【漕艇】西日本選手権、2種目で表彰台にのぼる

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◇第4回西日本選手権競漕大会◇4月20・21日◇大阪府立漕艇センター◇

[午前の部]
【一般男子舵手付きフォア・関大A】
1着 7:09.31
【一般男子舵手付きフォア・関大B】
4着 7:19.13
【一般男子舵手付きフォア・関大C】
4着 7:33.54
【一般男子ダブルスカル】
2着 7:04.17
【一般女子ダブルスカル】
1着 8:17.69
【一般男子シングルスカルA 苗代】
4着 8.43.84
【一般男子シングルスカルB 勝田】
2着 8.36.16
【一般女子シングルスカル 山本千】
2着 8:48:16
【一般男子エイト】
3着 6:28.13
【一般女子舵手付きクォドルプル】
6着 8:36.25

[午後の部]
【一般男子舵手付きフォア・関大A】
3着 7:16.19
【一般男子舵手付きフォア・関大B】
4着 7:29.95
【一般男子舵手付きフォア・関大C】
4着 7:49.46
【一般男子ダブルスカル】
2着 7:06.85
【一般女子ダブルスカル】
1着 8:17.47
【一般男子シングルスカルA 苗代】
5着 8.31.85
【一般男子シングルスカルB 勝田】
2着 8.18.36
【一般女子シングルスカル 山本千】
3着 8:47:33
【一般男子エイト】
4着 6:24.06
【一般女子舵手付きクォドルプル】
6着 8:36.52

[順位決定]
【男子舵手つきフォアB組・関大B】
3着 7.16.79→総合8位
【男子舵手つきフォアC組・関大C】
3着 7.29.43→総合14位
【男子舵手つきフォアD組・関大D】
3着 7.45.23→総合18位
【一般男子シングルスカルC組】
勝田 1着 8.29.35→総合13位
苗代 2着 8.41.78→総合14位

[決勝]
【一般男子ダブルスカル】
2着 7.15.87→準優勝
【一般女子ダブルスカル】
5着 8.29.09→総合5位
【一般女子シングルスカル・山本千】
3着 8.48.23→総合3位
【一般女子舵手つきクォドルプル】
5着 8.42.85→総合5位
【一般男子エイト】
4着 6.33.13→総合4位

新しい漕艇部の歴史が幕を開けた。今井健太主将(シス理4)、伊藤愛梨女子主将(商4)率いる関大漕艇部の初陣となった西日本選手権。関東の強豪・中央大学や社会人チームの名を連ねる中、7種目に10ものクルーが出場し、各々がつけてきた力を発揮した。

1日目は午前の部、午後の部の2本のレースがあった。関大のトップバッターを飾ったのは、一般男子舵手つきフォア。予選4組に対し、3クルーが出艇した。苦しいレース展開にはなったが、それぞれの持ち味を発揮した。


その後、チームを一際盛り上げたのは男子ダブルスカル。岡田孟志(経4)と加納劍武(経3)の競技歴ベテランコンビが力強く艇を進め、予選を全体2位で通過した。

古賀陽菜(文2)と新川真梨(文1)コンビの一般女子ダブルスカルは、組1着、総合4位でフィニッシュ。男子シングルスカルには勝田暁登(経3)と苗代拳(経2)が後半体力を失うも、チームメイトからの声援を力にゴールまで漕ぎ切った。


女子ダブルスカルには山本千咲(文4)が出艇。1着を狙ってレースに臨むも、惜しくも2着となる。

大迫力の男子エイトは強豪がひしめく組での出艇だった。社会人チーム・NTT東日本や中大に圧倒されるも、関大エイトらしいレースでタイムを刻んだ。

最後の出番となったのは女子主将・伊藤率いる女子舵手付きクォドルプル。「全員で落ち着いて、今までやってきたことを出せるように」(伊藤)とレースに臨んだ。笑顔で蹴りだした5人は息の合った さばきで2000㍍を漕ぎ切りった。

午前の部、午後の部を終え、男子ダブルスカル、女子ダブルスカル、女子シングルスカルの山本千、女子舵手つきクォド、男子エイトの5クルーが見事決勝への切符を手にした。

迎えた大会2日目、前日のレースの結果を踏まえ順位決定、決勝にそれぞれ5クルーずつ出艇した。

はじめに行われたのは男子舵手つきフォアの順位決定戦。 B組に関大A、C組に関大B、D組に関大Cが出場した。関大Aはラスト500㍍でレートを上げ、1500㍍通過時から順位を1つ上げてゴールした。関大Bは途中ペースを落とす場面もあったが粘りを見せ総合14位、関大Cも最後まで漕ぎ切り総合18位でレースを終えた。


男子ダブルスカル決勝は、500㍍を通過時には全体の1位につける。「打倒チョープロってやってきた」(加納)。しかし、全国の舞台で結果を残してきた強豪企業は背後に迫っていた。1000㍍地点では順位を1つ落とし、レースは終盤へ。なんとか食らいつくも、相手のラストスパートに付いていけず。レースを終え、2人は悔しさをにじませた。


続く女子ダブルスカル決勝は序盤から追いかける展開に。レース終盤まで全体の4位で進んでいたが、最後の500㍍で後続が襲い掛かる。ゴールまで、踏ん張り切れず、5位でレースを終えた。

女子舵手クォドルプル決勝は序盤は2位から5位までが約5秒の間にひしめく展開に。しかし、関大は1000㍍通過時に集団の上位3校に突き放されてしまう。追い上げは叶わず総合5位でフィニッシュした。

