【コラム】[KAISERS連続企画]特別対談vol.9〜弓道部〜

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対談第9弾は弓道部の5人です!昨年のリーグ戦で見事1部昇格を果たした関大弓道部。今回は、試合で活躍されている初心者の3人と、経験者として注目の2人の選手にお話を伺いました。初心者、経験者共に活躍できる弓道部の魅力を語っていただきました。

ー初心者で始めた方は、高校の時は何の部活に入っていたんですか?
前原  僕は帰宅部
冨田  僕はラグビー部でした
岡田 僕は卓球部で。
津田 似合わねー(笑)。
岡田 昨日も言われた(笑)。

ー関大弓道部に入ったイメージはどうでしたか?
津田 大学の弓道はきびきびした部活で。高校とは雰囲気も違いましたね。
中井  先輩とかがとにかく優しくて。高校の時の先輩は、となりのテニス部に殴り込みに行くような先輩だったので笑。勉学とかいろんなところで接してくれる先輩たち。
冨田 上回生が全員優しいっていうのと、同期も優しくていい雰囲気を作れているっていうのは一番。
前原 僕は帰宅部で、今まで体育会の部活に入ったことがなかったので、最初は楽しくてゆったりした感じなんかなと思ってたんですけど、入部したらガチガチに体育会っていう感じで。自分はギャップを埋めるのに時間がかかりました。
岡田 入ったときは前原くんと同じでしたね。入る前は楽しい楽しいだけやったんですけど、入ってからここ体育会やねんなって。かなりしっかりした部活なので、そこからまたハマりましたね。充実してるなと。

ーお互いの第一印象とか覚えていますか?
前原 僕初心者で入ったんですけど、スポーツ推薦の子は先に入っているんで、完全に上回生だと思ってましたね。
津田 挨拶とかめちゃくちゃ来ますよ。いや同期同期って(笑)。
中井 岡田さん怖かったです。ガチガチでストレートに発言しはるんで。
津田 まあ、怖い先輩ではある…。
岡田 嘘やん…。お前らも?
前原 僕は怖かったです…(笑)。
ーご自身ではどうですか?
お そんなつもりはなかったんですけどね笑
冨田 いろんな人から、岡田さんはツンデレやからって言われました。
ー”デレ”が出るときはどんなときですか?
津田 女の人と…
一同 (笑)。
岡田それ、ちゃう笑。絶対違う(笑)。
ー”デレ”の岡田さんはどんな感じになるんですか?
津田 僕たちやったら「おい、あれしろよ」みたいな感じで言われるんですけど、女の人から「岡田あれやってー」みたいな感じで言われたら、「あーおっけおっけ」みたいな(笑)。めっちゃ優しくなる。
岡田 いやいや!男子にも同じ扱いしてるやん! (笑)。ちゃんとそこは平等にしてる(笑)。
津田 中井とは学部も全部同じなんで。
中井 最初はずっと一人で授業受けてて…。
津田 そうそう。まあ、今もやけどな(笑)。
岡田 (学籍)番号さ、1個違いやんな?違うっけ?
津田 2個違いですね。
岡田 めっちゃ近いな。
中井 今年の実験の班同じなんで。
岡田 津田の印象は、すごいノッペリしたやつが入ってきたなと。
津田 ノッペリですか?(笑)
岡田 上回生が言っててんけど、岡田を100分の6にしたみたいな子が入ってきたって。めっちゃ静かでしたね。
津田 めちゃくちゃ真面目な感じでしたね。

ーところで、初心者の方は、練習などで苦労したこととかありましたか?
前原 最初は型を教えてもらうんですけど。自分では型ができてると思っても、実際弓を持ってみると思ったように矢が飛ばなかったりとか、思った動きができなくて。最初の1本目を中(あ)てるのにすごく苦労しました。
冨田 高校の時はラグビー部だったので、弓とか軽いやろって思ってたんですけど、引いてみると全然引けないやんって。型がうまくいってても、思うように引けないことは苦労しましたね。
岡田 スポーツ推薦の子がいる中で、大丈夫かなというか。ほんまに活躍できるようになるんかなっていう不安があって。1年の時は型練習が主で、そんなにポンポン中たるわけではないし。4年間で経験者に追いついて試合で活躍できるようになるんかなっていうのは不安でした。

