【コラム】[KAISERS連続企画]特別対談vol.7〜陸上競技部〜

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対談第7弾は陸上競技部の2選手です!来月に控える関西インカレに向け、練習を重ねている陸上競技部。今回は、エースとして活躍を続け、短短パート長としてパートを引っ張る坂井隆一郎さんと、4×100㍍リレーのメンバーとして奮闘し、次世代のエース候補である佐野由羽さんに、熱い思いを語っていただきました!

―陸上を始めたきっかけは何でしょうか?
坂井 もともと両親が陸上をやってたので、その影響で始めました。
佐野 僕はもともとミニバスケットボールをしていて、長距離を走っていた時にぜんそくが出て、それでミニバスケットボールを辞めました。それで、コートの中だったらめちゃめちゃ速いっていうのが親どうしで噂になって、「中学校では陸上の短距離しようか」っていうことで、陸上を始めました。

―お互いの走りを見た印象はいかがですか?
佐野 坂井さんは中学生のころからずっと大阪で有名だったので、雲の上の存在みたいな感じでずっと見てました。
坂井 俊敏な動きをするなという印象です(笑)。
佐野 そんな人いない(笑)。

―今の印象はいかがですか?
佐野 今も変わらず、届かへん存在やなと思ってます(笑)。
坂井 中学生のときは内面的なことをあまり知らなかったですね。今だったら陸上にも熱心で、いい選手だなと思います。

―お互いにどんな性格ですか?
佐野 性格か…(笑)。すごく陸上向きですね。パート長もされていて、すごく話しやすいですし、下にいる僕としてもすごくやりやすいなと思います。
坂井 (佐野は)何でもこなしてくれる後輩で、次期エースとして頑張ってほしいなと思います。

―何でもこなすというのは?
坂井 陸上の面でも期待に応えてくれる走りをしてくれますし、それ以外のときでも場を和ませてくれますね。

―何かそれに関するエピソードはありますか?
坂井 (佐野へ)もはや毎日やん(笑)。

―毎日ですか!?
坂井 アップ中とかは、ネタを振ったらやってくれる感じですかね(笑)。

―走りとしてすごいなと思うところは何でしょうか?
佐野 一昨年や去年の関西インカレでも多田さん(多田修平=住友電工)に続いて関西2番手という印象でしたし、すごいなと思ってました。スタートから「かなわんな」という感じです。
坂井 由羽はスタートのプロフェッショナルで、ずっとそういう風に言われてたんですけど、今年に入って一緒に走ったら「それだけじゃないな」というのは感じました。中間疾走から後半にかけてもしっかり走れているので、今シーズン期待できるなと思います。

―お互いの素顔は?
佐野 速い選手といったら喋りづらい印象がありがちなんですけど、坂井さんはそんな感じじゃないし、いい意味でみんなと距離が近いなと思います。
坂井 「いい意味で」って(笑)。
佐野 それつけてたら何とでもなる(笑)。

―坂井さんはいかがですか?
坂井 ふざけてる一面もあるけど、すごく頑張り屋さんで、陸上に対しても内心ではすごく努力していて頑張っているなと思います。

―高校のときは試合で話したりしていましたか?
坂井 (佐野へ)軽くは?
佐野 今くらい距離が近い感じではなかったですね。ただ地区は一緒だったので、先輩を介して喋ったりはしていました。

―お互いの走りは見たりしていましたか?
佐野 実力的には坂井さんとは天と地の差ですし、ずっと憧れの存在でした。関大に行ったのも、上の代に坂井さんがいる環境だったからっていうのがありますね。
坂井 僕としては高校のときから10秒台を出していて、大阪インハイも優勝していたので、頼もしい子が入ってきてくれて嬉しいなと思いました。

―高校時代のエピソードはありますか?
坂井 大高(大阪高校)は速い人が結構入ってくるので、リレーメンバーの取り合いであったし、練習メニューも2~3時間みっちりやっていたので、大学と比べても高校の方がしんどかったですね。
佐野 北陽(関大北陽高校)大高に比べたら長距離中心で、短距離に関しては少数精鋭って感じでした。(高校に)入った時からリレーメンバーには入れてもらっていて、経験はさせてもらってました。あと、ちゃんと練習できるタイプではなかったので、こっそり抜けたこともあります(笑)。
坂井 クソやん(笑)。
佐野 500㍍走るメニューもありました。マイルリレーが強いのもあったから、短長(※400㍍のことを指す)中心のメニューでしたね。

―北陽はタータンでしたが、高校からそういう環境で走れたのは思い出深いですか?
佐野 僕が入学するか1つ上の代のときにブルータータンに変わる感じで、新しい環境でできるというので、メニューも一気に変わったし、その分ケガは増えたけど、いい経験をさせてもらいました。

―大高はどうでしたか?
坂井 100㍍とカーブの一部はタータンで、あとは土でした。今思うと、やりにくい環境で練習してたのが逆に良かったかなと思います。

―お2人は陸上の強豪校の出身ですが、お互いの高校に抱いていた印象は?
坂井 北陽は短長が強かったので、400㍍とかは強いなと思っていたんですけど、4継(4×100㍍リレー)も近畿インハイまで上がったりしていたので、そっちも強いなと感じてました。
佐野 大高は歴史もあって、金丸さん(金丸祐三=大塚製薬)とか強い選手もたくさんいたし、中学から強豪校と意識してました。地区も一緒だったし、「追い付け追い越せ」という感じでした。

