【コラム】開幕インタビュー 倉川竜之介

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開幕直前企画第3弾は、関大の主軸を担う倉川竜之介選手(文4)です。昨年は外野手に挑戦し、4番も務めた主砲。今春の意気込みやチームのことを伺いました。

―新チームはどうですか?
みんなで話し合って進めています。ランニングなどのメニューをみんなで考えてますね。去年まではそういうのが全く無くて、言われるままやってるだけだったんですけど、今年は3年生を中心に考えて、後輩に共有したりしています。今までと同じことをしても、同じ結果の繰り返しになるだけなので、今までより変えてみるのは良いことだと思っています。これからどうなるか楽しみです。

―チームの雰囲気はいかがですか?
雰囲気はすごく良いです。のびのびとフラットにできていると思います。練習後の各自の時間に自主練習をする人が増えて、練習量も多くなって、意識高くできているんじゃないですかね。

―なぜ選手の意識が上がったと思いますか?
キャプテンの松島(松島恒陽主将=人4)が「今までのメニューで意味があるのか」とみんなに聞いて。もっと考えてやりたい、と言われたメニューをただやるのではなく、自分たちで考えてやろうとミーティングで言ったことが大きいと思います。自分たちの考えとトレーナーの意見を取り入れてやっています。

―下級生はついてきてくれていますか?
上が決めたことにしっかりと取り組んでくれていて、その姿勢がありがたいです。後輩がついてきてくれるのは大きいので。ついてきてくれるような先輩でいないと、と思いますね。

―チームスローガンである「一丸突破」について。
昨年のチームは個人の力が強くて、今年のメンバーと比べたら実績は敵わないです。だから一丸にならないと、近大や立命大のような昨年のメンバーが残っているチームには勝てないといけないと思います。ミーティングをしたり、みんなで考える時間も増えて、一丸になりつつあるんじゃないかな、と感じてはいます。オープン戦が楽しみです。

―今年のチームカラーは。
去年までは個の力で、レギュラーも決まっていました。今年はそれこそ一丸で、個人の力も大切なのですが、それ以上に一丸となることです。

―今年から個人的に取り組んでいることはありますか?
トレーニングを全体的に変えました。今まではウエイトをあまりしていなかったんですけど、12月くらいから積極的にやっています。

―効果は出ていますか?
打球の飛距離は伸びたんじゃないですかね。実戦が始まっていないので、大きい変化はまだ感じていないです。クリーンアップを任せてもらってたので、長打を打たないといけないと。自分の長所は足だと思っているので、それを大切にしつつ、打てるように頑張っています。


△昨秋の対関学大1回戦では本塁打を放った

―昨年から外野手に挑戦されていますが。
外野は後ろに逸らしたら終わりなので、プレッシャーはあります。でも、楽しいですね。内野は距離が近くて緊張感がありました。外野手で守備がうまい人は他に多くいるので、(練習を)もっと多くやらないといけないです。守備とかスローイングがまだ課題ですね。

―昨年までのレギュラーがたくさん抜けましたが。
レギュラーが抜けた分、競争は激しくなります。自分も絶対に出れる訳ではないし、保証はどこにもないので。競争の中でチームが強くなれれば、と思います。とりあえず自分のレベルアップを考えてやっています。

―リーグに出ていた人が抜けて、不安はありますか?
不安はありますね。毎年そうなんですが、ピッチャーに不安はあまりないです。あとは打てたら勝てると思っています。そこが課題です。去年も、1番の多田さんや2番の太田さんなど塁に出る人はいたんですが、自分たちクリーンアップが返せなくて点につながらなかったので。1点を取るバッティングができる人が増えたら、とは思います。

―昨年の調子が悪かった悔しさは大きいですか?
悔しさが今につながっていると思います。自分が2年生の時くらい打てていたら勝ててたかもしれないですし。中心で出させてもらっているからには、妥協せずに。というか妥協できないですね。

―プレッシャーはありますか?
まだないです。リーグが始まったら出てくると思います。でもそのプレッシャーを楽しめるように。学生野球最後なので、楽しんでやりたいです。

―ラストイヤーこうしたい!という思いは何かありますか?
神宮で暴れてやりたいです。2年生の時はほとんど何もできず終わったので。活躍して知名度を上げたいですね。

―神宮はやはり特別な場所ですか?
空気感も、観客の数も違くて。初回はふわふわしていましたね。もう1回あそこでやりたいです。やっぱり特別です。そして、あそこで勝ちたいです。

―目指すものを教えて下さい。
チームで目指すのは、全国制覇のみです。個人では、チームが勝てたらそれでいいとは思うんですが、首位打者をもう1回と、ベストナインを獲りたいです。そうすれば自ずとチームの得点力も上がると思うので。必ず神宮に行きます。春秋どっちも東京に行きます。

―春と秋で何が違うと思いますか?
チームのエラー数が違うと思っています。秋はチーム全体で5個くらいなんですけど、春は2桁はしてたと覚えています。意識と実力が原因かな、と思いますね。特に今年はリーグ初経験の人も多いので、そういった人をどう落ち着かせるかが大切になってきます。誰が出るかも分からないので、誰が出ても勝てるチームを作りたいです。

ーそのために大切なのは何ですか?
競争心ですね。一番大切だと思っています。レギュラーが完全に決まっていたら隙が出てくると思うんですが、競争相手がいたらそうはならないので。出る人が固定ではなく、競争の絶えないチームの方が全体のモチベーションは上がります。結果を出して上がれたら、試合に出ている人も危機感を感じるので。競争のあるチームは強いです。全員にチャンスはあるので。春スタメンやってやるぞという気持ちで取り組んでほしいです。

―ありがとうございました!【インタビュー:松山奈央】


◇倉川竜之介(くらかわ・りゅうのすけ)
1997年(平9)10月1日生まれ、桜宮高出身。170㌢、74㌔。外野手。最近ハマっていることは、ボーリング。