【コラム】連載企画≪覇業への挑戦≫/第4回/山口高志アドバイザリースタッフ

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昨年は春3位、秋2位とあと一歩のところでリーグ優勝を逃した野球部。2年前は19年ぶりのリーグ優勝と神宮大会出場を果たした。もう1度あの舞台に立つために、スローガン『渋男~覇業への挑戦~』を掲げた野球部を直撃。第4回の今回は、昨年まで阪神タイガースで1軍投手コーチを務めた山口高志氏だ。関大OBでもある山口コーチは、学生時代に日本一の経験もあり、さらなる投手力アップに一役買う。

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――まず始めに、久しぶりの母校復帰はいかがですか。

自分のころは(1学年)20人もいなかったけど、今は部員が多くてびっくりしている。それが第一印象かな。まずは、名前を全員覚えるところから始めたいね(笑)。

――今回関大に戻って来られた理由を教えてください。

長い間プロ野球に携わってきて、体の動く間に少しは母校のお役に立ちたいとずっと思っていた。それで一昨年に早瀬監督のもと、選手たちが神宮に行けると証明してくれた。スタンドから見ていて学歌を歌ったが、本当に気持ちよかったね。日本一に向けて少しでも協力できたらなと思ったのが一番だね。

――実際に選手にはどのような指導をしていきたいと考えておられますか。

(選手には)やっぱりやれることを注文していきたい。できないことを言ってもだめなので、まずはそこを見極めている段階。何人かは次のレベルの野球や指導者を目指している学生だと思うので、基本的な形や考え方は教えていきたいと思っています。やっぱり専門分野である投手陣を高いレベルで競争できるようにしていければなと思っているし、少しでもそうなるように頑張りたいね。

――指導する相手が、プロの選手から学生に変わりましたがいかがですか。

やっぱり素直に僕の指導を聞いてくれる。そこは大きな違いだね。だからこそ、間違ったことは言えないし、それなりに責任が増してくる。一人一人にあったアドバイス、ヒントになるようなことを言えたらと思っています。

――ここまで、関大投手陣を見ていかがですか。

エース格になってもらわないと困る阪本や吉川はやっぱり抜けていると思う。それに続く投手を2、3人出していきたいね。ベンチメンバー、投手陣を高いレベルで競わせることが大事なので、そこはしっかりと意識してやっている。

――最後に、今後の意気込みをお願いします。

やるからにはナンバーワン、オンリーワンを目指して、優勝を狙っていきたい。それと健康で少しでも長くグランドに立っておきたいですね。関大野球部がもう一度、中央で輝けるようにしたい。その喜びを一番知っているのは自分だから、自分ができる限りのことを尽くしてそこを目指して頑張ります。

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44年前に大学球界初のグランドスラムを達成した歓喜の瞬間を知る山口コーチ。さらなる投手力アップに今季は心強いピースが加わる。その手腕にも注目だ。【高橋良輔】