【アイススケート】世界フィギュア開幕。宮原まさかのSP8位発進

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◇ISU世界フィギュアスケート選手権大会2019◇3月20日◇さいたまスーパーアリーナ◇

【女子シングルSP】
8位 宮原知子(文3)70.60

今シーズンの集大成を見せる場となる世界フィギュアスケート選手権大会が開幕。アリーナ・ザギトワ(ロシア)などの強豪たちが世界各国から集結した。宮原は最終グループに登場。そうそうたるメンバーが集まったこのグループがリンクインすると、観客たちの熱はより高まった。

大勢の観客が見守る中、宮原の名前がコールされる。ゆっくりと心を落ち着けてからスタート位置へと付いた。演技が始まると会場の空気は宮原のものになる。冒頭の3回転ルッツ+3回転トーループ。ファーストジャンプで詰まり、失速。何とかセカンドジャンプを付けたものの回転不足になってしまう。しかし、残りの要素は全て決める。今季、力を入れてきたステップシークエンスでは、細かい動きをひとつひとつ丁寧に、そして表現豊かに氷上を舞う。シーズン初めはレベルの取りこぼしが目立っていたショートプログラム(SP)だが、試合を重ねるにつれて洗練されてきた。初めのミスなど忘れさせるような、素晴らしい演技を披露した。

しかし、点数は伸び悩み、SP8位でフリーを迎えることとなった。「最後まで自分を信じてやるだけ」。悔やんでいる暇はない。22日のフリーに向けて最終調整を始める。【文・写真:竹中杏有果】

▼宮原
「最初のジャンプがうまく入らなかったのが悔しいんですけど、練習では良かったのでフリーに気持ちを切り替えたいなと思います。(最初のジャンプを失敗した原因は)スピードが無かったのが一番大きいかなと思います。6分(間練習)の時から詰まり気味のジャンプだったので。そこから気持ちを切り替えられなかったのかなと思います。(大観衆をどう感じた?)練習からもお客さんは入っていたんですけど、やっぱり試合は違うなっていうのはすごく感じて。すごく大きな声援とたくさんの拍手をいただいたので、ワクワクしながら滑ることができました。ステップは今シーズン、特にいろいろ試行錯誤しながら変えてきて。やっとレベル4を取ることができたので、それは良かったかなと思います。(ステップで意識したのは)とにかく必要な要素のターンはきっちり丁寧にやるということを考えながらやって、あとは曲に合わせて、エッジにしっかり乗れるように、楽しく滑るようにしていました。(今日の出来は)最初のジャンプ以外は、滑りこんできた演技を試合でも出すことができたかなと思うんですけど、どうしてもジャンプのことを考えると、滑り自体が練習ほどできなくなってしまったりするので、半分くらいかなと思います。最初のジャンプがやっぱり駄目だったのでその注意点と、フリーではちゃんとやってねって言われました。練習はしっかりやってきたと思うので最後まで自分を信じてやるだけっていうのが、本当に自分の一番の課題なのでそれをちゃんとできるように頑張ります」