中できるように頑張ります」

▼近藤
「(今日は勝って終わりましたが)めっちゃうれしい。順位は優勝っていう目標は達成できなかったけど、最後、春休みとかもずっとやってきたことを全部出し切ろうってみんなで言っていて、楽しくゲームできたらいいなって思っていたから、みんな結構勝つっていうよりも、楽しんでやろうって感じで、みんなが楽しんでプレーできたからすごい良かった。(ピンチサーバーのプレッシャーは)やっぱり毎試合緊張はする。でも、1年生の時からこのポジションをやらせてもらっていて、最初らへんは全然ミスばっかりで。プレッシャーがかかるポジションではあるので、1・2年生の時はミスが多かったり、足を引っ張ることが多かった。でも、今はいっぱい練習もしてきたし、積み重ねがある。だから今は緊張というよりも、自分が入って流れを変えたいとか、チームを勝たせたいっていう気持ちの方が強い。緊張よりも思いが強くなって、うまくいくようにもなった。(サーブを打った後のレシーブは)個人的にはレシーブはちょっと良くなくて、練習の時はめっちゃ調子良くて、今日はいけると思っていたんですけど、あんまりうまくいかなかった。サーブだけでも頑張ろうと思ったので、サーブは攻めた。(今後の目標は)関関戦は絶対勝って、西カレもベスト4以上っていう目標がある。去年はその手前で負けてしまったから、今年は去年を越えられるように。春リーグの悔しさもあるので、絶対目標を越えられるように全員で頑張りたい」

▼石田
「1セット目の立ち上がりが悪くて、みんなの中にやばい!みたいなのがあったんですけど、2セット目からセンターの葵衣が入って、関大のリズムにもっていけた。そこから自分たちのリズムをつくって自分たちのバレーができた。最後勝てて本当に良かった。今まで先週とか先々週があんまり良くなくて、最後はどうしても勝って終わりたいっていう、4年生の思いとかもあって、それに自分たちは応えたいって思った。4年生は、コートに入っている花菜子さん(川西)とか愛梨沙さん(山本)とかがプレーで引っ張てくれたりとか、応援に回ってくださっている先輩方も多いんですけど、すごい一生懸命応援してくださって、自分たちはプレーで恩返しをしたいなと思った。勝てて良かった。応援はすごく力になる。(つなぎは)花菜子さん、愛梨沙さん中心に軸ができていて、すごいレシーブもあがっていた。スパイカーは1、2、3年生が多いんですけど、あげてくださった分決めれていたかなと思う。(リーグを通して)最初に比べたら、レシーブとブロックの関係性がすごく良くなったかなと思う。サーブで攻めて相手を崩すとかが、できたら自分たちのやりたいことができてきて、最後の方、とくに今日はそれができていたから良かったと思う。(関関戦は)関学は最近強くて、スパイカーも結構打ち込んでくるし、レシーバーやつなぎもいいのでそれに負けないように自分たちもスパイクとかつなぎとかで勝てるようにしたい。勝ちにいきます。(西カレに向けての課題は)途中で集中力がきれるところとか。サーブキャッチってすごく大事だなって今日思って、サーブキャッチが乱れちゃったら、2段も高く上がらなくて攻撃できないとかがあった。そこで崩れたりした。それを、1本目が乱れても2段でいいトスあげて、決めきれるようなバレーをしたい」

▼山下
「(今日は)格上の京橘大に勝てて良かった。(リーグ通して成長したところは)一人一人が役割をしっかりと持って、一戦一戦、戦ったところ。原と石田が去年よりチームを引っ張る軸になってくれた。(川西主将が山下さんが調子が良かったとおっしゃっていましたが)最終節ということもあったし、格上の京橘第ということもあって、弱気で挑んだらいけないという思いが強かった。(西日本インカレへの意気込みは)西日本インカレは春季リーグよりもレベルの高いチームが集まってくるが、このリーグを通して見つけた改善点を修正して最高な形で臨みたい」

▼工藤
「自分はサーブが得意なので途中から入って勢いをつけたり、サーブがいいからチャンスもらったり、ラッキーな感じで出たりしているんですけど、前出た時に、守りに入ってしまってサーブ、チャンス打っちゃってそっこうで決められたので、今日は攻めた。守ったら公開が残ると思った。攻めていったらちょっと崩れたので、自分的にはいい終わり方ができた。(リーグ通して)最初は下位のチームとあたっていたので勝てていたんですけど、中盤から上位のチームに当たって、負けが続いてしまって、チーム的にもテンションが下がってしまうときがあった。でも、もう優勝はできないと分かりながらも、この1戦のために1週間をみんな全力で取り組んだ。その結果が今日出てくれたので良かった。(関関戦は)関学はすごく力をつけてきているチームなので自分らも負けないように頑張りたいと思う」

▼高山
「(今日を振り返って)1セット目出たけど、全然速攻が決まらなかった。2セット目からは蒼衣(長畑)が出てくれて、自分とは違う特徴を生かして頑張ってくれた。升谷もなかなか決まらない中で頑張ってくれた。1セット目はみんななかなか思うようにスパイクが決まらなくて嫌な空気が流れていた。けど、2セット目からはみんな切り替えてそれぞれ頑張ってくれた。(この春リーグでチームとして成長したことは)平日の練習でいつも18-21から始める終盤からの追い上げの練習をしていた。その練習の成果を試合で発揮することができた。(これから始まる関関戦や西日本インカレへの意気込みは)関学大は2部リーグだけど、今とても勢いづいているチームなので気を引き締めて戦いたい。西日本インカレは、春リーグと違って対戦相手がその日にならないとわからないし、データとかの情報が少ないと思うので関大らしさを忘れずに頑張りたいと思います」

▼長畑
「先週2戦苦しんだ分、みんな勝ちたいって思いが強くて、今日は春リーグの集大成という気持ちでプレーできたかなと思う。(リーグ通して)リーグは初めてだったので、最初は緊張していた。でも、意外と自分のプレーができるというか、チームの勝ちに貢献できたと思うこともあったので、うれしい。もうちょっと試合に出て、勝ちたいなっていうのはある。(チームを引っ張る先輩方については)偉大すぎる。一緒にプレーできて光栄。(関関戦は昨年出てないから)初めてなので、いっぱい応援も来ると思うし、楽しめたらいいなと思う。(今後の目標は)自分の出て勝てるセットとか試合を増やしていきたい」

▼小林瑞
「サーブはめっちゃ緊張した。でも、勝てて本当に良かった。楽しかった。(リーグ通して)リーグは初めてだったので、開幕とかめっちゃ緊張してガチガチやったけど、だんだん慣れてきて、リーグプレーするのにも慣れてきたのは良かったけど、課題もいろいろ見つかったかなと思う。(課題とは)スパイクで焦ってミスっちゃうとか、レシーブ面も。キャッチも乱れやすいから、もっと安定したプレーをできるように頑張ります。(先輩の存在は)偉大。一緒にできているうちにいろいろ、盗めるものは盗むというか、勉強していきたい。(関関戦は)楽しみたい。去年初めて出た。(目標は)攻撃の幅を広げて、もっとできることを増やしていきたい。チームの中で貢献できるようにしたい」