女子シングルスカル決勝では山本千は、2位でスタートを切ったが、「レート上げて、回転数を上げたまま行けなかった」(山本千)。序盤から並走状態だった中大・溝口に先を行かれる。その後、順位は変わらず総合3位でレースを終えた。


男子シングルスカルの順位決定戦C組には勝田、苗代が登場。勝田はスタートから後続を寄せ付けないレースを展開。苗代は2位でスタートを切ると1500㍍通過時に3位に約10秒差をつけた。この組の1位、2位を関大が占める形でレースを終えた。


今大会、関大の最後のレースは一般男子エイト。1000㍍付近から4位で追走。「中盤、ラストの粘りが他の上位3クルーに比べて少なかった」(今井主将)。先を行く3隻が遠かった。結果は4位、表彰台を逃した。

試合後、「ちょっと悔しいレースにはなったが、夏、インカレ最終日に向けて勝負できると感じさせてもらった大会でもあった」と今井主将は総括した。シーズンは始まったばかり。最終目標である9月の全日本インカレで結果を残すため、鍛錬を重ねていく。彼らは、漕ぐその手を止めない。【文/写真:中西愛・金田侑香璃】


▽今井主将
「目標に達したクルーもいれば達していないクルーもいて大半のクルーが達していないと思うので、そこはちょっと悔しいレースにはなった。夏、インカレ最終日に向けて勝負できるって感じさせてもらった大会でもあったので、そこは自信持って、絶対去年よりはいい成績残せると思うので残りのインカレ、関西選手権、朝日レガッタに向けての練習をこれからしっかりと積んでいければ全然勝てると思いました。(エイトは)去年の全日本選手権1位、2位、4位のクルーが出てきたので、そこはすごい強かったんですけど予選はスタートで出ることができた。去年はスタートから離されてそのままさらに離されてゴールって形だったんですけど、今年はスタートで出れたのでそこは自信をみんな持ってると思う。でもコンスタント、中盤、ラストの粘りが他の上位3クルーに比べて少なかったのでそれはほんまに練習で返せると思う。今後の練習で返していこうと思います。(コースは)今日はちょっと横風があったんですけどそれでもあまり波はなかったので漕ぎやすい環境だったとは思います。力は冬でつけてきたのであるとは思うんですけどレースのプランであったり大会の経験っていうのが特に2回生は足りていなかった。その経験を今回の大会で積ませてもらったので、その経験を生かして今後の大会、頑張っていこうと思います。絶対、シーズン本番の関西選手権、インカレは結果を残せると思うので、結果を残すためにも今後練習しっかりと積んで頑張っていこうと思います」

▽女子シングルスカル・山本
「もうちょっと上、2位までいけたかなとは思ってたけど、3位になってしまった。うれしいけど、ちょっと残念だなってところでもあります。レースプランは特になくて、練習通りにいくっていう感じ。レート上げて、回転数上げたまま行けなかったのが今後への反省点です。コンディションはちょっと逆流で重たかったけどそんなに荒れてなかったから漕ぎやすかった。途中で自分が落ちて4番で自分を追ってきてる人が上がってきたところが頑張りどころだと思いましたね。レートを出して艇速をもっと上げていかないと今後にはつながらないなと思ったのでそこを伸ばしていきます。今シーズンがもう最後になってくるのでメダルをどんどん取っていけたらなと思います」

▽男子ダブルスカル・岡田
「(結果には)満足いってないです。レースプランは1日目が2レースとも出れたのでそのまま出て、最後まで逃げ切るっていうプランだったんですけど今日はスタートでミスしてしまって形勢逆転してしまってちょっと調子が狂ったって感じですね。いつもの調子でいけなかったです。コースの状態は昨日とそこまで変わりはなくって感じで、風がちょっと斜めで、船が曲がったかな。企業と並べてスタートで出れるっていう強みがわかったっていうのは良かった。課題は1500㍍ぐらいからの追い上げに対して僕らがどうアプローチできるかっていうところ。(この大会に向けてしたことは?)いつもは朝日レガッタから西日本って流れなので、2000㍍っていうまだ慣れてないというか、体に染み付いてない感じがしたので長くコンスタントレートで漕ぐっていうとこを意識して練習していて、1500㍍をコンスタントに漕ぐとか。それができた時には2000いけるやろなって感じで、そういう練習をしてました。自分の立ち位置がわかったので、これからどう成長していくかってところが大事だと思います。僕も4回生なのでもう数えるくらいしか大会ないので、最後のインカレに向けて1レースごとに何か1つでも成長できたらいいなと思います」

▽男子ダブルスカル・加納
「とても悔しいです。僕らは打倒チョープロってやってきた。チョープロが去年の全日本の大会で6位で入賞してて、僕らもそこに負けずと頑張って練習してたんですけど、予選で競ってたからこそ決勝でこんなに離されて、ゴールした時に悔しさがこみ上げてきました。ボートの基本の大切さっていうのを改めて再認識した。ボートってまっすぐ進むスポーツなので、船の向きもやっぱりまっすぐしなきゃいけないのでやっぱりそういうところからきちんと1個ずつ、基礎ができてないと応用もできない。基礎がちょっと疎かになっちゃったのかなっていう試合でしたね。やっぱり今シーズンの締めくくりのインカレが9月に控えているのでそこで絶対にA決勝、4クルー以内。かつメダル、銅メダル以上は目標にしているので、そこは絶対に逃さないように次の朝日レガッタから気合いを入れてもう1回頑張ります」