【アーチェリー】同大に圧倒され、最終戦黒星に終わる

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◇第54回関西学生女子リーグ戦第4戦◇対同大◇5月5日◇近畿大学アーチェリー場◇
【50㍍競技】関大1328-1495同大
【30㍍競技】関大1615-1684同大
【G.T(グランドトータル)】関大2943-3179同大

笑ってリーグ戦を締めくくることはできなかった。王座へ向け、勝って弾みをつけたい最終戦。「勝てるチャンスもあるなと」(奥本碧主将=化生4)と格上の同大に挑んだが、強敵・同大に圧倒され、悔しい黒星となった。

50㍍から相手は容赦なく的の中央を射抜いた。弓を引いたのは久野和(人4)、中塚菜帆(シス理2)、青木愛実(法3)、上田沙紀(社3)、奥本。切り替えて臨みたい関大だったが、次々と高得点をたたき出す同大の選手、そして大きな応援の声に圧倒され、思うような記録が出ない。6エンドが終了し、気づけば50㍍競技で167点もの差が開いてしまう。

「別の種目として、切り替えて行きましょう」競技間のミーティングでそう声をかけて、今度は30㍍競技へ挑んだ。3立目からは中塚に代わって小川万諒(人2)が出場。なんとか食らいつこうと、青木を先頭に55点以上を獲得する。その青木は最後、「30金の59点!」と笑顔を見せながら高得点を叫んだ。しかし、相手はその上をいく120金という驚くような記録をたたき出し、それには関大の選手たちの苦笑い。差は縮まらなかった。

最終的に同大との差は236点と大きく開き、「全体はだいぶ悪かった」と奥村主将も肩を落とした。4回生は最後のリーグ戦となったが、苦い思い出なった。しかし、彼女たちには王座という夢の舞台が残されている。リベンジに燃える者、王座初出場の者、人それぞれ思いは違えど、「全員で勝ち取った」王座に違いはない。「あと1カ月気合を入れなおして」(奥村主将)。奥村主将率いる関大女子アーチェリーの物語は、最終章へと続いていく。【文/写真:中西愛】

▽奥本主将
「ここまでと違って格上の相手にはなったので、本当に勝てる試合ではなかったんですけど、練習点的にはいい勝負に、勝てるチャンスもあるなと思いながら臨みました。相手としては、自分たちのほうが絶対強いと思ってるはずなので、50㍍の1立目でしっかりと点数決めて勝っていかないと勢いつけれないなと。全体はだいぶ悪かったです。私も今日はすごく悪かったです。特に50㍍がだいぶ悪かったです。西日本大会は点数的にちょっと厳しいかなと。点数も打とうと思って今日来たんですけど、だいぶ50㍍で崩れてしまったところがありました。(王座に向けて)リーグ戦は、全体的に納得のいく結果だったわけではないので。ただその中で王座への切符を取れたっていうのは一つ自信にして、全員で勝ち取ったものなのでそれを無駄にしないように。去年、一昨年は長崎国際大学っていうところに負けてしまっているので、今年は倒したい。ただ、王座に出たこともある人間も少ないですし、70㍍の試合の経験も浅いので、挑戦っていう形にはなるんですけど、ここからあと1カ月、全員でしっかりもう1回気合いを入れなおして。やっぱりリーグ戦の最後のほうは、みんな調子が良かったわけではないので。強敵に勝てたことを自信にして、あと1カ月やり切りたいです」