【ソフトボール】最終回、まさかの4失点。苦杯喫す

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◇第51回春季関西学生リーグ戦1次予選第4節◇対龍大◇4月14日◇大阪大谷大学グラウンド◇

龍大 000 000 4=4
関大 000 100 0=1

(龍)緒方、渡辺、田原―高根
(関)髙井、佐保―日吉

1(二)今橋
2(中)田平
3(左)佐伯
4(遊)辻
5(一)福嶋
6(DP)石橋
7(右)佐々木
8(三)森
9(捕)日吉
FP(投)髙井

この日の龍大戦は時折小雨が降る中行われた。前日に引き続く勝利で3連勝と波に乗りたかった関大だったが、「悔しいの一言」(今橋この実主将=情4)。先制点を奪うも、最終回に相手の猛攻にあい、土壇場で逆転負け。苦い黒星となった。

この日の先発は大大谷大戦ぶりの登板となった髙井菜々(人2)。「コンディションは悪くなかった」とその言葉通り、安定したピッチングを見せる。4回表には1死満塁のピンチを背負うも、仲間との息の合ったプレーで無失点に抑える。


△髙井

一方の打線は関大が主導権を握るもなかなか先制には至らない。毎回走者を出しながらも、相手の好守に阻まれるなど、もどかしい時間が続く。


△今橋


△佐伯瞳(社4)

そんな関大にチャンスが訪れたのは4回裏。この回の先頭打者・福嶋七彩(ななせ=人1)がセンター越えの大きな当たりで出塁すると、その後1死三塁の絶好の好機で打席に立ったのは前日も安打を放っている佐々木明莉(人1)。勢いよく跳ね返した3球目は一塁手の頭上を越え、フェアラインギリギリに落下。福嶋に代わって代走に入っていた高橋真奈美(人4)がその間に生還し、待望の先制に成功した。


△福嶋


△佐々木


△高橋

その後は両者沈黙の時間が続く。5回には佐伯が死球で、6回には福嶋がこの日2本目のヒットを放つも後続を断られ、追加点とはならず。1点リードで最終回へ。

「1点しか取れてなかったことが相手にダメージを与えきれてなかった」(今橋主将)。相手が反撃ののろしを上げたのは最終回のことだった。左中間安打で逆転のランナーを許すと、代打・野田にセンター方向へ打球を打ち返される。相手の執念に支配された緊張感からか、 ボールは中堅手のミットに当たり、そしてこぼれ落ちた。「もっとじっくり行けばよかった」(髙井)。次打者にも中前打を放たれ、ここでマウンドを降りた。

髙井に代わり、前日に勝利を挙げている佐保知里(人2)がマウンドに上がる。クリーンアップをなんとか抑えたいところだったが、その後も龍大の勢いは留まることを知らず、連打で追加点を許す。最後は中飛で打ち取るも、この回一気に4失点。裏の反撃に懸けるのみと、追い込まれた状況に。


△佐保

なんとか白星を。1死から今橋が死球で出塁すると、続く田平優佳(人3)が粘りを見せ四球を選択。しかし、1死一塁、二塁とサヨナラのチャンスも虚しく、佐伯がセカンドゴロに倒れると、4番辻楓(人3)がショート方向に放った打球は相手の遊撃手にさばかれ、試合終了を告げた。


△田平


△辻

先制していただけに悔しい敗戦となったこの日。今橋主将は「エラーが出ると苦しい。競ってる試合はエラーした方が負けてしまう」と、守備面の課題も口にした。次戦まで1週間。今日の黒星をバネに、次は笑顔を咲かせたい。【文:高木満里絵/写真:松山奈央】

▼今橋主将
「悔しいの一言。入りは良かったのでいけるんじゃないかなと思った。つかみとか、流れもいい感じだった。1点しか取れていなかったことで相手にダメージを与えきれていなかったし、それが相手の余裕でもあったし、むしろこっちは緊張とかプレッシャーを感じている部分があったと思う。(毎回ランナーは出していたと思うが)初回も三塁まで進めていたけど点を取る場面では取れなかった。(守備の面は)エラーが出るとどうしても苦しい。競ってる試合ではエラーした方が負ける。詰めや、集中力、メンタルが弱かった。(次戦に向けて)みんな悔しい気持ちはあると思う。それをバネに次は同じ試合をしないように。モチベーション保てるように声掛けしていきたい。前向きに、次までの1週間を大切にしていきたい」

▼髙井
「大青山大戦、太成学院大戦に勝って、流れがあって今日は絶対落としたくない試合だった。そのままの流れで勝ちたかった。コンディションも悪くなかったし、途中までは良かったからいけると思った。(最終回は)もっとじっくりいけば良かったかな。ベンチも声出してくれていたし、盛り上がりは良かったと思う。ピッチャーが6人いる中で試合に出れるのは1人しかいない。責任持って投げないといけないし、コンディションもきっちり整えていかないといけないと思った。(次戦に向けて)大大谷大戦、今日の龍大戦と、2戦負けてしまっている。もっと相手を飲み込めるピッチングをして守備でリズムをつくって次は絶対勝ちたい」