【アイススケート】7年ぶりの白星を挙げた!

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◇第42回総合関関戦前哨戦◇対関学大◇尼崎スポーツの森◇

【スピード部門】
[女子1500㍍]
3位 木野ななえ(情2) 3.26.12
4位 奥野絢音(社4) 3.38.63

[男子1500㍍]
2位 平田和輝(情4) 2.41.59
3位 川北剛士(情4) 2.43.33

[女子500㍍]
3位 奥野絢音 1.11.401
4位 合川舞(情2) 1.13.87

[男子500㍍]
1位 目片友一(情3) 46.33
3位 川北剛士 50.66

[女子1000㍍]
3位 木野ななえ 2.11.49
4位 合川舞 2.30.16

[男子1000㍍]
1位 目片友一 1.38.82
2位 平田和輝 1.40.49

[女子2000㍍リレー]
2位 関大 4.32.15

[男子3000㍍リレー]
1位 関大 4.39.24

【フィギュア部門】
[オープン女子]
1位 畦地日菜子(情3)
4位 安田真子(商4)
5位 安田朋(情4)

[オープン男子]
3位 澤田涼(情4)

[選手権女子]
2位 森下実咲(人2)
4位 十倉日和(人3)
6位 久保舞和(人1)

[選手権男子]
1位 須本光希(政策1)
2位 本田太一(経3)
4位 市橋翔哉(安全4)

【結果】
[スピード競技]
関大45-55関学

[フィギュア女子]
関大48-52関学

[フィギュア男子]
関大61-39関学

[総合得点]
関大54-46関学

関関戦では年々関学大との差が縮まってきているアイススケート。数年間遠ざかっている白星をつかみとるため、チーム一丸となって伝統の一戦に臨んだ。

始めに行われたのはスピード競技の4レース。女子1500㍍には奥野、木野が出場し、それぞれ3位、4位に入る。男子1500㍍では平田が首位に立つも、終盤に抜かれてしまい惜しくも2位、川北は3位となった。女子500㍍には合川と1500㍍に続き奥野が出場し健闘した。男子500㍍には目片、川北が出場した。目片は序盤でトップに立つとそのままリードを保ちゴール。川北も3位に入った。

次にフィギュア競技のオープン女子、男子が行われた。関大からは安田朋、安田真、畦地、澤田が登場。安田朋は優雅な音楽に乗せ、繊細なスケートを披露。曲の終盤に組み込んだ美しいスパイラルで魅了。連続ジャンプもしっかりと決め、ミスなく滑り終えた。


△安田朋

安田真は「オペラ座の怪人」の曲に合わせて華麗な演技を見せた。スピンでぐらついてしまうミスは見られたが、それをも忘れさせるような美しい滑りで氷上を舞い、しっかりとクリスティーヌを演じきった。


△安田真

畦地は得意の表現力で、観客を引き込んでいく。冒頭の2回転フリップ+2回転トーループを決めると流れに乗る。曲をしっかりと捉えたステップシークエンスでは手拍子が沸き起こる。ダブルアクセルの回転が抜けてしまったものの、転倒などの大きなミスなく笑顔で滑り切った。


△畦地

澤田はスピード部員でありながらも、滑らかなスケーティングを見せ、堂々とした演技を披露。部員たちの声援に応えるように次々に技を決めていく。終盤、思わぬところで転倒はしてしまったものの、最後まで滑り切り、会場からは大歓声が上がった。


△澤田

続いて、スピード競技の4レースが行われた。女子1000㍍では木野が序盤に2位で滑るも、踏ん張りきれず3位、合川は4位となった。男子1000㍍では序盤に目片が首位に立つと平田もそこに追走。終始1位、2位を関大勢が守り、ワンツーフィニッシュでレースを終えた。

