【野球】高野の好投!立命大に1戦目勝利

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇2019年度関西学生春季リーグ戦第7節◇対立命大1回戦◇5月18日◇南港中央野球場◇

立命000 000 000=0
関大010 000 00X=1

(立命)坂本―大本
(関大)高野―久保田拓

1(左)濵田大
2(二)坂之下
3(中)安藤大
4(遊)野口
5(右)倉川
6(一)上神
7(三)松島恒
8(捕)久保田拓
9(投)高野

相手打者を斬って斬って斬りまくった!春季リーグ戦制覇の明暗を分ける重要な一戦となる立命大戦。強打者揃いの相手打線に対し、先発の高野修汰(商3)が11奪三振の圧巻のピッチングで3安打無失点に抑えた。2回に久保田拓真(社2)のスクイズから獲得した虎の子の一点を守り切り、優勝へのチャンスをつなぎ止めた。

あの立命打線を沈黙させた。前節に引き続き1戦目のマウンドを任されたのは、3年生左腕の高野。1回の先頭打者を見逃し三振で斬ると、続く打者は空振り三振、そして2回、3回は打者2人ずつ三振で斬り、豪快に三振を量産する。「相手がスライダーを待っていたので、僕のスライダーの調子が悪いというのを今までの試合で対策練ってきたんだなと序盤で気付けて。真っ直ぐを押した」と、ストレートを主体に、現在リーグ打撃成績首位の池上をも三振に仕留める。

頭に高野のノーヒットノーランがちらつき始めた7回。だが、代打出場の山口に5球目のストレートを中前に運ばれ、その期待は打ち砕かれてしまう。高野も、「ノーヒットノーランを狙っていたが…。無理だったので諦めた」と、苦笑い。しかし、その後も三振を奪い続け、トータルで許した安打は3本と、偉業にあと一歩迫る勢いで相手打撃陣を0に抑えつけた。この結果には、指揮を執る早瀬万豊監督も「期待以上」とうなずいたが、高野自身は満足しない。「11奪三振、少ない」と、見つめる先はまだまだ上のようだ。

決勝点となった1点は泥臭く取った。2回に先頭の倉川竜之介(文4)が相手二塁手の失策で出塁すると、7番松島恒陽(人4)がボールを見過ごす間に倉川が盗塁を決める。投手の暴投も絡んで1死一、三塁の好機を迎え、打席には久保田拓。指揮官のサイン通り、スクイズを決め、倉川がホームへ滑り込んで先制点を奪取した。


△倉川


△久保田拓

高野の完封勝利で、今季初めて1回戦を勝利で飾ることとなった関大。しかし、戦いはまだ終わってはいない。続く2回戦では、投手のみならず野手の奮起が運命を左右することは間違いないだろう。「まだまだこれからが本番なので、気を引き締めて、明日も一戦一戦全力で勝ちます!」と松島恒主将。明日も彼らの笑顔が球場で輝く。【文/写真:中西愛】


△リーグ戦初安打を放った上神雄三(法1)


△高野はこの日2安打と、打撃でも活躍した

▼早瀬万豊監督
「高野が成長した姿を見せてくれたので。総合力はついてきたかなと。向こうがストレートにしても変化球にしても、タイミングが合ってなかったのでいけるところまで。もちろん完投してくれたら1番よくて、そう甘くないとは思っていたが。若いチームなので、一歩ずつ成長してくれたら…というのもあったんですけど、昨日まで10試合をこなしてきた中で、ミスがでてたり、いい面がでたり。今日は10試合の中でもいいイメージを持って最後まで全力でいけた。ばらつきが少なくなって、がむしゃらに投げてただけの状態から、バッターを見てかけてきたかなという感じ。完封能力もあるし、相手が左バッターが多かったし。期待以上だった」

▼松島主将
「とにかくなんでもいいから塁に出て、それを帰すっていうのを必死に言い続けて。いつもピッチャーに助けてもらってるので、野手が頑張って。でも、今日もピッチャーに助けてもらった。今度は、野手が頑張れるように、ピッチャー楽にさせてあげることが大事かなと。(決勝点について)あれは、スクイズだったんですけど、なんでもいいからランナーを帰すことが大事だと思うので。それが決勝点になった。今日はなんでもいいので塁でようと思っていたので、出れたので良かった。まだまだこれからが本番なので、気を引き締めて、明日も一戦一戦全力で勝ちます!」

▼倉川
「(サインは?)スクイズ。久保田拓が構えるのが遅かったので、スタートが遅れたが、決まってよかった。ピッチャーが良かったので。盗塁とかバントとかで塁を進めないと、連打は打てないピッチャーだったので。そういう意味でチャンスを広げられて良かった。いいピッチャーが投げてたので、なんとか先制点を取れてよかった」

▼高野
「今日は完投するつもりで。先発=完投。(結果は?)11奪三振、少ない。真っ直ぐは走っていた。相手がスライダーを待っていたので、僕のスライダーの調子が悪いというのを今までの試合で対策練ってきたんだなと序盤で気付けて。真っ直ぐを押した。ボールでちょっと遊ぶみたいなのは無理だったので、早い段階でアウトにするのを心がけた。ちょっとノーヒットノーラン狙っていたが…。無理だったので諦めた。(次戦に向けて)近大は立命ぐらい強いので、今日みたいにはいかないと思う。0点が1番ですけど、とりあえず先制点を取られないようにするのと、失点しても1点で抑えられるピッチャーになる」

▼久保田拓
「(投手の高野について)今日はストレートが良かったので、押していこうというのがテーマで。それが当たった。打たせて取ろうと思ったけど、それがうまくいった。7、8回ぐらいにピンチが多かった。でも、うまくいったのが全てのような気がする。結果論。(2回の得点に関して)三塁ランナーが倉川さんで、走ってくるかなと思ってて、全然走ってこなかったから迷いながら(スクイズを)やった。それも、うまいこといって良かった」