【コラム】連載企画≪覇業への挑戦≫/第2回/阪本大樹・吉川峻平投手

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昨年は春3位、秋2位とあと一歩のところでリーグ優勝を逃した野球部。2年前は19年ぶりのリーグ優勝と神宮大会出場を果たした。もう1度あの舞台に立つために、スローガン『渋男~覇業への挑戦~』を掲げた野球部を直撃。第2回の今回は関大の投手陣をけん引する阪本大樹、吉川峻平選手です。
――まずは、昨シーズンを振り返ってください。

阪本大樹投手(以下阪本)
自分でも先発すると思っていなかったけど、使ってもらって色々な素晴らしい経験ができました。最後の関学戦も最後まで投げさせてもらったので、この経験をこれからに向けてつなげていきたいです。秋リーグでは新しい変化球を1つ覚えてそれを有効に使えたのが、秋の好成績につながったと思います。オープン戦から先発で使ってもらって、気持ち的にも余裕を持ってマウンドに上がれたのが良かった点だと今は思っています。最初の近大戦での好投で、いいスタートを切れたのもその後につながったと思います。

吉川峻平投手(以下吉川)
去年は石田さんという絶対的なエースがいて、それに続いて2戦目で投げるという目標でやっていました。でも、1つ下の阪本に奪われる形になって悔しかったのが一番です。今年は阪本を抜かすつもりで、1戦目で投げられるように頑張りたいと思っています。

――今年は大学通算30勝を挙げた、精神的支柱の石田さんが抜けましたが、どのように感じていますか。

阪本
石田さんは本当に神様だと思っています。自分は石田さんにはなれないけど、できる限りチームに貢献していきたいと思っています。でも、僕だけではなくて、全員でみんなで戦っていきたいです。石田さんを見て、学ぶことは多かったと思います。最後はちゃんと練習しろと言われました(笑)。

吉川
去年は困ったら石田さんだった。頼りすぎなところがあったけど今はいないので、自分がカバーしたいし、そのつもりでやっています。でも、それは無理なので投手陣全員で総力戦でカバーできたらなと思っています。みんながそういう意識で、できていると思いますね。石田さんからは実力は持っているから頑張れという言葉と、練習から意識する姿勢などを最後に言われました。1個上を目指す姿勢で変われるから、最後の1年覚悟を決めてやれという言葉は重く受け止めています。

――今シーズンスタートしたと思うのですが、まずは目標を聞かせてください。

阪本
一番は、勝てる投手になりたいです。粘り強く勝てる投手が理想像ですね。エースということは気にせず、でも引っ張っていかないといけない立場だとは思っています。だから、自覚と責任をもってやっていきたいです。いい意味でエースとかは深く考えないようにしています。最近は、練習から気持ち的にいけるという自信は大きくなったと思います。投げる以上は、勝てるようにやっていきたいです。

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吉川
数字としては、リーグ戦5勝は目標です。自分がこれを達成できれば、チームの優勝が近づくと思っています。チームの優勝は一番だけど、その中で自分がやらなければいけないという責任感は持ってやっています。同期(4年生)の投手がAチームにいないですが、それでも同期で高め合う学年だと思っています。どうしても下が多いですが、しっかりと下にやってもらわないと優勝はないので学年、チームに関係なく、お互いライバルとしてやっていきたいです。

――今季から山口高志コーチ(元阪神タイガース1軍投手コーチ)が就任しましたが、いかがですか。

阪本
山口コーチからは声をかけていただいています。言われたことを自分でできたときは、やはりいい球がいくし、納得できるところが多いですね。今までになかったメニューもあって新鮮です。ティーでピッチングを意識しながら練習をしたり、新しい発見がたくさんあるのでしっかりと自分のものにしていきたいです。

吉川
山口コーチはすごい人なので、やっぱり捉え方も違って、ほかの指導者よりも説得力があります。その言われたことはまずは試して、自分のものにできるようにやっていきたいと思っています。

――投球として捕手との関係はいかがですか。

阪本
久米と組むことが多くて自分でも考えているが、それ以上に考えてくれる存在です。しっかりとコミュニケーションも取れていますし、導いてくれて助かっています。久米はどっしりとしていて、ぶれないので任せられます。プライベートでも仲がいいので信頼関係という点は問題ないですね。

吉川
いい意味で先輩、後輩の壁が無いので意見などは言い合えていると思います。その日その日で思っていることは言えて、コミュニケーションをしっかりと取れていますね。バッテリーとして低めの強いボールや、ランナーが出てきた時の投球は特に意識してやっています。

――最後に、「覇業への挑戦」に向けて意気込みをお願いします。

阪本
やるしかないので、とにかくやりたいです。絶対何としても自分で投げて優勝して、神宮でも投げたいですね。甲子園も経験しましたけど、神宮もとてもいい雰囲気だったので、本当に投げたい気持ちは強いです。最後まで投げ抜いて、全試合勝てるように頑張ります。

吉川
最後のリーグ戦で今までとは違った緊張感などもあると思うけど、しっかりと自信をもって挑めるように、練習から本番をイメージしてやっていきたいです。手応えはだいぶんつかんでいていい感じで来ているので、頑張りたいです。神宮ではベンチに入ったけど、投げる機会はなかったので自分の投球でチームを優勝させて、神宮でも投げたいですね。そして全国制覇を成し遂げたいと思っています。絶対に自分が投げて、神宮に行かすという気持ちでやっていきたいです。

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神宮への思い、日本一への思いを熱く話した阪本、吉川選手。気迫あふれる投球でチームを引っ張る両投手に注目です。【高橋良輔】