スピード競技の締めくくりはリレー。女子2000㍍リレーには木野、奥野、合川が出場。序盤から関学大に差をつけられたものの最後まで3人で滑り切った。男子3000㍍リレーには新主将の芥川栞太(経2)、川北、目片、平田の4人で臨んだ。序盤で先頭に立つと、途中でタッチのミスはあったものの順位はキープ。中盤で引き離し勝利した。

最後はフィギュア競技の選手権女子、男子。十倉、久保、森下、本田、須本、市橋が出場した。十倉はタンゴ調の曲に合わせた力強い演技を見せた。ジャンプにミスは出てしまったものの、体全体を使ったステップシークエンスで魅了。大人の女性を思わせる滑りで会場を虜(とりこ)にした。


△十倉

初の学生大会となった久保。冒頭の3回転トーループで転倒してしまい、リズムをつかめない。その後もミスが続いてしまう。しかし、持ち味である美しいスケーティングで氷上を舞う。学生大会ならではの雰囲気に負けることなく、最後までしっかりと滑り切った。


△久保

森下は笑顔で演技をスタート。スピード感のあるダイナミックな滑りで会場の空気を自分のものに。転倒してしまったものの、曲調をしっかりと捉えたステップシークエンスや質の高いスピンでカバー。「バーレスク」の曲に合わせて、リズミカルな演技を見せた。


△森下

本田は昨シーズンのプログラムで挑んだ。冒頭のトリプルアクセルを何とか着氷。続く3回転トーループ+3回転トーループのコンビネーションジャンプも決め、流れに乗る。けがのことなど感じさせないような男らしく力強い滑りで魅了した。


△本田

期待のルーキー須本は圧巻の演技を見せた。冒頭に組み込んだ4回転トーループの着氷に成功。会場からは歓声が上がる。次々に要素を決め、滑らかで美しいスケーティングで見せる。ほぼパーフェクトな演技に、観客は盛大な拍手を送った。


△須本

ペアの選手として活躍する市橋も関大の勝利に貢献。冒頭に組み込んだ2つの3回転ジャンプを成功させる。美しいスケーティング、そして壮大な曲に合わせた美しいイーグルとイナバウアーで観客を引き込む。「君の名は。」の世界観をしっかりと表現した。


△市橋

総合結果は54-46となり、見事関大は7年ぶりに白星を挙げた。「全員が一体となって戦えた」(本田)。スピード部門とフィギュア部門、それぞれが協力しあってこそつかんだ勝利だ。新たな戦力も加わり、より強くなった関大。この勢いを崩さず、来年の関関戦では連覇を成し遂げてくれるはずだ。【文:金田侑香璃、竹中杏有果/写真:遠藤菜美香】

▼芥川主将
「なかなか勝てていなかった関関戦で、4回生2人の最後の関関戦で勝てたのは良かったと思います。僕はリレーだけでしかもチームの中では周回数は少なかったんですけど、自分の役目は果たせたかなとは思っています。ちょっと1個だけミスがあってそれは今後の課題かなと。僕がこうやって学校を背負ってっていうレースが初めてだったっていうこともあってそこで緊張していつも通りのことができなかったっていうのが1個の大きな要因。(主将として臨む)初めての試合だったので絶対に勝ちたいと思っていて、勝てたのはすごい良かった。チーム的にもレース内容は良かったので最初にしてはすごくいい試合だった。来シーズンにつながる試合になったと思います。女子選手で(フィギュアから)来てくれた人がいたんですけどその人たちもなかなか時間がない中でしっかり時間を作ってくださってやってくれた。それこそ順位は伴わなかったんですけど最後まで完走してくださったのはすごい感謝しています。(リレーの勝利について)それが今日一番嬉しいです。確かに勝てるって前評判的にはなってたなかで、レースしてみないとわからないので、そのなかでもしっかりと差をつけながら勝てたのは今後にもつながるいいレースだったんじゃないかなと思います。4回生が2人今日出てくださったんですけど、その2人が本当に支えてくださっていたのでその2人が抜けた時の後釜というか、次の代を見つけないと来年も勝つことはできないのかなと思います。1回生も今回選手は4名なんですけど、6名入ってくれたのでその人たちをしっかり、僕らはコーチとかがいないので選手の中で盛り上げながら1回生ないし2回生以上、上回生が頑張って、チームとしてもこの勝ちを弾みにやっていけたらいいなと思います」

