【テニス】新進大会4日目、男単では山尾、高村が8強進出!

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◇平成30年度関西学生新進トーナメント本戦4日目◇3月5日◇万博テニスガーデン◇

【男子シングルス4回戦】
○高村2(4-6,7-6(5),6-2)1大窪(同大)
○山尾2(6-1,6-3,0山中(関大)●
●大野(翼)1(6-1,2-6,1-6)2東川(甲南大)
●須田1(2-6,1-6)2合田(近大)
●高橋(勇)1(3-6,6-1,5-7)2中村(近大)

【男子ダブルス2回戦】
○島田・高村2(6-2,6-3)0古川・中山(大体大)
○上曽山・塩井2(3-6,6-4,11-9)1深井・中澤(関学大)
○大野(翼)・山尾2(3-6,6-3,10-6)1家邊・片山(立命大)
○平川・山中2(6-1,6-2)0山崎・中井(大体大)

【女子シングルス3回戦】
○沈2(6-1,6-1)0大和(関学大)
○鎌田2(6-4,6-2)0古賀(立命大)
○大野(菜)2(6-4,6-2)0大塚(同大)

【女子ダブルス1回戦】
○鎌田・桐山2(6-1,6-2)0岡田・馬渕(龍大)

前日までの悪天候とは打って変わり、暖かい春の日差しが会場を包んだ大会4日目。この日も出場した選手が熱戦を繰り広げた。

高村烈司(商3)は、熱戦を繰り広げた。序盤はミスが続いてしまい、相手のペースに乗せられながらゲームが進んでいく。最初のセットを奪われるが、怯むことなく攻め続け、第2セットはタイブレークまでもつれ込む。両者ともに譲らない互角の争いに、応援側にも熱が入る。接戦の末、1セットを取り返した高村は、そのままの勢いを止めることなく最終セットを。次戦への進出を決めた。

山尾玲貴(商2)と山中瑠樹亜(経1)は、関大対決となった。山尾が試合の主導権を握る。ファーストセットでは山中に1ゲームしか与えず、圧倒。だが、セカンドセット4-0としたところで山中が反撃を見せる。攻めのストロークで山尾のミスを誘い、3ゲーム連取する。しかし、山尾が粘り、逆転することはできなかった。軍配は山尾に上がった。

大野翼(経2)は持ち味のストロークがさえ、難なく第1セットを先取。ところがここからミスが増え始め、ネットにボールを引っかける場面も見られる。第2セット以降は攻めの形を作ることができず、ベスト8進出を逃した。

須田宗次郎(人1)は、仲間の応援を糧にして、最後まで攻め続けた。相手のミスが続いた序盤。チャンスを生かして第1ゲームを奪い、流れをつかんだかと思ったが、中盤から相手優勢の試合へと変わる。前後左右に動かされる。必死に食らい付くが、次々に点を入れられてしまう。最後まで粘り強さを見せたが、4回戦で敗退となった。

高橋勇人(経1)はこの日もフルセットにもつれ込む展開。ファイナルセットでは互いにゲームを奪い合い、周りの応援も熱を帯びる。高橋勇もそれに応えるかのごとく気持ちの入ったプレーで奮闘するが、最後は一歩及ばず惜敗。健闘を見せたが、8強への壁を越えることはできなかった。

第1シードとして、今大会に臨む島田達也(人3)・高村組。ストロークとネットプレーを組み合わせ、ポイントを重ねていく。貫禄を見せ、白星を挙げた。

上曽山拓実主将(人3)・塩井岳(人2)組の試合は苦しい展開からスタートを切った。第1セット序盤、上曽山がボレーの際に足をつりかける。アクシデントに見舞われ、ボールへの反応が遅れる。相手に先にセット奪われた。だが、2人はここで崩れない。第2セットを取り、スーパータイブレークにもつれ込ませる。ポイントを取っては取られの接戦となる。最後は上曽山がスマッシュを決め、試合終了。2人は安堵(あんど)の表情でハイタッチを交わした。

大野(翼)・山尾組の試合もスーパータイブレークにもつれ込む接戦となった。自らのミスも絡み、相手にファーストセットを献上する。ポイント間で話し合い、修正。徐々に流れをつかみ、勝利を収めた。

今やD1としておなじみである山中瑠樹亜(経1)・平川暉人(人1)は危なげない内容。連携の良さを発揮し、序盤から確実に得点を重ねていく。試合を通じて大崩れすることなくストレートで勝利。3回戦へ駒を進めた。

圧倒的な強さを見せたのは、沈清河(法3)だ。「自分から前に入って攻めれた」と序盤からフォアハンドで攻めていく。流れを渡さず、勝利を収めた。昨年度の新進準優勝者は、まだまだ立ち止まらない。

