【バレーボール】親和女大に力負け。秋でリベンジ誓う。

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◇2019年度関西バレーボール連盟春季リーグ第10日◇対親和女大◇5月12日◇龍谷大学

[第1セット]関大 20-25 親和女大
[第2セット]関大 25-17 親和女大
[第3セット]関大 22-25 親和女大
[第4セット]関大 20-25 親和女大
[セットカウント]関大 1ー3 親和女大

前日の龍大に痛い黒星をつけられた関大。切り替えて挑んだのは以前、川西花菜子主将(人4)が1部リーグで今最も完成度の高いチームとして挙げた親和女大だ。関大は前節よりも集中した、粘り強いバレーをするが、相手も譲らない。決して悪い流れではなかったが、現在リーグ1位の親和女大にはかなわなかった。リーグ戦初の連敗だが、来週の最終節に向け、さらに強さを探求していく。

立ち上がりにいきなり3ポイントを決められ、リズムをつかみ損ねた関大。しかし、原幸歩(文3)が強くトスを要求し、強烈なスパイクを決める。高山梨夏子(社3)も続き、これ以上点差が開かないようにくらいつく。原は後衛にまわってもバックアタックを要求。積極的なプレーは親和女大にも引けを取らない。石田成実(人3)がサイドからパワーのあるスパイクで1点取ると、小林瑞季(商2)は器用に相手のブロックに当て、得点。随所で高山のクイックも光った。10点目は升谷が得意のブロックで決める。早くもスタメンのスパイカー全員が得点を挙げ、一旦給水タイムへ。今節から体育館の気温が高いため、セットの中間でもうけられた給水時間。体力が消耗されやすくなる中、熱戦は続く。


△原


△小林瑞


△升谷

多彩な速攻に惑わされ、強打や速いプッシュを決められる。必死に対応を見せるも、時間差攻撃でブロックのタイミングをずらされたり、フェイントでブロックの後ろに落とされたり。点差は縮まらず、セットを落とした。

「立ち上がり悪いわけではなかった」と岡田哲也監督は第1セットを振り返った。メンバーはそのまま。次のセットこそ取りに行く。その強い気持ちはプレーに表れた。石田と原にサービスエースが生まれ、逆に相手はサーブミス。序盤で流れをつかむ。挽回を図る親和女大の攻撃に対し、リベロ・山本愛梨沙(商4)を中心に関大のつなぎが魅せる。山本がワンハンドで強打レシーブ。ネット際では川西がふんばった。升谷がセンターから両方向に打ち分け点を取ると、相手は早くも2回目のタイムアウト。1度、間をとった。関大はその後も勢いを弱めたくはなかったが、ここで親和女大の粘りに苦しむ。今日1番の長いラリー、制したのは相手の方だった。すかさずタイムを取る関大。つなぎ負けは悔しかった。それでも、小林瑞のスパイク、原のバックアタックで再びリズムを作ると最後は高山が速攻で押し込んだ。


△石田


△高山

第3セットは相手のフェイントにやられる。痛烈な強打があるがために、前のボールに反応が遅れた。しかし、山本、川西、そしてピンチサーバーで毎セット登場する近藤初帆(文4)、最上級生たちのかたい守備でなんとか粘る。それに応えるようにスパイカー陣も力を見せたが、あと少し、及ばなかった。


△川西


△山本


△近藤

「4セット目の出だしとかも全部自分たちのスパイクミス」と山本が振り返るように、石田、高山、小林が立て続けにミスを重ねた。「ミスを少なくする」ことを川西主将が反省点に指摘したように、ミスから流れを手放す場面が多かった。出だしでつまずき生まれた点差は、強いチーム相手には大きな壁となってしまった。相手のマッチポイント。「まだいける!」とコートに声が飛び交い、原が気持ちの強さで2点奪うも、届かず。前日の龍大戦に続き、連敗を喫した。

次週はいよいよ最終節。長い戦いに幕が降りる。リーグが始まる頃には新チームだったこのチームも、新の文字はもうつかない。今年のスローガンは"Link"。それを関大のつなぎで体現する。今の最高を発揮して、笑顔で締めくくる。【文:勝部真穂/写真:髙橋周・勝部真穂】

