【卓球】「厳しい」大経法大と激闘を繰り広げるも...1部残留に黄色信号

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◇2019年度関西学生リーグ戦第5日目◇対大経法大◇5月11日◇近大記念会館◇

関大3-4大経法大
[S1]坂根〇3-0
[S2]各務●1-3
[S3]高瀬●0-3
[D1]坂根・福本〇3-0
[S4]杉山●1-3
[S5]増田●2-3
[S6]福本〇3-0

「厳しいですね」試合を終えた後、増田隆介主将(社4)は険しい表情で語った。10日間、日程が空いて臨んだリーグ6戦目。1部残留のために勝利が求められた試合だったが、それは相手も同じ。最後までもつれにもつれた1戦は大経法大に軍配が上がった。

先陣を切ったのは坂根翔大(経4)。第1ゲームでは7連続ポイントを奪うなどその技量を存分に発揮する。第3ゲームこそ相手の粘りに合うも、最後はドライブで相手のレシーブミスを誘いストレート勝ち。チームに良い流れを呼び込んだ。

坂根に続いて登場したのは各務博志(人4)だ。相手エースに序盤から試合の主導権を握られ、リードを許す第1ゲーム。それでも、各務は怯むことは無く立ち向かい、1点を奪うたびに感情をあらわに。それが効いたのか、相手が崩れ始めたところを見逃さず、逆転勝ちでこのゲームを奪う。

しかし、第2ゲームも3-7の場面から追いつくも、相手に意地を見せられ落とす。続く第3・4ゲームも1点を争う接戦を展開するも、勝ち切れず。苦杯を飲む結果となった。

第3シングルスは高瀬悠生(人3)がコートに立つ。第2ゲームではリードする場面があったものの、連続ポイントを許し、逆転負け。なかなか自分の流れに持ち込むことができず、ストレート負けを喫した。

続くダブルスは坂根・福本卓朗(社2)ペアが登場。ここで勝って再び流れを呼び寄せたいところだが、見事期待に応えた。第1ゲーム序盤こそ相手の思うがままにプレーさせたが、高い修正力を見せたペアを止められるものはいなかった。終始試合の主導権を握り続け、相手を圧倒しストレート勝ち。ゲームカウントも2-2と振り出しに戻した。

同時におこなわれた第4・5シングルスには杉山孝知(社3)、増田がそれぞれ出場。杉山は第1ゲームからスマッシュが冴えわたり、相手の追随を許さない卓球を見せこのゲームを奪う。しかし第2ゲーム突如として崩れだす。今まで決まっていたレシーブが決まらないなどミスが目立つようになりこのゲームを落とすと完全に流れは相手に。第4ゲームも粘りを見せるも、勢いに乗った相手を止められず悔しい敗戦となった。

増田は第1ゲームを奪うも、続く第2・3ゲームを奪われもう後が無い状況で臨んだ第4ゲーム。6-10とあと1点取られれば負けが決まってしまう場面で驚異の粘りを見せた。増田は冷静に卓越したショットで4連続ポイントを奪いスコアを10-10に戻す。そんな増田を鼓舞するかのように関大の応援はますます大きくなっていった。もつれにもつれたこのゲームを制すると思わず雄たけびが上がった。

続く最終ゲーム、この勢いに乗りたいところだったが、最後はレシーブが外に外れてしまい相手にマッチポイントを奪われた。

この時点で関大の負けは決定したが、なんとか勝って明日の最終戦に良い流れで臨みたい第6シングルス。出場したのは福本だ。安定した技術を見せつけ、終始相手の良い部分を消すような卓球を見せストレート勝ちを果たした。

試合後の主将の表情は硬かった。この試合でリーグ5敗目となった関大は現時点で最下位。リーグ最終戦、7位の同志社大学に勝っても、スコア次第で自動降格となる厳しい状況だ。「泣いても笑っても明日で終わりなので自分たちのいいところを出してそれが結果につながったらいい」(増田)。このリーグ戦で1部上位校相手にも接戦を演じてきた関大の実力は確かだ。このリーグ戦で得た成果を最終戦ですべてぶつけ、何としてでも1部残留に望みを懸ける。【文/写真:北島大翔】

▼増田
「力的には正直どっこいどっこいというか、あまりわからない感じだったので試合も結構接戦が続いた。そういう状況でやっぱり勝負は5番と6番でした。そこを2本取れなかったのが敗因といったら敗因なんですけど、厳しいですね。でも悪いところばっかじゃないですし、各務も2番で相手エースに良い試合してましたし、そこは泣いても笑っても明日で終わりなので自分たちのいいところを出してそれが結果につながったらいいのかなと思います。(今日のオーダーについて)坂根を1番にもってきてそのまま、各務は負けましたけどいい感じに流れに乗ってくれましたし、坂根が1番と4番でいい流れを作ってくれているのはチームとしても大きいなと思っています。明日はどういうオーダーになるかは未定ですが、流れというのを大事にしたいと思います」