【バレーボール】ホームの龍大に敗北。「もやもや残る」試合に。

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◇2019年度関西バレーボール連盟春季リーグ第9日◇対龍大◇5月11日◇龍谷大学

[第1セット]関大 19-25 龍大
[第2セット]関大 26-24 龍大
[第3セット]関大 23-25 龍大
[第4セット]関大 19-25 龍大
[セットカウント]関大 1ー3 龍大

第1セットからミスを連発し、セットを落とす関大。メンバー交代で流れを変えるも、第3・4セットを取りきれず、黒星を喫した。

リーグも残すところあと3戦となり、上位チームの優勝争いはますます熾烈を極めた。今節の相手は昨秋リーグ王者の龍大。同校は今リーグ調子がいいとは言えないが、その分リーグ後半戦で巻き返しに燃えていた。しかも今回の会場は龍谷大学。今まで順調に勝ち進んできた関大に暗雲が立ち込めた。

第1セットの立ち上がり、江口夏鈴(人3)のライトからの強打や、小林瑞季(商2)のインナーを攻めるスパイクで4連続得点。このままリズムをつかみたかったが、相手の良サーブにキャッチが乱れる。10-9と追い上げられた大事な局面で、2本目がカバーされずにそのまま落ちたり、キャッチをノータッチで落としたり、上がったトスをお見合いして落としたり、関大らしくないミスが続いた。4連続失点で逆転を許し、完全に相手ペース。2回のタイムも効果はなく、6点差でセットを落とした。


△小林瑞

今までの8試合で第1セットを落としたのは、わずか2戦。唯一の黒星、帝塚山大戦はそのうちの1つだ。1セット目の内容が良くなかっただけに、不安の色を隠せなかった。ポジションとメンバーを変え臨んだ2セット目。高山梨夏子(社3)の得点を皮切りに、関大に勢いが戻る。ミドルの升谷未来(人1)がライトから決めると、次は小林瑞がサービスエース。リベロ・山本愛梨沙(商4)が難しいコースのスパイクを拾い続け、的確なジャッジで連続得点を伸ばすと、さらに升谷が覚醒する。次々とスパイクを決め、気づけば10-4とリードを稼いだ。


△高山


△升谷


△山本

しかし、相手の強打にやられだすと、フェイントにも対応ができなくなる。ブロックの後ろや、コート中央にうまく落とされ、じりじりと迫られた。ついには17-18と逆転されるが、ここで粘ったのは3年生のスパイカー陣だった。石田成実(人3)がブロックを突き破るスパイクで同点に戻し、高山のクイックが続く。そして、原幸歩(文3)のブロックポイント、強烈なスパイクでマッチポイントに迫ると、相手はたまらずタイムアウト。その後デュースに持ち込まれたが、最後は升谷が速いスパイクで決めた。

振り出しに戻ったゲーム。第3セットはシーソーゲームの苦しい展開に。若干のリードを許した関大は流れを変えようと、メンバーチェンジ。入った高身長の山下亜弓(人3)がブロックをかためる。さらに、川西花菜子主将(人4)をベンチに下げ、セッター・清水睦香(人2)を投入。「新しい風というか、雰囲気が欲しかった」(川西)。清水はその起用に応え、次々とスパイカーに得点を決めさせた。確実に雰囲気が良くなった関大ではあったが、22-23と、あと1点に迫る場面で相手のタイム。落ち着きを戻した龍大のスパイカーが、デュースに入る前にけりをつけた。


△山下


△清水(左)

あとがなくなった関大だったが、第4セットの出だしに失点が続き、最後までその差を埋めることはできなかった。

「自分たちのやりたいことが、対策されてうまくできない状態」と川西主将。石田や原にはブロックがしっかりつき、守備の穴もつかれる。戦いにくくなっていることは間違いない。しかし、関大のつなぎがはまれば、フルセットに及ぶ接戦になろうと、負けることはない。残り2戦。相手は上位2校だ。今日の悔しさをエネルギーに変え、勝ちに行くのみ。【文/写真:勝部真穂】


△川西


△近藤初帆(文4)

▼川西主将
「(試合を振り返って)相手がどうこうよりかは、自分たちが自分たちで勝手に苦しんでるだけだったので、うまく切り替えたいけど、もやもや残る感じが強いかなって思う。(選手交代について)自分たちのやりたいことが、対策されてうまくできてないっていう状態だったので、その時に新しい風というか、雰囲気が欲しかったので。その中でもセッター(清水)が頑張ってくれた。(順位の争いが激しくなる中で、緊張があったか)意識をしていたんじゃないかなと思う。自分も伝え方をちょっと変えた方が良かったんじゃないかなと思った。(明日も試合が続くが)相手の雰囲気にのまれたらどうしたらいいかわからなくなってしまう状態なので、それをなくして、自分たちが一番やりやすい形、雰囲気をどんどん作っていくのが1番かなと思う」