【テニス】新進本戦2日目、多くの選手が3回戦へ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇平成30年度関西学生新進トーナメント本戦2日目◇3月3日◇万博テニスガーデン◇

【男子シングルス2回戦】
○高村2(6-1,6-3)0松本(桃学大)
○服部2(6-2,6-4)0西村(関大)●
○大野(翼)2(6-0,6-3)0大門(中京大)
○山尾2(6-3,6-0)0木村(近大)
○塩井2((11)-7,6-0 6-4)1中澤(関学大)
○本田2(6-4,7-5)0高橋(倫)●
○平川2(6(4)-7,6-3,6-3)1辻(神院大)
○須田2(6-3,1-6,6-4)1板倉(関学大)
○高橋(勇)2(6-4,6-2)0神谷(近大)
○山中2(6-0,6-3)0市川(近大)
●上曽山0(4-6,2-6)2有泉(甲南大)
●島田1(6-1,6(2)-7 2-6)2中村(近大)

【女子シングルス2回戦】
○ 大野(菜)2(6-4,6-1)0田崎(甲南大)
○ 鎌田2(7-5,6-2)0鈴木(中京大)
○ 沈2(6-3,6-4)0野田(親和女大)

【女子シングルス1回戦】
○ 沈2(7-6(4),6-1)0井出(大教大)

新進大会本戦は2日目を迎え、冷え込む空気に負けない熱い戦いが繰り広げられた。関大からも多くの選手が出場し、結果を残した。

高村烈司(商3)は、コートを広く使ったテニスで序盤から相手を翻弄(ほんろう)。ネット際に落ちたボールもしっかりと拾い上げ、点差を広げる。終始自分のペースを崩すことなく試合を進め、2回戦を突破した。

同門対決となった服部達也副将(商3)と西村壮司(法2)。序盤から服部がリードする展開となり、6-2で第1セットを先取。西村も先輩に負けじと気合の入ったプレーで応戦するが、最後は服部が押し切ってストレート勝利。2回戦を突破した。

大野翼(経2)は第1セットをベーグル(6-0)で先取する快調な滑り出し。セカンドセットでも持ち味のストロークがさえ、終始自らの戦いを展開する。ネットにボールを引っかけるミスも時折見受けられたが、最後はストレートで勝利を収めた。

第1シードの山尾玲貴(商2)だが、ミスが続き、1セット目をブレークされてしまう。幸先の悪いスタートを切ったが、ここから立て直す。エースの力を見せつけ、勝利を収めた。

塩井岳(人2)は白熱した戦いを繰り広げた。相手に揺さぶられるも粘りを見せ、タイブレークまでもつれ込んだ第1セットだったが、惜しくも落としてしまう。しかし、ボレーやクロスなどの技で相手に詰め寄り2セット目を奪うと、流れは塩井側に。そのままファイナルセットも奪い、接戦を制した。

本田健人(社2)と高橋倫(情3)は同門対決を繰り広げる。「やりにくさはあった」と本田。だが、本田は練習通りにプレーをし、白星を挙げた。

平川暉人(人1)は第1セットをタイブレークの末に落としてしまう。「気が緩んでいた」。気持ちを切り替え、積極的に攻めてここから2セットを連取。辛くも勝利した。3回戦を突破すればシングルスでの自身最高成績となる。「まずはそこを意識したい」と次戦へ目を向けた。

須田宗次郎(人1)は応援を力に変え、ボールに食らいつく。「同期と一緒に勝ち上がりたい」と思い、戦った。見事、逆転に逆転を重ね、3回戦進出を果たした。

昨秋のリーグ戦では1試合でS6を張った高橋勇人(経1)。成長を続ける若武者は、試合序盤から攻勢に出る。前に出て正確なボレーを打てば、要所で力強いスマッシュを打ち込み、相手に好機を作らせずストレートで快勝。3回戦へ駒を進めた。

山中瑠樹亜(経1)は圧倒的な強さを見せ、ファーストセットを奪う。セカンドセットは相手の応援に惑わされかけたが、冷静な気持ちでプレーし、3回戦に駒を進めた。

上曽山拓実(人4)は相手の勢いに押されて、流れをつかめない。部員からの応援に応えようとラリーを続けるが、わずかに相手の方が上手で、2回戦敗退となった。

島田達也(人3)は第1セットこそ6-1で奪うも、ここから流れに乗れない。思うようなプレーができず、ミスを重ねてしまう。第2セットをタイブレークの末に落とすと、最後も相手の攻めに屈しフルセットで敗戦。実力者が2回戦で姿を消した。

肌寒い空気に包まれながらコートに入った大野菜々子(社2)。序盤こそ一進一退の展開となるが、徐々に自らのペースに持ち込み、相手との差を引き離していく。小雨が降る悪条件をものともせず、6-4、6-2のストレート勝ち。3回戦に進出した。

鎌田琴衣女子主将(社3)は、正確で速いボールを次々に打ち込み、引き離していく。対する相手も怯まず、鎌田を左右に動かそうと挑んでくるが、確実に打ち返して相手を圧倒。1セット目を自分のものにすると、リズムをつかむ。続くセットも勢いを止めることなく獲得し、白星を挙げた。

