【アイススケート】全日本インカレ初日!奥野、畦地が出場

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◇第91回日本学生氷上競技選手権大会◇1月5日◇日光霧降スケートセンター◇

[4級女子結果]
8位 奥野絢音(社3)38.02

[6級女子結果]
14位 畦地日菜子(情2)56.88

2019年最初の大会となる全日本インカレ。全国から強豪が集結した。大会1日目となったきょうは4級女子と6級女子の競技が行われた。

4級女子には奥野が出場した。大きな声援とともにリンクイン。凛とした表情でポーズをとる。今大会では2回転ルッツを組み込み、攻めの姿勢で挑んだ。惜しくも両足着氷になってしまったが、「パンクしなかった(回転が抜けなかった)から、自信になった」と話し、手応えをつかんだ。

最後の2回転サルコーで転倒してしまったが、スピンやスパイラル、イーグルなどで魅了。

試合後のインタビューには笑顔に応じ、「楽しんで、諦めずに滑ろうと思っていた。ボロボロだったけどやることはできた」と話した。

来季でラストシーズンとなる奥野。「(2回転)フリップも安定してきたので、来シーズンの西カレ(西日本インカレ)には、5級で出場できたらな」。最後のシーズンにかける思いはやはり強く、「見ている人が飽きないような、感情のこもった演技がしたい」との意気込みを見せた。

6級女子には畦地が出場。昨季はけがのため全日本インカレの出場は叶わなかった。「初めての全日本インカレだったから緊張はあった」と話したが、演技が始まると緊張など感じさせない堂々とした表情に変わる。冒頭の2回転ルッツ+2回転トーループを決めると、リズムをつかむ。

課題とするダブルアクセルは、回転不足ではあったが何とか着氷。歓声が上がった。力強い表現と、曲調に合わせた表情で観客を引き込んでいく。大きなミスなく演技を終え、「(ダブル)アクセルをとりあえず立てたから、少しは成長したと思う」と語った。


けがに泣いた昨シーズン。辛さや悔しさからスケートから離れようと考えた畦地を支えたのは、家族や先生、同期たちだった。「その人たちのおかげで、ここまで来れた」。辛い経験をばねに、必死に練習に取り組む畦地。今後の成長に期待だ。

あすは、7、8級の女子ショートプログラム(SP)と男子SPが行われる。表彰台に登るため、最高の演技を目指す。関大勢から目が離せない。【文:竹中杏有果/写真:宮西美紅】

▼奥野
「きょうの演技はジャンプはボロボロで非常に悪かったんですけど、スピンは全て入ったので、やることはできたかなっていう感じです。(ルッツを何回も確認していたのは)大学生になってから急にルッツが跳べるようになって、この舞台で挑戦できるとは思ってなかったので、挑戦するからには良いイメージでやりたいなと思っていたので念入りに確認していました。パンクしなかったから、少し自信にはなったかなと思います。緊張はしていたんですけど、この1年間で一番練習してきたのでボロボロでも仕方ないと思って(笑)。西インカレ(西日本インカレ)では、ボロボロすぎて楽しさを感じれなかったので。この大会では楽しんで、最後まで諦めずに頑張ろうと思って滑りました。今回は入れてなかったんですけど、フリップがだいぶ安定してきたので、来年の西カレ(西日本インカレ)は5級で出たいなと思っています。エレメンツは受かっていて、ステップとフリーが残っているので。目標としては5級を取る、そしてあわよくば西カレは5級で出れたら良いなと思っているので頑張ります。(ラストシーズンに向けて)もう今からオリンピック出たり、トリプルジャンプを跳ぶことは不可能なことなので、とりあえず見ている人が飽きない、ジャッジさんの疲れを吹き飛ばせるような感情のこもった演技ができるように、そして最後は楽しんでやってきて良かったなと思えるようにしたいです」

▼畦地
「全体的に大きなミスのない演技ができたので良かったかなと思います。(ダブルアクセルに関しては)西カレでは完全に両足を付いて失敗してしまったので、回転は足りなかったんですけど、とりあえず立てたので少しは成長したかなとは思います。初めての全日本インカレだったので緊張はしました。昨シーズンはけがをしながら、西インカレ出たんですけど、骨折しながらだったので痛み止めとか飲んで出たっていう感じだったので。去年の悔しい思いがあったので、今回頑張れたのかなと思います。手術をするくらいの大きなけがで、調子の良かった時にけがしてしまって。けがで練習から結構離れてしまうっていうのは初めてで、シーズン中っていうのもあってすごく悔しくて。近畿ブロックも最後だったのに出れなくて。(どうやって立ち直った?)復帰してからやっぱり気持ちの面で、ジャンプ跳べるけど曲で入らないっていう時期があって、ジャンプするのが怖かった時もありました。今がどんなに悪くても、全日本インカレには間に合うようにっていう思いで頑張りました。(周りの支えは大きかった?)すごく大きかったです。家族は手術も高いお金出してさせてくれたし、けがしてスケートをやめようかなって思った時も先生や同期が支えてくれたので、そのおかげで今回ここまで来れたのかなと思います。(トリプルの練習はしてる?)練習はしているんですけど、そっちに集中しすぎてしまって他のジャンプが全体的に崩れてしまったので、今回は外して挑みました。来年は跳べるように頑張りたいと思います。(来シーズンは)けがする前より落ちていて、アクセルも回転が足りないしトリプルも入れれてないので。アクセルはとりあえずクリーンにすることと、もっと印象に残るような演技をしていきたいと思っています。(目標は7級取得?)7級にもなれたらいいなとは思うんですけど、とりあえず今は6級の中でも上位だったり、踊ることがすごく好きなのでお客さんやジャッジの方に『この子いいな』と思ってもらって、印象に残るような滑りがしたいなと思います」