ー1年生のときは初心者と経験者の練習は大きく違うんですか?
津田 経験者はどっちかというと1年の頃はどっちかというと初心者よりじゃないですか。
岡田 入った時は全員一緒で初心者も経験者も同じ段階から、型から始めます。経験者の方が次の段階にステップアップするのが早いかなという感じ。
中井 個人差はあるんですけど、1か月か2か月で全員が同じように引けるようになることを目標にしています。

ー現部員の経験者と初心者の割合は?
岡田 だいたい初心者が6割ですね。

ー初心者あるあるとかありますか?
前原(1年生を見て)立つだけでしんどそうでした。足プルプルしてて笑 自分では覚えてないんですけど。
岡田 確かに、筋肉痛になるな(笑)。たぶん日常で使わない筋肉を使ってるんでしょうね。
冨田 きれいに立とうとしたら、変な筋肉使っちゃう。

ー初心者の方は、経験者と同じ環境の中で焦りなどはありましたか?
前原 自分がどれだけやっても、スポーツ推薦や経験者の人とは違うものがあって。安定感が全然違う。初心者は日によって形が変わったりするんですけど、初心者は自分が見る限りでは全然変わらないなと思います。試合でも初心者の方が緊張が見えたりします。
冨田 自分はメンバー練習だけでもめちゃくちゃ緊張して、試合でも焦ったりするのに、経験者とかは緊張はしてると思うんですけど、練習通りの引き方でやってて、すごいなと思います。
岡田 比べてしまったり、不安もありました。出遅れてるんかなとか。でも、初心者で活躍していた人もたくさんいたので、不安ありきで、不安と戦ってなんぼっていう感じでしたね。

ー逆に経験者の方は、初心者の方が活躍されていて悔しいなどはありますか?
津田 (前原を指指す)笑。去年の大阪選手権の個人戦で(前原が)優勝して、僕ズタボロで。初心者でそこまでいって、俺は観戦で何してんねんやろって。悔しいというか、何というか変な感じでしたね。
中井 僕は入部して1年間、メンバーとかには入っていなくて。初心者の方のほうが吸収率は良くて伸びもいいので、その板挟みとかありました。同期の経験者はどんどんレベルアップしているのに、自分はずっと同じところで立ち止まって、焦りとかしんどかった部分はあります。

ースランプはありましたか?
岡田 3年に上がる前の冬。全く中たらなくなってしまった。2年の秋にちょっとだけリーグ出させてもらって、来年こそはって思っていた時でした。
前原  スランプといえばスランプなんですけど。大会の直前になると中たり出す傾向があるんですけど、2年の夏にリーグ戦出させてもらった後、ガクッと中たらなくなってしまって。新人戦始まるまで、ついこの間までスランプという感じでした。
中井 1年生のときもそうですし、5月に関西規模の大会があるんですけど、その時に調子を崩してしまっていい結果を出せなくて。そこから6月の全国大会にも選ばれなかった。精神的にも身体的にもしんどくて、スランプでした。夏休みで盛り返すことはできたんですけど、その時は怖いなと思いましたね。
津田 大きなスランプはこれまでなくやってたんですけど、ちょうど1年前と去年の夏にメンバーとして選んでもらいながら、それ相応の的中が出なくて。自分が思う的中が出ないっていうのと周りからの期待が変に感じてしまってきつかったです。

ー精神面のトレーニングなどはされるんでしょうか?
前原 鍛えるためにというよりは、ルーティーンを作ってみたり。自分の過去の成功を思い出したりしてます。
岡田 僕ちょっとあがり症で、緊張にめっちゃ弱い人なんですけど、試合で失敗してどうしたらいいかなって思っていた時に、成功した時を振り返ると、すごく楽しんでたんですね。そこから、ずっと緊張を楽しんでいこうという気持ちでやっています。プレッシャーを楽しむっていう。それで練習をしていますね。
冨田 岡田さんとかにもルーティーンを作れってよく言われるんですけど。何をルーティーンにしたらいいかが分からなくて、まだ何もやってないです(笑)。