沈清河(法3)は日没順延となった1回戦を戦った。肉体的な疲労も取れ、精神的にも安定していた。実力を見せつけ、勝利を収める。夕方に行われた2回戦では、強打してくる相手に上手く対応できず、首をかしげる場面もあったが、粘りのテニスで相手を上回った。

明日からは3回戦が始まる。対戦相手も徐々にレベルが上がり、厳しい戦いも増えることが予想されるが、1つでも多くの勝利を収めたい。【文/写真:遠藤菜美香・長尾洋祐・竹中杏有果】

▼上曽山主将
「主将はやりたかったし、監督やコーチに選んでもらった。(主将になってみて大変だと感じたことは)いろんな選手がいるのでまとめるのが大変。みんな個性が強いので(笑)。(気をつけていることは)わざわざ時間を取ったりはしないけど、まんべんなくコミュニケーションを取るようにしている。(現在の部の雰囲気は)だんだんと良くなってきていると思う。(今年の目標は)リーグと王座でチャンピオンスピーチをすること。(そのためのポイントは)ダブルス。ダブルスから始まるので、流れをつかまないといけない。(注目選手は)みんな」

▼山尾
「(この前までトルコに行かれてましたがどんなことを学んだか)外人と試合をして、スピンがすごかったが、そこでいろいろなことを学んだ。(今日の試合について)最初はミスが多かったけど、途中からは減ってよかった。コートに慣れてきて、自分から動けるようになった。(今年の目標は)個人戦では去年よりいい結果が出せるように、団体戦では王座優勝」

▼須田
「めちゃくちゃ強いっていう相手ではなくて、同期の一回生も順調に勝ちあがれそうなドローだったんで、僕もみんなと一緒に勝ち上がりたいなと思って試合していた。2セット目、相手が良くなってきて、僕は疲れてきてしまった。2セット目の途中から、守ることより攻めることを意識したら、前向きな気持ちでファイナルセットに行けた。最後5-4でもつれてはしまったけど、守りの気持ちに入ることなく、攻め続けれたのがよかった。応援はかなり力になる。先輩たち好きなんで、頑張らないとって思う。声かけにはなるべく応えるようにしている。(次戦に向けて)大教大の中川さんは結構強いけど、冬に頑張ってトレーニングしたので、その成果を出せれるように頑張る」

▼山中
「(クレーコートはどうか)初めてやるんで、プレースタイル的には不安があった。でも、試合をしてみて、そんなに嫌いではないかなと思った。(試合を振り返って)イレギュラーとか自分ではどうしようもないポイントも結構多くて、フラストレーションが溜まるっていうのは、わかっていたので、1ポイント1ポイント切り替えていこうという気持ちでいけてやりやすかった。後半は相手が間を置いてきたり、応援が盛り上がってきて、気持ちが下がりかけた。でも、気にせずに貫こうと思ってプレーした。(次戦に向けて)今日よりいいプレーができたらいいなと思うし、前に出て攻撃的なテニスができたら理想的かなと思う」

▼平川
「第1セットで1ブレークアップを取り切れずなかったのがファイナルセットまでいってしまった要因で、しっかり取り切れなかったのは課題です。セカンドセットからはしっかり声を出せたけど、最初の方は少し集中しきれていなかった。気が緩んでいる場面があったのかなという感じです。ただ、ファイナルセットまでいって勝ち切れたのは自信になる。そこは良かった。ほとんどがハードコートの大会で、クレーコートは初めて。少し慣れるのに時間がかかった。ボールのバウンドがイレギュラーだったので、少しイライラすることもあったけど、これから少しずつ慣れていきたい。3回戦を勝ったら自分の最高成績なので、まずはそこを意識したい。相手もラリーが上手いので、我慢して焦らずやっていきたい」

▼本田
「練習で1回も負けてなかったので、練習通りやったらいけるかなと思った。けど、クレー、倫さんは去年強かったから、ちょっと意識した。お互いがどういうプレースタイルが知ってるからやりにくさはあった。(次戦に向けて)合田(近大)さんとは1年の10月くらいに1回試合したことがある。そのときは7-5,7-6で勝った。(クレーコートは)好きじゃない。相手がとれてまう。テンポ早くしたいけど、跳ねるしイレギュラーもある。やりにくいけど頑張る」

▼沈
「(1回戦について)体的にも結構疲れていたので、ファースト取ってからの順延だったけど、プラスに考えた。最初の3、4ゲームは集中して、2セットで終わらせようっていうことを意識していた。(2回戦について)強打してくる相手っていうのを聞いていたので、基本的には守りのテニスで、隙を見て攻めるというのを意識した。このコートは粘りのテニスが基本なので、相手より1本でも多く返そうと思っていた。ハードなら速いタイミング打てるけど、イレギュラーもあるのでそれができない。(明日のダブルスへの意気込み)試合を重ねていくごとに、ペアリングもよくなってきている。試合をしてきた成果が出せれたらいいなと思う」