【野球】安井の本塁打、高橋3点適時打で開幕4連勝!

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◇平成28年度関西学生春季リーグ第2節対同大2回戦◇4月10日◇ほっともっとフィールド神戸◇

同 大 010 000 000 =1

関 大 000 001 04x =5

(同)平尾奎、福島―山岸

(関)吉川、阪本大―高橋

前日の試合は延長戦を制した関大。このまま連勝して勝ち点を奪いたい。

関大の先発は吉川。監督やチームの期待に応えたいところだったが、二回、先頭打者に三塁打を許し、右犠飛で1点を先制される。

一方、関大は初回と二回にチャンスをつくるもあと一本が出ない。得点に苦しんだが、吉川も調子を上げ、投手戦が続いた。

吉川

得点に苦しんだ関大だったが、六回、安井の大学初本塁打が飛び出し、同点に追いつく。本塁打を放った相手投手・平尾奎はくしくも高校時代のチームメイトだった。ほしかった得点を、たった一振りで決めた安井の本塁打により、チームの士気は高まった。

安井1

安井2

八回、2死から途中から一塁に入った藤井勝が中前安打を放ち、5番・安井も中前安打で続く。2死一、二塁となり、同大は投手を平尾奎から福島にスイッチ。ここで登場するのは主将の松山。しかし、ツーボールから、福島の投げた3球目が松山のヘルメットを直撃する。松山はヘルメットを叩きつけうずくまり、球場がどよめく。このアクシデントによりチーム全体が奮起した。永岡が四球を選んで勝ち越し。続く8番・高橋が右中間を破る三塁打を放ち、この回一挙4点を追加する。

高橋1

高橋2

迎えた最終回、阪本大が走者1人を許したものの無失点に抑え、開幕4連勝を飾る。先発の吉川は七回3安打1失点の好投。安井が本塁打を含む3安打、永岡も猛打賞の活躍を見せた。しかし、ここまでの4試合中3試合が先制点を奪われるという課題も残る。「先制点を取って自分たちのペースで試合をしたい」(松山主将)。次は強敵・立命大との戦いだ。優勝に向かって、負けられない戦いはまだ続く。【文:新潟瑞葵/写真:吉見元太・林 亮佑】

永岡

▼早瀬監督
「吉川は期待していた投球をしてくれた。調子が良かった。前回の京大戦は今一つだったけど、足首は完全に治ったわけじゃない。でも今日はスピードもそこそこ出てたし良かった。高橋は久米と争う存在。バッティングもいい。2人ともいいものがあるから競争させている。決して相性とかで組ませてるわけではない。安井はキャンプから調子が良かったから使った。よく打ってくれた。4番の小池は結果残せてなくて良くない。長打が絡んできているが、逆転勝ちばかりだから、もっと打撃が良くなると。しかし、ビハインドになっても粘り強く点が取れているから、投手がしのいでいければ。石田(15年度卒)の代役として、阪本大は十分」

▼松山主将
「(頭部死球は)大丈夫です。今日も最初すぐに1点取られてしまったけど、ここまで4試合全部逆転勝ちできてる。いつでも点が取れることで、みんな自信がついている。勝ち点を取れたのは大きい。投手2人も頑張ってくれた。勝因はやっぱりなかなか点が取れそうで取れなかったところで、一発で決めてくれた安井の一打席だと思う。他にも古川だったり、みんな結果出してるからそれを続けて前よりももっと上にいけるように勝っていきたい。1番の多田がまだ本調子じゃないから、多田が良くなれば初回から3回くらいに点が入るようになると思う。主導権が8、9回とかにしか取れていないから、先制点を取って自分たちのペースに持ち込めるような試合展開をつくっていきたい。投手も野手も先制点を取れるだけで全然違う」

▼安井
「大学で初めての本塁打。二死だったので、正直狙ってた。打てて本当に良かった。高校の同級生で、プロや大学で活躍している選手がたくさんいる。とても刺激になるし、自分も負けたくないという気持ちを持ってやっている。今日もチャンスで打てなかったりというところがあったので、全員がしっかり打てるようにしていかないといけない」

▼吉川
「京大戦で不甲斐ないピッチングをしてしまったので取り返そうと思った。いつもは高橋のサインにあまり首を振らないが、今日は首を振って自分の投げたい球を投げた。(先制を許した場面は)自分が首を振って投げた直球だったので、踏ん切りがついた。同大は打線につながりのあるチーム。気持ちで負けないように、チャレンジャー精神を持って挑んだ。昨年は石田さんがいたことで安心感があった。抜けた分、今年は自分がしっかりしないと」

▼高橋
「吉川さんとは前回の反省から『立ち上がりを良くしよう』と話していた。(吉川の)球は良かったし、サインに首を振られたけど問題なくリードできた。今日は盗塁を刺せたが、まだまだ精度を上げないといけない。(適時三塁打について)打ったのは真ん中よりやや外の直球。小田コーチに『あと1点欲しい。外の真っすぐに張っておけ』と言われていたので、打てて最高でした」

▼永岡
「(3安打猛打賞)久しぶりのヒットだった。不調続きでも監督に我慢して使ってもらっていたので、期待に応えることができて良かった。センター返しのイメージでいけと監督から言われていた。(押し出し四球の場面は)前の打者がすっぽ抜けの変化球でデッドボールを受けていたのでまっすぐで来るかなと予想してまっすぐだけを張っていた。結果的に後ろにつなげて、高橋も走者を返してくれた。オープン戦はチーム全体が調子良くなかった。チームバッティングを意識しようとしすぎて自分のスイングができていなかったけど、公式戦に入ってから全員がその意識になっていた。サードを守ったのは1年の春以来。(9回の好プレーは)前の打球が苦手で、自主練で練習していたのが同じような感じできた。必死でした。自分たちの野球は打って勝つ野球。今日のように先に点を取られても後半で逆転して勝てるよう、縮こまらないようにしていきたい。4連勝で負けずに勝ち点2を取れたのは大きい。このまま10連勝できるように頑張っていきたい」