ールーティーンは普段の生活の中でですか?または練習中?
岡田  全部ですね。試合に臨む前であったり、弓を引く直前であったり、何でもいいんですけどね。
中井  僕は、中ったときのことを想像してます。その時は1人称で見るようにしています。3人称の目線だと他人のような感覚になってしまうので。自分の目で見てどんな感じかっていうのを考えたりしています。
津田 長期休み期間はランニングをするんですけど、最初から最後まで同じペースだとか、徐々に上げていくという風にして、弓道のこたちが最後まで落ちずにいくっていう僕の中での謎の理論(笑)。最後までペースを崩さずに走れたら立も崩れないだろうっていうのを信じて走ってます。

―ところで、関大弓道部の良さは何だと思いますか?
岡田 他の大学はわからないですけど、初心者が頑張ったら活躍できるっていうところがいいところ。初心者やからってバカにされることもないですし、下に見られることもないので、とてもいいところだなと思います。
前原 初心者が多くて、初心者の育成のメニューみたいなものがしっかり組まれていて、初心者が活躍するための道筋も引いてくれますし、これだけ初心者が活躍できる弓道部は他にないんじゃないかなと思います。
冨田 中学高校と部活はしていたんですけど、試合に出ることはあまりなくて、ずっとベンチにいたんですけど、大学入って新しく弓道を始めて初心者でも活躍できる場をいただいて、試合にも出させてもらっていい経験ができたなと思います。
中井 全員が優しくて、薄っぺらい関係じゃなくて密な関係ができることはこの部活に来て良かったなと思います。
津田 初心者が多くてフレッシュ感があるのが良くて、経験者とかSFも初心者の影響を受ける。大人数なので、いろんな人と関わることができる。

―今までで印象に残っている試合はありますか?
前原 初心者で初めてずっと中ってなかったんですけど、2年生の5月にあった大阪府の大会で個人でしか出れなかったんですけど、普段は個人でほとんど連続で中たることがなかったんですけど、その大会だけは絶対中たるっていう感じがして、どんどん勝ち進んでいって、その時はすごく集中とか、よくわからない自信とかあって。今考えたらすごく良かったなって。準優勝だったんですけど、今でも私信になってます。
冨田 自分が出た試合は1回だけだったんですけど、新人戦が初めてでめちゃくちゃ緊張したんですけど、岡田さんも言っていた緊張を楽しむっていうことを初めての試合でできて、試合がすごく楽しかったです。
岡田 3年間やってきていろいろあったので、どれか1つに絞るのは難しいですけど、去年の入れ替え戦が一番感動しました。今まで入れ替え戦でいい思い出がなかったので、去年ちゃんと勝って4回生が全員で喜んで涙する人もおったっていう、あの時がとても印象に残っていますね。個人で6月に関西選手権で7位に入賞したんですけど、その時もうれしかったのはうれしくて、表彰式とか内心泣いてたんですけど(笑)。その感動より、去年の勝ったときの入れ替え戦、みんなで歌を歌って泣いてっていう、あの時が一番心にきました。
中井 僕は最初に思い浮かぶのが悪い時のことなんですけど(笑)。昨年度のリーグ戦第1戦で同志社大学と対戦したときに、ほんとに僕調子が悪くて。それでも試合は出させてもらったんですけど、最後の最後に0を出してしまって、0って罵声浴びてもいいほどひどいことなんですよ。結局勝ったんですけど、そのあとどれだけ中っても全然報われないというか、心が安らがなくて(笑)。これはずっと戒めに思っています。今年度は全力で準備していこうと思っています。
津田 僕はめっちゃありすぎて…。悪いやつだと、リーグで5位になって東西に行くってなったときに、高校から仲良くしていた先輩と2人で競射することになって、結構バチバチな感じで行って、20射中相手が皆中で僕が19中で1本差で負けて…(笑)。19って悪くはないんですけど、1本差で負けたっていうのはやるせなさというか。出し切って負けたので、あの日は結構きましたね。

