【ボクシング】関関戦白星ならず。「応援の面で足りなかった」

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◇第42回総合関関戦前哨戦◇対関学大◇4月7日◇関西学院大学ボクシング場
関大3-6関学大
【前哨戦】
[B級]  上村帝尊(人1) ○WP
[L級]  宮内道考(商2) ●WP
[LW級] 伊藤颯基(法1) ●WP
【本戦】
[LF級] 窪田湧人(人2) ○KO
[F級]  竹下開斗(情3) ●WP
[B1級] 篠原龍太郎(人2) ●WP
[B2級] 小林亮太(情2) ○WP
[L1級]  渡部夏志(社2) ●WP
[L2級] 今岡諒(経4) ●ABD
[LW級] 千葉拳大(法2) ●WP
[W級]  本島翼(法2) ●WP
[M級]  宮本大樹(人3) ○WP
※WP:判定
ABD:試合途中にセコンドが試合続行できないと判断し、タオルを投入すること

今年の総合関関戦は敵地で行われた。今回も関関戦白星第1号を飾るべく、選手たちはリングへ上がった。しかし、結果は惜しくも黒星。悔しさの残る結果に唇をかみしめた。最初に行われたのは前哨戦。LF級の上村は、相手ガードの隙をつきながら、頭中心に当てていく。3Rでは積極的な攻撃を展開し、白星。この勢いに乗るべく、L級の宮内がリングへあがる。手数は少なかったものの、着々と相手へパンチを当てていく。しかし、最終ラウンドで2回ダウンを奪われ、判定負け。同点の中迎えた3戦目。ここでLW級の伊藤が出場する。ジャブを中心に手数を増やしながら戦う。しかし、相手を崩しきれず、敗退する。前哨戦では勝ち切ることができずに、本戦へ。
△上村

△宮内

△伊藤
本戦の先陣を切ったのはLF級の窪田湧斗。相手をリングの端に追い込み、効果的なアッパーを打ち込む。結局KOで勝利し、好スタートを切った。だが、ここから波に乗れない。F級の竹下は受け身の時間帯が多く、なかなか攻めることができない。B級の篠原は積極的に打ち合うが、いずれも判定で敗れ、リードを許す。
△窪田

△竹下

△篠原
流れを変えるべく、B級の小林が登場。2Rではノーガードの打ち合いとなり、否応無しに会場のボルテージも上がる。勝敗は判定に委ねられるが、レフェリーは小林の腕を上げた。これでタイに持ち込むも、L級の渡部は判定に泣き、勝利ならず。同じくL級の今岡は終始押される展開となり、速攻からのアッパーに苦しむ。反撃の糸口をつかめず、セコンドがタオルを投げる。無念のABDとなってしまった。
△小林

△渡部

△今岡
後がなくなった中、LW級の千葉がリングへ。何とか1勝をあげたいところだが、相手の雰囲気に飲み込まれ、リズムをつかめない。判定で敗れ、この時点で関大の黒星が決まってしまう。W級の本島も、ジャブでダウンを取られるなど、自らの流れに持ち込めず、勝利を収めることはできなかった。


△千葉

△本島
最後の戦いに臨んだM級の宮本主将。「自分が負けたら全てマイナスになる」(宮本主将)。1Rから相手のパンチを冷静にかわすと、2R以降は終始自らのペースで試合を進める。強気の攻めを崩すことなく白星を挙げ、意地を見せた。試合後、悔しさから宮本主将は涙を流した。「応援の面で足りなかった」。総合関関戦で、関大の勝利第1号とはならなかったが、おのおのが健闘を見せた。リーグ戦までまだ時間はある。届かなかった思いを胸に、ボクシング部はこれからも戦い続ける。【文・写真/濵田将志・長尾洋祐】

△宮本主将

▼宮本主将
「(試合内容を振り返って)みんな練習でやってきたことを全部出して頑張ったのですが、(ボクシングは)人が見るスポーツなので、ジャッジには応援の印象が響くから、応援の面でチーム力が足りてなかった。技術やスタミナに関しては2、3月頑張ってきたので、(足りてなかったのは)応援の面でした。本当に悔しいです。(結構雰囲気に押されたという感じですか)そうですね。自分の中でも、流れが相手側に行っている感じがあって、それが影響したのかと思います。(今日ご自身はどのような気持ちでリングに臨まれましたか)僕が1年生の頃は、4-4で僕が勝つか負けるかでチームの勝敗が変わってくる感じで、特別な感じだったが、(今日は)負けが決まった状態で回ってきて、僕が気持ちをきらした状態で負けてしまうとすべてがマイナスになってしまうので、(最後は)勝利で締められるように、全力でいこうと思いました。(2、3月での具体的な取り組みは)基本的には去年から走るメニューの量を倍にしました。また、押し負けることが多かったので、走った後にフィジカル面での懸垂や手押し車をしました。(そのトレーニングを通して効果が出たところは)スタミナがあることで、後半でも生きたパンチが練習中から出ていて、(効果を)実感しました。(リーグ戦へ向けての改善点は)今日あまり負けたと思っていなくて、それでも結果的には負けて、応援での盛り上がりの差を感じました。人数が少ないというのもあるけど、一人一人が声を出せば、もっともっといいものができるのではないかと思います。練習面は細かく調整していくと思うのですが、応援面も大事にしようと思いました」