【バレーボール】開幕勝利!関大スパイク炸裂!!

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◇2019年度関西大学連盟春季リーグ戦第1日◇対大体大◇4月7日◇近畿大学記念会館◇
[第1セット]関大 25-18 大体大
[第2セット]関大 25-18 大体大
[第3セット]関大 25-23 大体大
[セットカウント]関大3-0大体大

関大のスパイカーたちが躍動!新体制で臨む初のリーグ戦はストレート勝ちで幕を開けた。

昨年度の4年生が卒業し、大きな軸を失った。「正直、ほんまに不安だった」(川西花菜子=人4)。試合が始まってもチームに緊張が立ち込めていた。立ち上がりは連続失点。そんな中でも「緊張はなかった」と話したのは、去年の主将の背番号を受け継いだ1年生の升谷未来(人1)。関大の1点目は頼もしい新戦力の鮮烈なスパイクで決めた。


△升谷

升谷の得点を皮切りに関大のパワーが開花する。コンビバレーが機能し、サイドとミドルがうまい具合にかみ合う。キャッチが乱れても2段トスがあがれば、原幸歩(文3)、石田成実(人3)の3年生コンビがしっかり決めた。主軸としての役割を十分に発揮する2人。中盤、原の4連続ポイントで一気に関大ペースに持ち込んだ。


△原


△石田

3年生が攻撃の軸になれば、今度は4年生が守備で存在感を見せる。リベロ・山本愛梨沙(商4)の安定した見事なキャッチから速い攻撃が生まれ、ミドルが活躍。レシーブからリズムをつくる。最も盛り上がったのは、アンテナの外側でネットを越えたボールをセッター・川西が機敏な動きで相手コート側に回り込み、アンテナのギリギリ外側を通してコートに戻した場面だ。そのあと大体大がミスをし、関大の1点となった。つなぎの良さ象徴するようなプレー。応援と共に勢いにのり、第1セットを奪った。


△山本


△川西

第2セットは石田のスパイクが爆発する。石田、石田、石田が決める。ところどころで高山梨夏子(社3)、小林瑞季(商2)が早い攻撃を仕掛けるのも効いた。そしてパワーの原と高さのある山下亜弓(人3)の強烈なスパイクも炸裂し、第2セットもものにした。


△高山


△山下

大体大も粘りを見せた。強打だけでなく、速攻でコート真ん中に落とす。緩急のある攻撃で、関大がキャッチで乱れるとすぐにリードされてしまった。終盤に差し掛かろうとした、18-21の場面。相手の優勢かと思われた。しかし、この状況はいつも関大が練習で想定しているものと全く同じだった。少しリードを許していても、逆転して、勝ち切る。「いけるいける」と声がかかった。劣勢でも勢いを落とさない。すると相手側にミスが生まれた。長いラリーは関大の粘り勝ち。じりじりと差を縮め、最後の最後に逆転に成功した。


△近藤初帆(文4)

春季リーグ優勝の歓喜か1年。優勝の立役者は関大を去った。しかし、新チームの軸は確かに構築されているということが証明された1戦だった。春2連覇を成し遂げるには、1戦1戦、勝ちを重ねるしかない。「今日みたいな雰囲気でやっていけばこわいものない」(川西)。次回芦屋大戦の勝利を誓う。大偉業への道はまだ始まったばかりだ。【文:勝部真穂/写真:遠藤菜美香】

▼岡田哲也監督
「(チームの雰囲気は)去年より良くなってると思う。雰囲気を自分たちでも意識しているので、その辺が最近だんだん試合に向けて良くなってきている。いい雰囲気でできたから良かったと思う。速攻で要所要所きれたところが良かった。今までよりも速攻が決まってたかなと思う。今までよりかはコンビバレー的な早い攻撃って言うのが使えてたと思うんですけどね。(新しい戦力も加わりましたが)もともと本人(升谷)の力があるので、コートの中でブロックとか、攻撃以外でも活躍してくれたし、そういうところも戦力になっているかなと思う。そういう意味でもチームがまた強くなってるのではないかと思います。(次戦に向けて)相手はサーブを攻めてくると思うので、コンビをやりたいけど、崩された時がしんどいかもしれない。でも、今日サイドがよく2段(トスを)決めてくれてたからあとはみんなでフォローしてという形に持っていけたら、またいい感じで勝てるのではないかと思う。頑張ります」

▼川西主将
「(新チーム初めの公式戦でしたが)正直ほんまに不安だった。練習試合も全然勝ててなかったので。1番上なので引っ張ろうって思ったんですけど、3年生が頑張ってくれたので。あと、1年生の升谷が調子よかったので、助かりました。(3年生中心にスパイクが良かったと感じたが)良かったです。よかった、ほんとに助かりましたね。託せれる。しんどい時にボールあげれるので良かった。(川西さんがネットを越えてつなぐシーンもありましたが、つなぎの面は)去年より落ちたなって自分の中では思ってて、でもそれをカバーしようっていうのばっかりだとうまくいかなくなっちゃうんで、雑なプレーが増えてしまうから。分担して、絶対ここのボールは誰がやるっていうのをちゃんとやった方がいいから、つなぎでもみんながつなげるようなチームになりたいなと思う。(良かったところは)レシーブが我慢できていたのと、先に自分たちがミスすることが多いけど、あっちがミスしてくれて、そこにサイドがついたとこが良かった。(長いラリーは関大が得点することが多かったと思いますが)我慢が出来てて、いい時に決めるというのができていた。(修正点は)サーブで攻められた時に崩れて、自分らのやりやすいようにできてなかったから、自分らのつなぎで頑張って我慢して、リバウンド取ってまた打つっていうのをもっと徹底したい。(芦屋大は)均等に打ってくるから、それに対して(ブロック)1枚で頑張って止めにいくとか。今日みたいな雰囲気でやっていけばこわいものないと思うので、勢いを出してやっていけばいいと思う。(今日の雰囲気はやはり良かったか)良かったです。やっぱり応援がめっちゃ響いてて臨場感があったので、わーってなってたから、そういう応援が多い時の方がやっぱりみんないい。(試合前緊張はあったか)最初の1本目とかは、あーみんな緊張してるなって感じだったんですけど、2年生の子とか緊張してて、でもそのぶん他がカバーできてたし、そんなに目立ったミスがなかったから、逆に相手が緊張してた感じだった。リズムがつくりやすかった」

