【卓球】「流れとして良くなかった」長時間の激闘も…逃した1勝

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◇2019年度春季関西学生リーグ第4日目◇対立命大◇4月30日◇いきいきランド交野◇

関大1-6立命大
[S1]福本●2-3阿南
[S2]増田●2-3割石
[S3]高瀬●2-3今田
[D1]坂根・福本●2-3上篠・割石
[S4]坂根〇3-1西
[S5]杉山●1-3木村
[S6]各務●2-3上篠

悔いが残る1戦だった。全7戦中5戦がフルゲームという互角の戦いを繰り広げた両者。それだけにこの一敗は関大に重くのしかかった。

先日、勝利した近大戦の流れを受け継ぎ臨んだ立命大戦。先陣を切ったのは福本卓朗(社2)だ。第1ゲーム、スマッシュやフォアハンドからの攻撃がうまくはまり、相手を寄せ付けることなく先取する。第2ゲームも危なげなく奪い、ストレート勝ちも視野に入った。しかし、第3ゲームから流れは一転する。10-7で迎えた場面、あと1点取れば勝利が決まる、ところがミスや相手の粘りでなかなか攻撃が決まらない展開が続きこのゲームを落としてしまう。このゲームが福本優勢だった試合の流れを大きく変え、続く第4・5ゲームも相手に奪われ逆転負けとなった。

流れを変えるべく第2シングルスに登場したのは増田隆介(社4)。第1ゲームは相手に揺さぶられ落とすも、第2ゲームは相手の猛攻に耐え、奪い返す。第3ゲームも奪われるも、第4ゲームは強烈なドライブがさえわたり同点に追いつく。迎えた最終ゲームは終始相手ペースだった。レシーブミスやスマッシュによる得点を許し、無念の敗戦となった。

第3シングルスは高瀬悠生(人3)が出場。2ゲームを先取される苦しい入りとなるも粘りを見せ2ゲームを奪い返す健闘を見せる。第5ゲームは接戦だった。1点取るたびに両ベンチから声援が飛び交う。高瀬は中盤リードを見せるも、最後は相手の連続ポイントの前に力尽きた。

3戦連続フルゲームの末に落とし、もう後がない場面。ダブルスで登場したのはエース・坂根翔大(経4)と福本ペア。第1・2ゲームをお互いに奪い合い、迎えた第3ゲーム。2-5とリードされた場面で圧巻のプレーを見せる。坂根が相手の間を抜ける一打を放つと、福本も技ありの巧打を見せ一挙8連続ポイントを奪いこのゲームをものにする。第4ゲームも終盤までリードし勝ち切るかと思われた。しかし、突如として連携が乱れ、まさかの逆転負け。第5ゲームも修正することが出来ず、この時点で関大の負けが決まった。

4戦連続フルゲームの末に落とし、何とか一矢報いたい関大。第4シングルスにエース・坂根が出場。第3ゲームこそ落とすも、そのほかのゲームはドライブやその巧みな技術で終始相手を圧倒しこの試合初めての白星を挙げた。

第5ゲームには近大戦で大きな貢献を果たした杉山孝知(社3)が出場した。強敵木村を相手に1点を争う好ゲームを展開し1ゲームを奪うも、相手の技術が上回り試合を決められた。

ここで1勝して残り2戦に良い流れで臨みたい第6シングルスは各務博志(人4)が出場。実力者上篠を相手に互角の試合を展開し、勝負は最終ゲームまでもつれ込む。序盤から積極的な攻めを見せ、リードを奪い試合を優勢に進めるも、相手も実力者。8-6とリードした場面から一挙5得点を奪われ、苦杯を飲む結果となった。

あと一歩、あと1ゲームさえ取れていればという試合内容だった。それだけにこの1敗は大きなものとなるだろう。しかし「チーム状況としては下降ではない」と主将の言葉にあるように1部常連校相手にもフルゲームの接戦を展開するなど個々の実力がついてきている関大。試合間隔が空いての残り2戦、今日の敗戦を生かし次につなげていく。【文/写真:北島大翔】

▼増田
「フルゲームを5つ落としてるので正直流れとしては良くなかったですね。力的にはついてきてるていうのもあるし、団体としても関大としての実力はある程度出せてきたところではあると思います。でも、その流れの部分で勝つか負けるかというのが団体戦が大きく変わるので、そこを取りきれないのが現状なのかなとは思います。やっぱり前半取りたいというオーダーだったので、そこをうまく流れを持っていけなかったのが今日の敗因ではありますけど、みんないい試合はしてますし、実力もどんどん出せてきているというのは昨日の試合の流れもありますし、そこは負けたんでいいとは言えないですけどチーム状況としては下降ではないのかなと思っているので、切り替えていきたいなと思います。(残り2戦までの取り組みは)できないことは今からやっても正直できるかはわからないので自分たちのできること、点が取れているところをもう一度見つめ直して試合で使う技術をより厳選していい緊張感をもってできたらと思います」