―自分のこだわりってありますか?
岡田 意識していることは、僕が抜いたら試合に負けるっていうことは日ごろから思っていて。日常の練習とか数字を記録取る練習であっても、失敗する=外していいことにはならないので、そこは自分が中てないといけないって思って、この1本をちゃんと中てる。自分で妥協しないっていうのは意識しています。
前原 僕は弓道に関係あることかはわからないんですけど、的中とかで中たらないときとかは、ランニングとか筋トレで一番になったら自分が一番強いって思える。例えば、その日の的中が負けてても、自分はランニングで一番早かったから負けてないって思って、ランニングをさぼってるやつに絶対に負けるわけはないって思って、後先考えずに走ってます(笑)。
一同 (笑)。

前原 長距離は頑張ればそこそこ走れるので(笑)。
津田 さすが帰宅部(笑)。高校の陸上部の長距離選手より速い(笑)。
冨田 自分は結構練習する方なんですけど、自分では頑張ってるって思わないようにしていて。自分の中で頑張っているって思っても、周りから見たら頑張ってないかもしれないっていうことをずーっと思って、毎日残って練習しています。ストイックにやっています。
中井 部全体のことでもあるんですけど、明るく楽しくやろうって思ってやっています。僕よく顔が死んでるって言われるんですけど。
岡田 死んでるときあるな。
津田 僕めんどくさくて髪の毛のセットとかあんまりしないんですけど、着付けは毎日きれいにしようとしています。きっちりして弓引いたほうがいい気がするので、着付けはしっかりしています。
―岡田さんは主将として部員とのコミュニケーションは意識していますか?
岡田 話そうとはしているんですけど、さっきも言ってたように怖がられてるんで(笑)。自分からいって引かれてしまうこともあるんで、ちょっと自分からいきずらいなっていうときはありますね。
―もう怖くないですか?
岡田 もう大丈夫やんな?大丈夫やろ?(笑)
冨田 ノーコメントで。
一同 (笑)。
岡田 もう、どうせ1回生には怖がられんねん(笑)。

―部の変わったルールはありますか?
岡田 ここに染まりすぎて何がおかしいかもわからへんな。
前原 更衣室から足出してたら、半分くらい入ってても食べていいみたいな。
津田 あー(笑)。
前原 更衣室内に食べ物を落とさいように、体を出してご飯を食べるっていうルールがあるんですけど、足がちょっとでも出てたら体は入ってても食べていいみたいな(笑)。
岡田 一応、体育施設で飲食禁止なんですけど…ちゃんとやらせます(笑)。

―試合中などで、今自分かっこいいなって思う瞬間ありますか?
津田 試合の20射皆中のときちゃう。
岡田 したことあるっけ。
津田 何回もありますよ!
岡田 まじで。あったな、そういえば。
津田 あったな、じゃないですよ!去年とか結構ありましたよ(笑)。
岡田 関選の時に、残っていくとみんなが応援してくれるので、中たったらみんなの「よーし!」っていう爆音が会場に響いていて、その後に会場で僕一人が引くっていう場面で、会場中の視線があるわっていう時ですね。その時に中てて7位決まって、かっこいいというよりは、全員の前で見せたったわっていう感じでしたね。
中井 かっこ悪いならあるんですけどね…。
岡田 そんなん山ほどあるわ。

―自分の性格を一言で表すと?
岡田 僕は負けず嫌い。
前原 頑固ですね。
冨田 よくみんなすぐに出ますね。
岡田 就活やってるから(笑)。
津田 ストイック言うとけ。
冨田 じゃあ、ストイックで(笑)。
中井 慎重とか。でもよく言われるのはおかしい。
津田 僕はザ・真面目みたいな。
岡田 ほんまか?(笑)
津田 生活はなまってますけど、性格は真面目…ちゃうかな?
岡田 真面目ではあるんちゃう。たまにパッパラパーやけどな
津田 バカってことで(笑)。