▼原
「(今日の調子は)まあ、ぼちぼちって感じです。(今日のチームの雰囲気は)良かった。去年はキャプテンの存在が大きかったが、(新チームになり)一番はレシーブの、抜けた先輩の穴をどうするかっていうところが結構課題だった。そのために、合宿もして頑張ってこれたのが良かったかなと思う。攻撃は結構、速攻もサイドもバランスよく決まってたので良かった。(レシーブが良かったと感じましたが)それは、1つ上のリベロとセッターの力です。あの2人は欠かせませんもん。(つなぎの良さが)関大の強み。(相手大体大は)練習試合をやっていて、そのビデオを見て、人に対してこうしよう、ああしようっていう感じの対策をしてきた。(実際対戦して)速攻で結構やられてしまった印象。練習試合したときは相手の速攻は合ってなかったのであまり警戒していなかった。試合までにつくってきたので、結構やられてしまった。(3セット目、相手にリードされた場面は)いつもしてる練習で、終盤を取り切る練習をしていた。18-21で自分たちが負けている状況から逆転して勝つっていうのやってて、今日ちょうど『これやったじゃん!』ってなって、『いけるいける』ってみんなで言っていた。(最後の逆転の場面は)練習通りです。(次戦、芦屋大は)あんまり相性がいいとは思っていない。自分は。でも、頑張ります」

▼石田
「(とてもスパイクが決まっていた印象だが)最初のアップとかで、今日は自分の体が跳べていたので、その時点で『あ、調子いいんかな』って思った。(新チーム一発目の公式戦だったが)去年、軸だった先輩が卒業しはって。一人がしっかりしていて、その人にみんなが付いていくっていう感じだったが、その人がいなくなって、今年やろうってなった時に、今まで入っていた自分とか、さち(=原)とかがちゃんとしっかりしなあかんなってなった。(今日のチームの雰囲気は)ミスしても気にせずに切り替えるのと、どんな1点でもみんなで全力で喜ぼうっていうのは、心掛けてやってました。(好レシーブも見られましたが)後衛にまわった時は、あんまり自分は攻撃に参加できないから、とにかく、少しでも多くのボールをあげようと思って、後ろの役割はちゃんとやろうと思った。(1年生もコートに入っているが)升谷はブロックも高くて、スパイク力もあるので、その子を生かすために、自分のサイドの動きが大切になってきたりして。彼女もすごく頑張ってくれたので、ありがとうございますって感じです。(3年生の石田さん、原さんが攻撃の軸になると思うが)コートのスパイカーの最高学年ってなったら原と自分。1回生の時から入らせてもらってるので、それなりに決め方だっだりとかは結構わかってきている。今日の試合前、みんな緊張してるなって思って、自分が決めるとか、レシーブ1本でもあげるとか、それでリズムつくれるようにという風には思ってやっていた。(試合前は)みんなわさわさしてて、最初の1点くらいみんながちがちやって、自分も緊張していたんですけど、緊張してる場合じゃないと思って、(リズム)つくらなって思いました。(大体大は)サーブがいいなっていうイメージがあって、そんなに(キャッチを)返そうという意識は自分は持ってなくて、とりあえずあげて、2段トスでもいいから打つというのと、打ってくる人が限られていたので、そこは1番に誰をマークするとか、事前に話し合って、前で確認するようにしていた。ただ、速攻に対してがやっぱり、あげ切れてなかったし、ブロック位置も微妙だった。速攻に対しての、レシーブとブロックはもっと練習していきたいなって思った。(芦屋大は)去年の春に、自分たちが勝ち勝ち勝ちってきてるときに、いきなり芦屋大にストレートでパンって負けて、そこの印象がみんな強いと思うし、スパイク力もあるチームなので。でも、関大ブロックは高い方なので、ちゃんとブロックマークして、レシーブつなげたら、いけると思います」

▼升谷
「(今日がデビュー戦になると思うが)先輩たちが練習より、今日のリーグのはじめから、めっちゃ気合入ってるなと思って、自分もその先輩に負けないくらい、付いていこうという気持ちで1点目から頑張りました。(試合前は緊張したか)緊張はなかったんですけど、集中しないと自分はちゃんとできないんで、最初からめっちゃ集中していた。(スパイクの調子は)最初1セット目はいい感じに決まっていて、途中から結構ラリーもあって、体育館も暑いというのもあって、体力的にもしんどくなってきて、最後らへんあんまり決まらなくなってきたので、次の来週からは3セット目くらいからを、もっと集中して頑張っていこかなと思います。(先輩に声をかけてもらっていたが)相手が結構打ってくる人やったら、『こっちにブロックついてや』とか指示してくれたり、声かけてくれたので試合中も安心してプレーできた。(次戦への意気込みは)相手にも新1年生がいるので、その子も結構うまいので、その子に負けないように、しっかり勝ちたいです」