鎌田琴衣女子主将(社3)は、バックハンドを多く用い試合を進めていく。昨年11月に左手首を手術し、今大会がバックハンドを打てる復帰戦となった。「同じプレーになってしま」い、序盤はリードを許すが、怪我の影響を感じさせないバックバンドの強打で、相手を翻弄(ほんろう)する。笑顔で試合を終わらせた。

京都外大西高の同門対決で苦しい立ち上がりとなったのは、大野菜々子(社2)だ。1セット目で2-4と劣勢になるが、そこから怒涛(どとう)の4ゲーム連取。「点差を離されないように」。ボレーを駆使したプレーで2セット目はしっかりと奪うと、ホッとした表情で4回戦進出を果たした。

日没順延により、6-1,4-2から試合再開となった、鎌田・桐山陽菜(社1)組。「しっかり集中してやりました」と桐山。落ち着いて2ゲームを奪い、試合を終わらせた。

明日からシングルスは準々決勝が始まる。今後の戦いにつなげるためにも、一つでも上のステージを目指す。【文/写真:遠藤菜美香・長尾洋祐・松山奈央・竹中杏有果】

▼鎌田女子主将
「(シングルスについて)相手がいいっていうのもあるけど、自分が同じプレーだけになってしまって、この大会、1回戦も二回戦も今日も出だしが悪い。そこでしっかり冷静にやらないと、セットは入ってこないので、リードされていても冷静にやることを考えてやらないといけないと思う。次の相手はすごい苦手なタイプで、単複合わせて10回くらいはやってるけど、1、2回しか勝ててない。1つの壁ではあるので、勝たないといけない。去年もベスト4には入っているので、しっかり勝って、沈と対戦できるように頑張りたい。バックが主でやっていた。去年、左手首を手術して、今回がバックが打てる復帰戦。この試合が始まる直前に、関東遠征に行かせてもらっても、なかなか掴めずに悩んでいた時期もある。でも、やっと取り戻せてきたかなっていうのは感じている。みんな怪我したことを知っているので、バックを狙って来たんだと思う。11月に手術して、リーグまでしか試合でバックできなくて、スライスでしか戦えなかったので、こうやってバックができるのは幸せ。(ダブルスについて)自分のペースがあるので、自分を持っているペアが組みやすい。けど、桐山はすごいネガティブ思考なので、自分が引っ張って、大丈夫っていうのを、緊張した場面でもいけるっていうのを伝えて、春関とかでも生かしてほしい。組めば組むほど出方とかもペアによって違う。橘さんも中塚も桐山も全員違う。ダブルスが上手い人は誰と組んでも上手いので、そこを証明できたらなと思う。(今年の目標は)予選組がなかなか勝ち上がってこれない理由がわかって、本戦組が予選組を応援しに行って、少しずつ勝てる選手が出てきた。今までは一人一人っていう部分が多かったので、今年はみんなで勝ちにこだわって、勝ちを取りに行きたい」

▼沈
「1回やっているっていうのもあって、相手の弱点とかも分かってきていたので、いつも通りやっていたかなという感じです。長いラリーになっても絶対に前に入って打たないといけない場面が出てくると思うんですけど、そのちゃんと前に入らないといけない場面で、自分から前に入って攻めれたことが勝因かなと思います。準々決勝から試合のレベルがぐんと上がってきて、厳しい戦いになるとは思うんですけど、自分から攻めなきゃいけないっていうのを忘れずにプレーしていきたいなと思います」

▼大野(菜)
「(対戦相手について)高校の時はほとんど勝ったことがなくて、いつも挑戦者のつもりでいっていた。互いの癖を分かっていて、手の内も知っているから、相手の弱点を突き合うゲームだった。点差を離されないように、ついていこうとプレーした。サービスはキープできていたので、リターンに集中した。粘り強い相手だから、気を抜いたら終わりだと思って、気持ちを引き締めていった。(試合について)楽しかった。夏関は互いに静かにプレーしていたが、今日は気持ちを出してできた。このクレーコートは、負ける可能性もあれば、強い人に勝てる可能性もある。最後まで諦めず戦い抜きたい。」

▼桐山
「私は、中学生の時まで鎌田さんとテニスクラブが同じで。大学でまた一緒になって、組ませてもらっているので、知っている分組みやすさはあります。鎌田さんのほうが技術とかも上なので、私もしっかりしたコースとかに打ったら決めてくれるので。組みやすいです。2ゲーム目だけだとか思うと緊張するんで、1からスタートするイメージでやったので緊張はあまりしなかったです。本当はきのうで終わらせたかったんですけど(笑)。途中で自分がミスっちゃったところがあったので、きょうはしっかり集中してやりました。しっかりやるべきこととか、自分が今までやってきたこととかを出して、ダブルスは好きなので。次勝っていけるようにしっかりやっていきたいなと思います」