―これだけは負けないこととかありますか?
岡田 僕は最近就活でできてないですけど、矢数をかけること。練習量でいえば自分はめっちゃやるほうだと思うので。1日で引いた数は過去5年くらいで僕が1位やろなって思ってます。1日351っていうのは僕しか引いてないかなと。
―普通はどのくらいの数なんですか?
津田 60~80ですかね。100本いったら今日引いたかなって感じ。
岡田 1日引いてノンストップやったな。
津田 それ2回生のときですか?
岡田 2回やな。
津田 矢取り行きませんかって言っても無理無理って。
岡田 それな、夜のときやろ。道場閉める直前にあとちょっとで記録更新やったんですよ。矢取り誘われたんですけど、そのとき298くらいで、行きたいけどごめん!って(笑)。
津田 この人やべぇってなりましたよ。狂ってんなこの人って(笑)。
中井 僕は、射癖に対するこだわりは強くて、中たってても狙う時間が短かったりとか、どちらかの肩の力で支えていたりとか、そういうのは試合に通用しなかったりするので、中たっていてもできるだけ直すようにしています。
前原 それこそランニング。高校時代、陸上部だった人がいて、いかにして勝つかっていう。春休みは10分完走だったんですけど、普通の人は自分のある程度のペースを保って走ると思うんですけど、いかに陸上部の子を騙して最後に前にいるかっていうのを考えて負けないように頑固にやってました。
冨田 最近だと誰よりも道場にいるかなって。岡田さんは矢数をかけてるって言ってましたけど、自分は結構ゆっくり引く方で。矢数かけても最高225とかなんですけど。岡田さんに負けてるんですけど。
津田 これが僕の一番の課題で、人に勝るものがあまりないというか、見つけないといけないんですけど、そういうところで去年もある程度のところまで行ってもずば抜けた成績にはならなかったので。もう遅いかもしれないけど、早いうちに見つけたい。

―悩んだときは誰かに相談したりしますか?
前原 僕は頼っちゃいます。弱い時はほんとに弱いので、誰かに相談しないとやっていけない時とか。個人の競技なので、結局は他人事と言えば他人事で。中たってない状況に関しては、そうなんや、頑張れよって言えるけど、結局は他人事って感じで自分と戦わないといけないので、話を聞いてもらうだけでも楽になったり。気持ちが好転するだけで、的中とかも変わったりするんで、暗くなってるときは誰かに相談して、暗くなっていることが続かないようにしています。
中井 暴飲暴食したりとか。
冨田 あー、それはわかります。めっちゃ食べちゃいますね。

―憧れの先輩とかいますか?
前原 僕、岡田さんにあこがれてますよ!
冨田 自分も岡田さん。
岡田 どこがやねん。やめてくれ。どこに憧れの要素があるん。
前原 岡田さんは試合とかほんまにすごいなって。今、関大の弓道部で初心者で一番頑張っていて、中てている選手が岡田さんで、自分もそうなれたらなって思いますし、憧れですね。
冨田 誰よりも練習しているっていうとことがすごい。自分も理想像として、誰よりも練習としてあるので、それができているのが岡田さんなのかなって思います。
岡田 恥ずかしいですね(笑)。今はそんなにできてないですけど、去年の貯金が残ってくれているんかな(笑)。自分の憧れの人は2つ上に初心者の平群さん(平郡卓=17年度卒)と、1つ上の武田さん(武田誠=18年度卒)さん。平群さんは、試合は楽しむもので何にも緊張もしないっておっしゃる方で、かっこいいなと思っていました。武田さんは2回生からメンバーで黙々と頑張ってはった方なので、僕が入った時に一番身近な憧れでした。武田さんと一緒に引けることを夢見て今まで頑張ってきた。
中井 満壽さん(満壽直毅=18年度卒)。入部したばっかりの時に、満壽さんの射を見て、きれいと思って、あんな人になりたいって思いました。もう1人、関大じゃないんですけど、高校でうまいやつが2人いたんですけど、僕にない物を全部持っているので。今は弓道してないんですけど、事あるごとにそいつらに勝ってるかなって考えますね。
津田 僕も武田さん。1回生のときから一緒のチームで引かせてもらって、それを見ていたっていうのもあります。去年は武田さんあまり調子ふるわなかったと思うんですけど、その中で頑張って必死にストイックに頑張っている姿を見ていたのでかっこいいなって。

