【ハンドボール】リーグ初戦、関学大撃破で最高のスタート飾る!

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◇平成28年度関西学生春季リーグ戦第1節対関学大◇4月3日◇関西福科大体育館◇

【前半】関大8―8関学大
【後半】関大11―6関学大
【試合終了】関大19―14関学大

いよいよ春リーグが開幕し、新チーム初の公式戦が始まる。関大は昨年の得点源だった選手が抜け、メンバーが一新された。また、春季リーグの方針が変わり、5位以内に入らないと西日本順位決定戦に回ることができない。西日本では、一昨年準優勝、昨年ベスト4と結果を残し、今季も上位進出を狙う。次のステージにも大きく関わるリーグ初戦、最高のスタートを切る挑戦が始まる。

「運命の分かれ道」と寺内監督が意気込んだように、初戦はいきなり関学大と激突する好カードになった。開幕戦の独特の緊張感があふれる中、関学大のスローオフから試合が幕を開ける。

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序盤から両者一歩も譲らない展開となり、開始3分間は両大学の守り合いが繰り広げられた。その均衡を破り、今季関大初得点を決めたのは山名。サイドでパスを受けて放ったシュートがゴールネットを揺らし、ベンチの選手を含めて全員が喜びを爆発させる。このまま勢いに乗るかに思われたが、試合の主導権を握ったのは関学大だった。15分過ぎまで4点のリードを許し、1点ごとに盛り上がりを見せる相手サイド。関学大のディフェンスをこじ開けることができず、重苦しい雰囲気が漂った中試合は進んだ。

「苦しい時に決めきれる選手になりたい」(古賀主将)。

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リーグ開幕直前に今季の意気込みを語ったチームの要である古賀が、宣言通りの活躍を見せた。苦しい時間帯で連続ポイントを挙げ、これが口火となり5連続ポイント。8-7と逆転に成功し、主将として先頭でチームをけん引した。

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前半終了間際に同点に追いつかれるもリズムを取り戻し、8-8で前半を折り返す。

勝負の後半、立ち上がりから流れに乗ったのは関大だった。「ディフェンスから集中していった」と古賀が振り返ったように、相手オフェンスを封印。

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開始10分間をわずか1点に抑え、守備からリズムをつくった。また、この日はポストに入った藤村が躍動。

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1年生で公式戦初出場とは思えない、堂々とした思い切りのいいプレーで4得点を挙げた。指揮官も「藤村が頑張ってくれて、みんなも落ち着けたと思う」と期待の新戦力に納得の表情を見せた。その後も安定したディフェンスを披露し、試合終了を告げるブザーが鳴り響く。その瞬間、チームを支える古賀、川﨑、GK清水がハイタッチ。大事な初戦を逆転勝ちでものにした。

今日の試合では、昨年から経験豊富な選手と今季から出場する選手が見事に融合し、逆境を跳ね除けた。コート内では積極的にコミュニケーションを図り、全員で『挑戦』する姿勢を体現した。「今日は関大らしさが出せていたし、これを続けたい」(古賀)。新シーズン初戦で内容が伴ったゲームを見せ、最大のライバル関学大を倒した関大。チーム全員が笑顔で最高のスタートを切った。【文:高橋良輔/写真:林 亮佑】

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▼寺内監督
「今日の初戦は運命の分かれ道だと思っていた。西日本での戦いも、このリーグの結果で大きく関わってくるので、本当に初戦の関学との試合は大事だと思っていた。ひとまず勝てて良かったです。去年の先輩が抜けた両サイドの選手が緊張、気合が入りすぎて空回りしてて決定率は悪かったけど、ポストの1年生藤村が良く頑張ってくれた。思い切りの良さがあって、それでみんなも落ち着けたと思う。今年のチームの強みは負けたくない気持ちがどこよりも強いと思うので、その気持ちをくんでスタートも4回生で引っ張ってもらおうと思って送り出した。ミスもあったけど、信じていたし自分たちで同点に持っていってくれたのでそこは収穫だと思う。(この春リーグでは)2位以上にいきたいと思っている。体大、大教にも勝負できるチーム。しっかりと1個1個取りこぼしがないように課題を改善して次の試合も頑張りたい」

▼古賀主将
「初戦で緊張もあった中で、やるからには60分間関大らしく盛り上がって、思いっきりやろうとチーム全員で言っていた。去年からもだし、練習試合でも立ち上がりが悪くて、今日も悪かった。そこは反省だけど、踏ん張って粘って逆転につなげることができたのは良かったと思う。苦しい時にディフェンスから集中して一本と声を掛け合って流れをつかめた。ディフェンスが安定すればオフェンス、速攻につなげることができるので、あの状況の中で前半から修正できたのは良かった。みんな緊張してミスもあったけど思いきってやってくれていたし、萎縮することなく積極的にシュートを放てていた。特にポストはオフェンスでもディフェンスでも体を張ってくれて助けてもらったなと思う。でも、全員が役割を果たせた中で大事な初戦を取ることができた。勝ちきれたことに意味があるし、関大らしさが今日の試合では出せて、雰囲気も良かったのでこれを続けて次も頑張りたい」