―それぞれ北陽と大高を選んだ理由は?
坂井 単純に短距離が強いのもあって、10秒5台くらいのタイムを出している先輩もいたので、自分もそういう環境でやってみたいなと思いました。
佐野 関大に内部進学が可能なことが第一で、卒業してからは関大に行こうと思ってました。あと、ずっとタータンで練習できるのはいいなと思っていたので、北陽に決めました。

―一番好きな種目は何ですか?
佐野・坂井 100㍍(笑)。
坂井 一択です(笑)。
佐野 200㍍とかは坂井さんみたいに走れないっていうのもあるし、自分は前半型の走りなので、ずっと100㍍を意識して練習してました。

―好きな陸上選手をあげるとすれば?
佐野 山縣さん(山縣亮太=セイコー)です。
坂井 同じく山縣さんです(笑)。

―どのような印象をお持ちですか?
佐野 スタートから出ていくという点で、100㍍の走りの構成が自分と似ているなと思います。日本トップレベルの選手ですし、憧れの存在です。
坂井 スタートが速いというところは似ていて、そこも尊敬していますし、10秒00というタイムを出されていてすごいなと思います。日本の短距離を加速させてくれた方だと思います。

―一昨年にはロンドン世界陸上がありましたが、それを見られた印象は?
坂井 サニブラウン(サニブラウン・アブデルハキーム=東京陸協)出てたよな?
佐野 そうですね。
坂井 サニブラウンが200㍍で決勝に行って入賞して、4継も決勝に行って、日本が世界に通用してきているなというのは感じました。
佐野 同い年のサニブラウンが決勝に残ったのもすごいなと思ってましたし、多田さんも4継で日本チームに貢献されているのを見て、目標にはしてるけどまだまだ届かないかなと思います。

―ちなみにお2人はピッチかストライドのどちらで勝負されるタイプですか?
坂井 ピッチかなあ…。
佐野 僕どうですか?
坂井 どっちかといえばピッチちゃう?
佐野 坂井さんほどではないですけど、ピッチ型だと思います。

―100㍍以外の種目を何か一つやるとしたら何をしますか?
佐野 幅跳び(走幅跳)ですね(笑)。
坂井 幅跳びですかね…。

―その理由は?
佐野 意外と跳べそう(笑)。
坂井 意外と(笑)。

―関大の陸上部の良さは何ですか?
坂井 コーチとか、教えてもらう人があまりいないので、自分が考えてることをのびのびやれることだと思います。
佐野 教えてもらうというよりかは、自分で試すというのが主流のチームなので、そこは一番の特長ですね。

―自主的に練習する中で得られたものは?
佐野 僕は、坂井さんや片岡さん(片岡健介=法4)とか意識的にレベルが上の人と走ったりすることで、特にスタートは落ち着いて出られるようになりました。
坂井 周りの選手と競う中で、自分の良い感覚が得られて、それをメニューの中で試せるので、そこは良いなと思います。

―短短パートの良さは?
佐野 元気が良いです(笑)。
一同 (笑)。
坂井 みんな仲良しです。もちろん練習するときは練習しますし、メリハリはついてます。
佐野 先輩後輩関係なく、思ってることを言い合えるので、良いパートだと思います。

―佐野さんから見て坂井さんはどんなパート長ですか?
佐野 独立してまとめるタイプじゃなくて、みんなと一緒に輪になってやってるなと思います。下の僕からしても意見を言いやすいです。

―今の競技面での目標は何ですか?
坂井 10秒2台を出して、日本選手権で入賞するのが目標です。あわよくば、ユニバーシアードも狙ってます。
佐野 タイムよりかは、勝負になったときに勝てる選手になりたいと思います。

―お互いにメッセージをお願いします。
佐野 すごく頼りにしてますし、実力は関西トップレベルなので、パートを引っ張りつつ、のびのび走ってください(笑)!
坂井 ここにきて調子も上がってきていると思うので、関カレや全カレで頑張ってほしいのと、次期エースになれると思うので、そのへんを意識して頑張ってほしいです!
佐野 荷が重い(笑)。
一同 (笑)。

―今後のシーズンへ向けての意気込みをお願いします。
坂井 僕は今シーズンに人生を懸けているので、できることはすべてやって、大きな大会で結果を出せるように頑張りたいです。
佐野 やれることは真剣に精一杯やって、試合とかは楽しんで走りたいなと思います。来年につながるシーズンを送りたいですし、あとはケガをしないようにという感じですね。

◇坂井隆一郎(さかい・りゅういちろう)1998年(平10)3月14日生まれ、大阪高出身。171㌢、58㌔。好きな色は白色。

◇佐野由羽(さの・ゆう)1998年(平10)10月12日生まれ、関大北陽高出身。168㌢、60㌔。好きなアイドルは大園桃子(乃木坂46)。