【バレーボール】フルセットに及んだ帝塚山大戦。悔しい初黒星。

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◇2019年度関西バレーボール連盟春季リーグ第4日◇対帝塚山大◇4月20日◇大阪体育大学
[第1セット]関大 21-25 帝塚山大
[第2セット]関大 25-9 帝塚山大
[第3セット]関大 21-25 帝塚山大
[第4セット]関大 25-15 帝塚山大
[第5セット]関大 11-15 帝塚山大
[セットカウント]関大 2-3 帝塚山大

4戦目の相手は、昨年秋季リーグで全勝優勝を果たし、1部に昇格してきた帝塚山大学。1・2年生の選手も多く、パワーと速さがあり、勢いに乗るとこわいチームだ。その勢いに押されつつも、セットを取られては取り返し、熱戦を演じた。しかし、15点マッチの第5セットの立ち上がり、相手に主導権を渡してしまう。追いつけないままゲームセット。悔しい初黒星となった。

立ち上がりにミスもあり、少し出遅れた関大。相手は「速いテンポの速攻に弱い」と川西花菜子主将(人4)は、コンビバレーを仕掛けるが、原幸歩(文3)とのコンビミスから相手に3連続ポイントを許す。ブロックのマークも合わず、相手のスパイカーを乗らしてしまった。今季初めて第1セットを落とす。


△川西


△原


△升谷未来(人1)

打って変わり、第2セットは関大のターン。原がライトにまわり、川西のサーブから始まった。石田成実(人3)と原が前衛に並んだ関大は無双状態。川西の安定したサーブとレシーブもあり、驚異の12連続ポイントを奪う。その間に相手に2回タイムを取らせた関大は、さらに攻撃を加速。ミドルとサイドのバランスのとれた攻撃が次々と決まり、「ポジションとかも変えてやったから、そこがうまくできた」と、キレのあるスパイクで得点を挙げた小林瑞季(商2)も振り返った。


△石田


△小林瑞

しかし、「良かったあとのセットが悪い」と、川西主将。再び相手が盛り返す。出だしでミス。1セット目と同じような、追う展開に。高山梨夏子(社3)がクイックで得点を挙げるも、石田や小林瑞のスパイクがブロックに止められる。攻撃は悪くないが流れが悪い。セット終盤に入ってもリズムを取り戻せなかった。


△高山

あとがなくなった関大。なんとしてでもセットを取りたい。思いはプレーに現れた。コンビバレーを積極的に仕掛け、ミスが出てもすぐに取り返す。小林瑞が速攻でもサイドでも鋭いスパイクで魅せる。最も熱く盛り上がったのは、関大16点目のラリー。リベロ・山本愛梨沙(商4)が、まさに守護神となる。まずは強打、そしてフェイント、ブロックフォローのボールも。前へ後ろへ走り抜けた。誰もが見惚れるファインプレー3連発で、一気に好機を引き寄せる。第4セットを10点もの差をつけ、もぎとった。


△山本

最終セットは15点マッチだ。「重要な局面で自分たちが点数取れなかった」(岡田哲也監督)。立ち上がりで流れをつかみ損ねた関大は、15点の間に盛り返すことはできなかった。


△近藤初帆(文4)

今リーグ初のフルセット。そして、初黒星。主将の口から「本当に悔しい」と聞くのも初めてだ。だが、ここで勢いを止めてはいけない。「開幕くらいはまだ緊張していて」と話す小林瑞は、試合を重ねるにつれ、調子を上げてきた。今節は第4セットから出場し、少しずつ出場機会の増えている長畑葵衣(人2)も要所で活躍を見せている。実力と経験がある3・4年生にフレッシュな戦力が加わる関大は、ここからさらに上昇するはずだ。【文:勝部真穂/写真:金田侑香璃】

▼岡田監督
「(初の黒星だが)自分らのバレーはできたし、焦って自滅することもなかった。ある程度自分たちのバレーができていたのは良かったかなというところ。2セット目があれだけ一方的に勝てたのに3セット目最初の方自分たちでミスを出してしまって、また相手にリズムを持っていかれた。そういうところがもったいなかった。1セット目の最初、3セット目の出だし、フルセットの最初とか重要な局面で自分たちが点数取れなかったので、そのあたりだけもう少し修正していきたい。(帝塚山大は)全員が攻撃力が結構あるので。あと、途中で入ってきた2番の子が、攻撃力があって、ブロックアウトとかも取っていくので、決められたのが大きかった。他はライトの子とかは対応できた。うちも、今までの決めてるメンバーに対しては対応できてたところがあったけどという感じ。2番に関しては、対応できてないわけではなかったが、向こうの方が上回ってた。(帝塚山大に対して)攻撃力ががあるから、ブロックのコースとか、レシーブ位置の確認はしていた。あとは、自分たちのバレーをしっかりやっていって、雰囲気も大事にしていこうというのをやろうという感じで。(明日の試合、連戦の疲れもあると思いますが)今日の悔しい気持ちがかなり、僕もあるし、みんなもあると思う。疲れもあると思うが、しっかりとストレートで勝って、まだ(優勝の)可能性は十分にあると思うからしっかり自分たちのバレーをして、頑張っていきたいと思う」

▼川西主将
「(今の気持ちは)本当に悔しいのと、同期が、全く入ってないので、みんな若いから、その若い子らに負けるっていうのがほんまに悔しい。勢いに乗ってくるから、何もわからない状況で、思いっきりやってくるチームに自分たちは弱いと思った。あと、センターに対しての対応がすごい遅いというか、決められてしまっていたので、そこがちょっと課題かなと思う。(1セット目は)ミドルがしっかり打ってくるので、それに対してマークしようと思っていた。でも、それが全然はまらなくて。それで、原をライトにしたそれは良かった。速いテンポの速攻に(相手が)弱いから、そこをもう少し頑張って狙ってやったら、ちょっとはまったりもした。最後、フルセットの時には向こうに押されてしまった。(2セット目は逆に関大の勢いがすごかったが)はまればめっちゃ強いのに、良かったあとのセットが悪いなみんなって思うので、入り方であったりとか、みんな頑張ろうってなったけど、次何やってくるんやろうっていう予想とかが全然できてなかったりとか。もう、来たものに対応するって感じになっていたので、そこがちょっともったいないというか。まだリーグ始まったばかりなので、そんなに気負うことはなく、頑張れたらいいかなと思います。(2日連戦ですが)みんなほんとにしんどいと思う。でも、明日3試合目なので、ゆっくり休んで。ホーム戦なのでしっかり勝ちたいなって思う。(学院大は)そこまで今日みたいな高さはないけど、ちょこちょこちょこちょこやってくるチームで、勢いのったら本当に自分らも絶対に勝てる保証はないから、自分たちの勢いで先手を打って、ホーム戦なのでおもいっきりやるしかないかなと思います!」

▼小林瑞
「(リーグ初のフルセットでしたが、体力面は)それは大丈夫だった。ちょっと暑かったが、みんなバテてたとかはなかったと思う。(点数をよく決めていたが)開幕くらいはまだ緊張していて、調子悪かったんですけど、力入れずに楽にやろうと思ったら良くなっていった。(1セット目と2セット目の切り替えは)やってることは悪くないし、ちょっと自分たちのミスが出てるだけやから、落ち着いたらいけるってなって、ポジションとかも変えてやったから、そこがうまくできたかなと思う。(明日に向けて)明日は応援もあるんで、しっかりホーム戦を勝ち切って、勢いにまた乗っていきたいなって思います!」