【アイススケート】宮原6位。「今シーズンで一番チャレンジできた」

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◇ISU世界フィギュアスケート選手権大会2019◇3月22日◇さいたまスーパーアリーナ◇

【女子シングルフリー結果】
宮原知子(文3)145.35

【女子シングル結果】
6位 宮原 215.95

ハイレベルな争いとなった世界フィギュアスケート選手権大会。1つのミスが順位を大きく左右するため、決してミスは許されない。ただならぬ緊張感の漂う中で、選手たちは熱闘を繰り広げた。

ショートプログラム(SP)8位からの巻き返しを狙う宮原は、第3グループに登場。公式練習では、珍しくジャンプのミスが何度か見られ、少しの不安を抱えたまま挑んだフリーだった。

観客から大きな声援を受けてリンクイン。「思いっきりできた」。冒頭の3回転サルコーを難なく決めると、安定した滑りで次々に要素を成功させる。公式練習ではミスが見られた3回転ルッツもしっかりと着氷。情熱的に大人の女性を表現し、観客を魅了。後半からは手拍子が沸き起こり、会場の空気は宮原一色に。3回転フリップ+2回転トーループ+2回転ループのコンビネーションジャンプで着氷が乱れてしまったが、ほぼ完璧に滑り切った。演技終了直後にはガッツポーズを見せた。しかし、総合結果は6位。惜しくも表彰台には届かなかった。

 

シーズンの締めくくりとなった今大会。「今シーズンで一番チャレンジできた」。悔しい結果ではあるが、手ごたえは十分だ。たくさんの苦い思いをした今季の経験を糧に、また練習に励む。来シーズンはさらに強くなった宮原知子を見ることができるはずだ。【文・写真:竹中杏有果】

▼宮原
「(緊張は)SPの時はあったんですけど、そうも言ってられないので。フリーでは思いっきりできたかなと思います。小さなミスはあったんですけど、それはすぐに直せるミスですし、悔しいのは悔しいですけどやりたかったことはしっかりできかなと思うので、悪くなかったかなと思います。ここまで自分がどれだけ頑張ってきたかっていうのを思いながら、本番で出さないと意味がないっていうのを感じた試合だったので、頑張ってきたことが今回できたかなと思います。やっぱり練習では良かったので、練習だけで終わるのも悔しいし、試合でやらないと意味がないのでそう意味では、自分のできるところを見せたいっていう気持ちがありました。SP終わってからやっぱり、ちょっと緊張してるなとか足が固いなと思った瞬間があったので、気持ちが引けてしまっていたのが一番の原因だと思ったので。先生(=濱田美栄コーチ)からも『どんどん行きなさい』って終わった直後から言われましたし、自分でもそう思ったので、SP終わってからはフリーのことばかり考えていました。練習ですごくいい感覚で跳べていたのでそれをしっかり考えながらやったのと、とにかくまっすぐ跳ぶっていうのを意識しました。この試合のSPが終わってから今日までが、今シーズンで一番挑戦できたかなと思います。いつも試合になると結構緊張で気持ちが引けるっていうことがあって、練習でも失敗したくないなとか思っちゃうんですけど、それを全部振り払ってフリーの練習ができたのでそこが一番のチャレンジ達成かなと思います。(SPの失敗の原因については)自分でもあんだけできてたのになんでできないのかなっていうのは、すごく悔しいところだったので悩んだところでもありますけど。明確な理由はわからないですけど、どうしてもちゃんとやってきたことをやりたいっていう風に自分で自分にプレッシャーをかけてしまっていたのかなと思います」