▼岡田監督
「昨日負けて、今日は気持ちを切り替えて自分たちの空気を作っていこうと。その中で自分たちのバレーはしっかりやってたなと思う。向こうにも対応はできてたけど、ミスの差で。やっぱり(親和女大は)ミスの少ないチームだなと思った。ミスで点差がついてしまったかなと。(昨日も今日も第1セットを落としたが、立ち上がりはどうだったか)第1セットを取るというのはやっぱり大事。立ち上がり悪いわけではなかったが、向こうがそこに対してよくできていたかなと思う。いいバレーをしていたなと。(第2セットは)1セット目から向こうのサーブミスは多くて、2セット目も相手のサーブミスで切れて、うちの流れがにもっていけたとかがあった。(1セット目から)切り替えたっていうよりかは、ブロックとかが一つ一つうまく回って、向こうが逆に焦ったのかな。(メンバー交代がいつもより少なかったが)今日のメンバーはみんなすごく良かった。集中してできていたし、プレーも悪くなくて。苦手なところはあるけど、頑張っていたかなと。そういう意味でそのメンバーで。その中でピンサとかは入れつつ、みんなで頑張れたかなと思う。(いよいよ来週は最終節となりますが)京都橘はすごくブロックもいいし、攻撃力もあるし、いいチームなので、今日と同じように相手は強いですけど、自分たちは、優勝というところを目標にしていたし、できる力はあると思うので、自分たちのバレーをしっかりやったりだとか、ブロックされてもフォローしてつないだり、みんなでやる。全員で助け合いながら、チーム力で勝つというプレーをもう一度やって、最後に勝って、笑って終わりたいなと思う」

▼川西主将
「(前日に負けて今日を迎えたが)昨日負けたのは自分たちの内容が悪かったりしたんですけど、今日は気持ち一つになってやってるなっていうのも分かったし、良かったんですけど、ほんまに力量の差を感じた。あっちはミス少ないし、自分たちのプレーをやるんですけど、それがこっちはできてないわけじゃないけど、焦ったりしたら相手にチャンスを与えたり、相手にラッキーなポイントが多かったかなと思う。そこはまだ、来週でリーグは終わってしまうが、これから秋もあるので。課題はミスを少なくするのと、あとは攻め続けること。(良かったところは)レシーブが今日はすごいあがっていたと思うので。速攻に関してはがあまりあがってなかったかなとも思うけど。でも、つなぎとかでみんなあがっていありしたので、良かった。(最終節までの1週間は)相手の対策もするが、自分たちに向き合わないと。何が悪いとか細かいことを話した方がいいと思うので。これから西日本インカレもあるのでそれに向けての、どうやってやっていったらいいかっていうのも考えた方がいいかなって。(最終節に向けて)相手も本当に強いので。それも、調子いい子たちが多くて、勢いもある。勝ち方も分かっているチーム。自分らは強いチームになったらまだ勝ててない状態なので、そこはやっぱり、気持ちプラス一人一人じゃ通用できない分、みんなでつないでいくしかないかなと思う」

▼山本
「昨日負けてしまって、でもその反省とかを長くしてしまうと気持ちも沈んでいくので、切り替えて次の日頑張ろうとみんなには言ってて。自分自身も今日は切り替えて頑張るっていう風にした。(試合を振り返って)相手より自分たちの方がミスが多いのが目立ってて、2セット目とかは相手のミスが多かったから助けられていた部分はあったんですけど、4セット目の出だしとかも全部自分たちのスパイクミスで、ミスが多かったのが一番の敗因かなと思う。いつも決まっていたことが決まらなくなった時に焦ってどうしようってなってしまうのはあって。そういう時にもっと他に改善できることがあったんじゃないかと思う。(つなぎは)自分たちもつなぎを重視してやっているけど、今日の親和もつなぎを大事にしてやっている。どっちが拾い負けをするかっていう勝負だったと思う。ラリーが続く時とかどれだけあげるかって時に、向こうに決められることが多くて。つないでても最後決めきる力がまだまだ足りないなって実感した。(京橘大は)すごい乗ってきているチームで、(リーグ戦)最後っていうのもあってこの平日の練習でちゃんと、自分たちができなかったところ、この土日をしっかり振り返って、しっかり次の日曜日につなげていきたい」