▼平田
「それぞれ勝てるところにはしっかり勝つっていうのを目標にしていたのでそれは達成できて、今回の試合は全員やれることはやったのでいい試合だったと思います。僕自身もさっき言った勝てるところには勝つっていうのを目的にしていたので、他の大学始めはしっかり抑えて、選手権にはちょっと力及ばないところもあったんですけど自分の取れる順位、2位っていうのは取り切れてたので良かったかなと思います。リレーは練習をすごいしていたのでもうちょっと、特にタッチとかでミスがあった。練習ではうまくいっていたんですけど、試合になってうまくできないところがあったのでそこはこれからもっと詰めていかないといけないかなと思いました。あんまりこういう理由で勝ち負けっていうのは向こうがちょっと実力が落ちたっていうのが一番大きい要因なんですけど、向こうは結構SFとかで選手権の枠で入ってきた学生中心で今まで戦ってきていたんですけど関大は大学始めからの選手が学年の中で一番だったりとか大学始めをしっかり手厚く強化できていたのが今回相手が弱ったところにしっかりとチャンスをつかみ取れた、良かったところかなと。関関戦、ずっとスピード男子は負けていたので、今年勝てたっていうことで今後も関関戦ではしっかり勝ちは取れるようにしていきたい。選手権のところにもしっかり食らいついて行けるように大学始めでも、そこと競っていける実力を身につけていきたいなと思います」

▼本田
「女子に関してはあまりしっかりとは見れていないんですが、ミスが目立っていたという感じはあったかなと思います。なんとか男子で取り返そうと思って、市橋と須本と3人で挑んだんですけど、まあ3人ともいい演技で終えれたので。そこに関しては自分自身の演技も含めて満足している感じです。今まで中村選手とか安原選手が引っ張っていってくれていたんですけど、いなくなってしまって。少し寂しい気持ちはあります。市橋に関してはペアの選手なので、シングルっていえば僕が男子では最高学年なので、代替わりはすごく感じています。今年はこの6人と、女子は高木選手も含めてインカレに向けて頑張っていくことになると思うので、去年の成績を超えることを目指して頑張っていきたいなっていう感じです。(期待の若手については)須本と久保、二人ともにポテンシャルの高い選手ではあるので。特に須本に関しては全日本でもトップを狙える選手ではあるので。もちろん団体としてはインカレを目標としているんですけど、(須本とは)一緒に練習する機会も増えました。彼が今年ジュニアで出るかシニアで出るかはまだ分からないんですけど、西日本も全日本も(出場して)。最終的には大阪国体の代表としても(選ばれる)可能性はあると思うので。これから一緒にやっていきます。(自身の今日の演技に関しては?)プログラムを変えずに挑んだので慣れている部分はあったんですけど、3月に少しけががあったりして。まあ万全まではいかなかったんですけど、内容としてはすごく満足できるものだったと思いますし、アクセルも質が良かったかは分からないですけど降りることができたので。須本と市橋と3人ともがよく頑張ったという感じの話はしました。今までは大差で負けていることが多くて。でも今年は接戦になったと思います。特にスピード男子に関しては、大学始めの平田選手だったり、川北選手、SFの目片選手が本当にすごく頑張ってくれて。あとは澤田選手が逆にフィギュア(の選手)として出てくれたり。全員が一体となって戦えたかなとは思います。来年は男子のスピード選手が抜けてしまうのが結構大きいですけど、これからも引き続き頑張っていきたいなと思います」