―チームへの思いはいかがですか?
岡田 下回生の時は自分のことしか考えてませんでした。どうやって下克上したろうかなって考えていました。今は立場的なものもありますけど、チームを大事にしていきたいなって思います。
前原 最初、入部した時は全然メンバーになりたいとか試合に出たいって考えてなかったんですけど、どんどんみんなのことを知って、関大弓道部のことを知っているうちに、もっと自分がチームに貢献したいって思うようになって、チームを好きになって頑張りたいなと思っています。
冨田 入部したときはやる気はなくて、夏くらいからメンバーに入ってやるって急に熱が入って、そこから意地になって誰よりも練習してます。あの上回生あんまり練習してないから抜かしてやろうって。今はまだ自分のことしか考えていないですけど、どうやったらメンバーに入れるかなってずっと考えています。
中井 去年からメンバー入ってやらせてもらっていくうちに、勝ちたいっていう気持ちは高まりました。
津田 去年のリーグから、関大弓道部でっていう意識は芽生えてきました。

―弓道の魅力は何ですか。
岡田 思いっきり自分と向き合えるところ。何をやっても自分、失敗しても自分。何かがあって失敗するんではなくて、結局自分のせいなので。自分の心が、射が変わるだけで、的が相手なので、自分と戦える競技。
前原 一瞬のために練習することが弓道の醍醐味。そこがおもしろいところだと思います。
冨田 どれだけ調子良くてもも試合では中たらないとか、全然練習してない人でも、試合になると中たったりするから、波というか、その一瞬のためにずっと練習して頑張っているのが弓道にしかないもの。
中井 中たった時の快感ですかね。苦しいときの1本や調子のいいときの1本はすごく気持ちがいいので、ずっと弓道を続けていて、そこが醍醐味かなと思います。
津田 自分の頑張り次第でうまくなりますし、調子悪い時も自分のせいっていうのが弓道の醍醐味。学生弓道の醍醐味はそういういろんな人がいる中で、チームになって調子を合わせて頑張る。個人のスポーツでもあり、個人がチームに貢献するために頑張るっていうところが楽しい。

ーでは、最後に今年の目標を教えてください!

岡田 主将としてこの部を引っ張って、男子は今年こそ王座出場して優勝する。
前原 直近の目標としては新人戦で個人で一番になること。他は、1年間通して中て続けること。自分は新人監督っていう役職についたんですけど、もっと初心者に活躍してもらえるように新入生を育成していけたらなっていうのが目標です。
冨田 将来的には、リーグ戦のメンバーに入って試合に出て1部リーグ優勝に貢献したいです。
中井 選手として関大の大きな柱になれたらなっていうのと、そもそも抜かないことを目標にしている。新人監督として1回生を指導する立場でもあるので、1回生をできるだけ早く安定した的中を出せるようにさせたいなと思っています。
津田 個人で日本一。直近の目標としては、関大と言えば津田純平みたいな選手になりたい。

―ありがとうございました!

◇岡田将吾(おかだ・しょうご)
1998年3月28日生まれ、近大附属高出身。176㌢、68㌔。好きな食べ物は和菓子。

◇前原俊介(まえはら・しゅんすけ)
1998年12月27日生まれ、初芝富田林高出身。167㌢、52㌔。好きな食べ物はハンバーグ、エビフライ。

◇中井雄基(なかい・ゆうき)
1998年9月22日生まれ、県立平城高出身。175㌢、67㌔。好きな食べ物は納豆。

◇津田純平(つだ・じゅんぺい)
1999年1月23日生まれ、近江兄弟社高出身。172㌢、65㌔。好きな食べ物はカレー。

◇冨田涼太(とみた・りょうた)
1999年10月30日生まれ、福岡舞鶴高校出身。171㌢、61㌔。好きな食べ物はラーメン。