【コラム】2年前の私へ

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1年生時のコラムはこの言葉で締めくくっていた。「カンスポとともに大きく成長していきたい」。今回は2年前の自分に向けての返事になるのかもしれない。3年間、カンスポでしかできない貴重な体験であふれていた。

始まってほしいような、始まってほしくないような。11月にあった全日本インカレは、2年間担当していたバレーボール部の区切りの大会でもあり、私自身最後の遠征取材だった。結果は2回戦での敗退ながらも関東の1部と互角に渡り合った。1部昇格の瞬間や、エースの成長。2年間見続けてきたからこそ最後の取材は楽しかったし、主将の「今までやってきたことが全部出せた」という言葉を聞けて幸せだった。私自身も部活動を文字や、写真に収めることを通して成長させてもらった。見出しの一文字だけでもめることもあった。完成した新聞や記事にはそのことは書かれていない。しかし、その悩みに悩んだ過程こそが私を一回りも二回りも大きくさせてくれた。

先日部室にいくと、担当部活をまとめている紙から自分の名前がなくなっていた。春には競技のルールさえわからなかった後輩が今では立派な学生スポーツの記者になっている。まだ彼ら、彼女らがKAISERSの活躍を間近で見られるのかと思うとちょっぴりうらやましい。記事で感動をしっかり伝えることは出来たのだろうか。もちろんと、言い切ることは出来ない。だが、自信をもってこれだけは言える。カンスポに入って間違えなく成長したと。【松浦智】