【野球】古川3安打5打点の大活躍!同大に先勝

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◇平成28年度関西学生春季リーグ第2節対同大1回戦◇4月9日◇ほっともっとフィールド神戸◇

関 大 000 200 320 03 =10
同 大 031 000 012 00 =7

(関)阪本大、肥後、水師―久米
(同)福島、溝田、平尾拓、平尾奎―山岸、木下

開幕節で京大に連勝し、勝ち点を奪った関大。しかし、試合内容には課題が残った。同大の好投手・福島を相手に打撃陣の奮起が期待される。

試合序盤、先発の阪本大が同大打線に捕まる。三回までに8安打を集められ、4失点。打線も無安打に抑えられ、同大ペースで試合が進んだ。

しかし、四回、関大が反撃に転じる。2番・勝岡が四球で出塁すると、開幕節で4打点を挙げた3番・古川の左中間を破る適時二塁打で1点を返す。その後、1死三塁から5番・安井の左越二塁打で2点差に詰め寄った。

古川

阪本大はしり上がりに調子を上げ、四回から六回までを1安打に抑えるピッチング。味方の逆転を信じて待つ。

阪本大

七回、阪本大の頑張りに打線が応える。四球と1番・多田の内野安打などで1死二、三塁の好機を作ると、3番・古川の中前打で同点に。チャンスは続き、6番・松山が勝ち越しとなる左前適時打。ついに、福島をマウンドから引きずり降ろした。

松山

関大打線の勢いは止まらない。早瀬監督が「内容がよかった」と語ったように、この試合絶好調の古川がフェンス直撃の左越二塁打で、2点を追加する。

その裏、七回からマウンドを受けた1年生の肥後が三連打で1点を返されるが、後続を打ち取り、反撃を断ち切った。

肥後

2点リードで迎えた九回裏、無死一塁から水師がマウンドへ。水師は二者連続三振で簡単に2死にこぎつける。だが、7番・平山の放った打球がレフトスタンドへと吸い込まれた。まさかの同点劇に静まり返る関大ナイン。試合は振り出しに戻され、延長戦へと突入する。

迎えた十一回表、1死満塁のチャンスを作ると、8番・久米の遊ゴロが野選となり、勝ち越しに成功。続く途中出場の杉森が左翼線を破る二塁打を放ち、2点を追加する。その裏を水師が無失点で締め、激闘に終止符を打った。

杉森

水師

12安打10得点と打線が爆発した関大。3番・古川は3安打5打点と大暴れ。守備陣も無失策と試合を作った。「明日勝たないと、今日勝った意味がない」と松山主将。連勝での勝ち点奪取を誓った。目標である全国制覇に向け、関大打線が猛威を振るい続ける。【文:嶋健太朗/写真:新潟瑞葵】

 

▼早瀬監督

「去年は長打が出なくて、ランナーが詰まっても点にならないケースがあった。古川が打ってくれたのは明るい兆し。いいバッティングでそれなりの内容があった。これで自信をつけてくれれば。長打を打つ力は十分。守備も堅実で肩もいい。たくましくなった。いいショートになると思う。阪本大はいいボールもあった。後は攻め方の問題。中盤は切り替えて抑えてくれた。抑え方もよかった。明日も総力戦になると思います」

▼松山主将

「とにかく長かった。序盤は苦しかったけど、負けるとは思ってなかった。阪本大は点を取られてどうなるかと思ったけど、後の2人(肥後、水師)がカバーしてくれた。今日は4番から7番が4年生でなんとかしたかったけど、古川がいいところで打ってくれた。あれだけ点を取られても無失策で終えられたのはよかった。執行方針の『3得点以上2失点未満』が出来なかったので、明日は失点をしないようにしたい。明日勝たないと、今日勝った意味がないと思うので、全員で勝ちます」

▼古川

「調子は悪くない。ただ打つだけだったから、自分を信じて打った。(7回の二塁打は)いったな、入ったなと思った。(本塁打の抗議もあったが)審判が二塁打と言ったら二塁打。チームが勝てたからそれが何より良かった。開幕から調子がいい。試合前の準備だったり、食事や睡眠に気を付けている。ティーバッティングや素振りを、自信が持てるように練習して、冬場から走り込みをしてきた。長打力というよりも、内野の間を抜くことを意識している。タイミングを取れなかったから、フォームを変えて足を上げたら取れるようになった。欲を出さず、逆方向を意識して、開かないようにしている。今日の結果には満足していない。最後の打席で、前の2人があっさり終わった後で、自分も三振してしまったから、そういうところで打てるようにならないといけない」