【サッカー】[FC2008]関大FC2008開幕白星逃すも、堅実な守備を披露!

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◇第51回関西リーグ(1部)第1節対レイジェンド滋賀FC◇4月9日◇野洲川歴史公園(ビッグレイク)Bコート◇

 

【前半】関大FC2008 1-1 レイジェンド滋賀FC

【後半】関大FC2008 0-0 レイジェンド滋賀FC

【試合終了】関大FC2008 1-1 レイジェンド滋賀FC

 

いよいよサッカーのシーズンが幕開けとなる。関大サッカー部は総勢約200人を誇り、7チームに分かれて全カテゴリーでの優勝を目指している。その先陣を切るのが本日行われた関西リーグを戦う関大FC2008だ。明日4月10日に初戦を迎え、関西学生リーグを戦うトップチーム、そしてサッカー部の選手全員の勢いをつけるためにも勝ち点3は必須。『全員サッカーで日本一』を目標に掲げる関大の大事な初戦がスタートする。

 

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今日の相手は昨年1勝1敗と五分の成績だった、レイジェンド滋賀FC(以下、滋賀)。スタンドは相手側の応援で埋め尽くされ、完全なアウェー戦の中で試合が始まった。「集中して入ろうと言っていたが」とMF松井ゲームキャプテンが振り返ったように、関大イレブンがいきなり開幕戦の雰囲気にのまれる。開始1分も経たない間に、先制点を献上。ロングボールにDF陣が対応できずに簡単に失点を喫した。会場は一層の盛り上がりを見せ、完全に流れは相手に傾く。

 

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しかし、今年の関大は一味違うところを見せつける。劣勢だった状況の中、迎えた8分、相手のミスでボールを奪うとそのまま、カウンター攻撃に転じた。最後は、空いた左サイドでパスを受けたDF鐘尾が、相手DFを一人かわしてシュート。「イメージ通りで得意な形」と自画自賛した鐘尾のゴールですぐさま試合を振り出しに戻す。「自分たちの特徴はつなぐサッカー」(松井)。その言葉通り、得点後は息の合ったパスサッカーを展開する。セカンドボールも拾えるようになり、ボールを支配した中で試合が進んだ。特に中盤のMF中堀、松井、MF島田がパスの起点になり、ディフェンスラインを高く保つ相手の裏を狙う攻撃で、何度もチャンスをつくった。完全に試合の流れを握るものの追加点を奪うことはできず、1-1で前半を折り返す。

 

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勝負の後半を迎えるが、主導権を握ったのは滋賀だった。10分過ぎまでは、完全にボールの支配を許し防戦一方。関大FC2008のつなぐサッカーも影を潜めた。また、この試合はイエローカードが3枚も飛び出し、激しい球際の攻防が繰り広げられる。何度もゴール前を脅かされるも、DF陣の要である安田、門坂が幾度となく弾き返し、GK岩瀬も好セーブを見せた。「ずっと攻められていたけど、守備陣は耐えることができた」と振り返ったように、守備陣の奮闘がさえわたった後半。攻撃陣も一瞬の隙をつく、カウンター攻撃で見せ場をつくるも判定にも泣き、ドロー。白星こそは逃したが、耐えしのいで勝ち点1を獲得した。

 

関西リーグ開幕戦、関大勢初の公式戦を勝ち切れなかった結果に、選手たちは悔しさをあらわにした。しかし、耐え忍んで得た勝ち点1は何よりの収穫で、最後まで戦い抜く姿勢を存分にピッチで表現していた。今年は、関大サッカー部総勢が真摯に『全員サッカーで日本一』を目指す。関大FC2008がまずは先陣を切り、確かな一歩を踏み出した。【文:高橋良輔/写真:水野 真】

 

 

 

▼保手濱FC2008監督

「昨年はやはり開幕のところでは終盤失点が多くて、それが結果として全社(全国社会人サッカー選手権)を逃してしまった。だから、試合前には社会人相手に立ち上がりと終わりにスキを見せず試合を運ぶかをきっちりとやっていこうということを指示していた。(試合開始早々の失点については)甘さが出ていると思う。普段からそういうところが見られるので、そういうところを直していかないと全社優勝、地域リーグ優勝、関西リーグ優勝というのはできない。昨年から言っていることではあるが今年も口酸っぱく言っていかないといけないと感じた。チームとしては先週の試合ではボールが動かなかったので、この試合では動かしていこうという意識があった。改善の様子は大きく見えて修正力というのはついてきているのかなと思う。攻撃的に得点に繋げていけるようにしていきたい。十分にそうすることができるチームなので、可能性を高めていきたい」

 

▼松井ゲームキャプテン

「全勝を目指してまずは開幕戦に向けて練習してきたので、今日の結果はすごく残念。自分たちの攻撃の特徴であるつなぎのサッカーがリーグ開幕前の試合で、できなかった。1週間つなぎの部分だけをとにかく意識して今日の試合に挑んだ。集中して入ろうとは言っていたが、最初の失点はもったいなかった。次からは本当にないようにしないといけない。その中でも同点のシーンは相手のミスに漬け込んで、厚みのあるカウンターができたと思う。後半は我慢のサッカーだった。守備面は今日だけではなく、ずっと攻められても耐えることができているのでいいけど、攻撃面は課題が残る。クロスからのシュートやゴール前の崩し、コンビネーションは高めていきたい。もう勝ち点を落としたら優勝は厳しいので、次は勝てるように頑張りたい」

 

▼今季初得点を決めた鐘尾

「結果を出さないと技術があっても試合に出ることができないので結果を残したいと思っていた。得点シーンのああいう形は自分の得意な形。イメージ通りにしっかりとシュートを放てた。後半はチームとしてボールを前に運べていなかった。もっとボールを動かしていかないといけない。得点を取ることが自分の仕事なので、そこはしっかりと意識していきたい。今日の結果に満足することなく、これからもどんどん成長してまずは全試合出場を目指したい」