【卓球】橋本が表彰台入り!新戦力の活躍が目立った

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◇第61回関西学生新人大会◇男女シングルスの部◇4月20日◇於・向日市民体育館◇

[4回戦]
赤川〇3-1中村(同大)
藤原〇3-1苅宿(関学大)
[5回戦]
赤川●1-3村田(関学大)
藤原●2-3高田(龍谷大)

[5回戦]橋本〇3―2元村(近大)
[6回戦]橋本〇3―1林中(京産大)
[準々決勝]橋本〇3―2河野(甲南大)
[準決勝]橋本●0―3重村(関学大)

3日間にわたって開催された関西学生新人大会も最終日。この日は男子はシングルス5回戦、女子は4回戦から行われた。関大勢で残ったのはリーグ戦経験のある赤川真理亜(化生3)、そして1年生の橋本輝(社1)と藤原真由(人1)の3人。男子主将・増田隆介(社4)やエース・坂根翔大(経4)が見守る中、試合は幕を開けた。

最初に登場したのは赤川。「序盤にかなり向こうに打たれていた」と話すように、相手に先手を切られなかなか自分のリズムに持ち込めず、6連続ポイントを許し第1セットを落とす。しかし、先手を意識する卓球に切り替えたことが功を奏し、5-7で迎えた場面、攻めのサーブで点を奪うとそこから一挙4連続ポイントを奪取しこのセットをものにした。完全に試合の主導権を掴んだ赤川は、第3、4セットと相手を寄せ付けない試合展開を見せ5回戦突破を決めた。

次いで藤原がコートに入る。第1セットは「相手の展開だった」と話すように、相手の戦術にうまく嵌り後手に回ってしまい先取される。だが、セット間の坂根のアドバイスや攻め手を変えるなどで自分の展開にうまく持ち込めたと藤原は徐々に試合のペースを掴んでいき、絶妙な左隅へのスマッシュやフォアハンドが決まり始める。この勢いに乗った藤原はその後のセットも相手を圧倒する卓球で5回戦に勝ち進んだ。

5回戦も勝ち上がり、準々決勝進出を目指した両者だが、赤川の前には関学大の村田、藤原の前には龍谷大の高田が立ちはだかる。「ただ打たれる展開になってしまった」(赤川)。序盤こそ一進一退の攻防をみせ、村田の巧みなサーブについていくが、時間が経つにつれ、相手の流れにのまれてしまい無念の5回戦敗退となった。

藤原は先に2セットを奪われる苦しい試合展開の中、迎えた第3セット。攻めの姿勢を忘れない卓球を貫き相手に向かっていく。すると相手優勢だった試合展開が傾き始めこのセットを奪う。この勢いそのままに第4セットもものにし、フルゲームに持ち込んだ。第5セットも藤原がそのまま向かい続け、あと1点取れば勝利という場面にまで持ち込む。しかし「力が入ってしまった」と最後の1点が遠く、逆に相手にマッチポイントを許し逆転勝ちとはならなかった。

橋本は5回戦、6回戦、準々決勝まで勝ち進んだが、その中でも6回戦は「相手にすごく粘られて 長い試合になったので集中力を切らさないようにするのが大変でした」と振り返るように、ラリー戦で苦しんだ。第1セットを落とすも、第2セットは14-12の接戦を制すと、その後はリードを保ち、勝ち星をつかんだ。

準々決勝に進むと、攻めた攻撃で第1、2セットを獲得。しかし、相手の反撃により2セット落とすと、試合の行方は第5セットに。3ー3から一気に6ポイントを連取すると、その勢いで準々決勝も制した。

準決勝戦の相手は強豪・関学大。終始、相手の攻撃に圧倒され、相手の勢いに抗えず完敗に終わり、橋本はベスト4となった。今大会で、橋本は「自分の卓球は関西である程度は通用するってわかったので、自信を持ってこれから頑張っていきたい」と目を輝かせた。期待のルーキーが新戦力となり、男女ともに1部優勝への大きな力になるだろう。【文/写真:北島大翔・野村沙永】

▼赤川
「(初戦は)序盤に向こうにかなり打たれていたので、レシーブをとりあえず1本取ろう、自分がサーブのときは打たれる展開じゃなくて先に攻める展開のパターンを考えて勝負したのが勝利につながったんだと思います。(2戦目の関学大・村田選手は)ずっと高校の時から試合をしていて、1回も勝ったことがなくて、サーブがとにかくうまいのが印象です。サーブをとりあえず低く返そうという意識でいってたんですけど、ただ打たれる展開になってしまったのが敗因だと思います」

▼藤原
「(大学の卓球について)高校よりも応援の力がすごいなというのは感じました。(初戦について)最初は相手の展開で、相手に先手を取られていたので、自分から自分の展開に持っていって自分から先に攻めるようにしたのが勝利の要因だと思います。(2戦目の終盤について)やっぱり勢いであと1点取らないとと思ってしまって力が入ってしまったので相手にズルズルと点を取られてしまったんだと思います」

▼橋本
「(今大会への意気込みは)関西での初試合で、高校が一応有名校だったので、それに恥じないようにやろうと思っていました。(緊張は)団体戦の時は緊張してたけど、緊張しても意味ないって分かったのでシングルでは振り切ってやっていた。(試合を振り返って)苦しい試合が多かったんですけど、自分の戦術を徹底することで粘り切ることができたので、その辺は良かったと思います。(準々決勝までで一番しんどかった試合は)6回戦の時、相手にすごく粘られて長い試合になったので集中力を切らさないようにするのが大変でした。(準決勝は)自分の実力がまだまだ足りないと思ったので、また一から実力を作っていきたい。(今大会での収穫は)自分の卓球は関西である程度は通用するってわかったので、自信を持ってこれから頑張っていきたい。(関大として)団体戦に強い選手になりたい。個人戦と団体戦は雰囲気が全然違うので、団体戦で自分の実力だったり、自分の実力以上の力を発揮できるような選手になりたい」