【アイスホッケー】大量35得点の完勝で初戦突破!

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◇第91回日本学生氷上競技選手権大会1回戦◇12月25日◇白鳥王子アイスアリーナ◇

【第1P】関大7―0名大
【第2P】関大14―0名大
【第3P】関大14―0名大
【試合終了】関大35―0名大

完勝で全日本インカレスタートだ。全日本インカレ初戦は中部地区第2代表の名大に35-0と圧倒。開始32秒でFW香田悠匠主将(人4)が先制点を奪うと流れに乗り、開始約4分で4ゴールと早々に勝負を決める。また、4回生が全員出場し、その中でもフィールドプレーヤーが全員ゴールを挙げるなど最上回生がチームをけん引してみせた。

オープニングゴールは主将からだった。王子イーグルスのホームスタジアムでもある白鳥王子アイスアリーナで朝9時からの開幕試合となった関大。フェイスオフ後、FW照井皓太(人3)の左サイドからのパスを香田がうまく合わせ先制に成功する。「初戦が一番大事」(香田)。そう語っていた主将が自らのゴールでチームを勢いづける。50秒後にもFW高橋佑がゴールを決めるなど第1ピリオド(P)終了時点で7-0と勝負を決めた。

第2ピリオドでも勢いは衰えるどころか増していく。試合前、FWロウラー和輝(商2)が「どれだけ点数が入っても最後までベンチで盛り上がろう」とチームメートに語ったように勝負がついてもベンチが総立ちで喜んだ。特にその場面が見られたのは4回生や普段出場機会が少ない選手が得点を決めたときだ。その歓声に応え、第4セットのFW柚木大珂(法3)が第2ピリオドのみで3得点を決め、田嶋聖樹(文4)も試合を通してハットトリックを達成した。

最終Pのセットの組み合わせはメンバー表通りではなく崩されており、中でも4回生が変則的に固まることも多かった。最終P3分に香田、田嶋の4回生からのアシストでDF中村優介(社4)がゴール。中村は「4回生で得点を取ろうというセットで4回生5人で変則的に出ててそれでチャンスが来て決められたのでうれしかった」と話す。

最終的に4回生のフィールドプレーヤーはすべてゴールを決め、GKの久保厚司(社4)、小林憲二(人4)を含め全員が全日本インカレ初戦に出場を果たした。このことに対し、香田主将は「個人的に1番うれしかった。キーパー含め全員出ていたし、最高の思い出に残りました」と顔をほころばした。

第2、第3Pで各14点を挙げるなど35―0の完勝スタートを切った関大。点数だけでなく、活気あふれるベンチワークも好材料だ。香田主将も「それをずっと継続できれば接戦になったときもチームで盛り上がることができるし、勝ちきれる」と重要視する。日本一に向けた5日間に渡る激闘の初日をまず終えた。【文:三木勇人/写真:遠藤菜美香】

▼香田主将
「インカレの初戦が一番大事なのでスタッフもそうですし、みんなでやることをどの試合も変えないようにシンプルにやっていくことを心掛けました。相手を下に見るようなプレーをしないで最後までやるべきことをやって次の試合につなげようとしました。(初戦ということでチームに緊張感は)僕は大丈夫ですけど、インカレ初めての人は緊張して固くなっていました。でも毎年あることなので徐々に慣れていくんじゃないかなと思います。(FW陣は徳永龍彌(情1)選手以外全員ゴールを決めた)やっぱり入れさしてあげたかった。パスも頑張って探したんですけど、そんなにうまくはいかなかったです。(5ゴールでしたが自身のプレーについては)点だけ見たらまぁ点数を入れれることができたけどチャンスはあったし、もっと周り見れてもいいんじゃないかなと思ったので、勝ち上がっていくごとにもっといいプレーができたらいいと思います。(点数を入れるごとにチームでの盛り上がりが印象的だった)ベンチの雰囲気はロウラーが試合前に言っていたんですけど、『どれだけ点数が入っても最後までベンチで盛り上がろう』って言ってくれたのでそれをずっと継続できれば接戦になったときもチームで盛り上がることができるし、勝ちきれるんじゃないかなと思います。個人的に4回生が全員ゴールを決められたのが1番うれしかった。キーパー含め全員出ていたし、最高の思い出に残りました。(明日への意気込み)良いゲームで勝って次に繋げたいです」

▼中村副将
「パックを持とうと思えばいくらでも持てる試合だけど、そこでシンプルにフォワードにパスをつないで、ディフェンスのシュートのリバウンドをFWに打ってもらえればいいという気持ちでプレーしました。(得点時はチーム全員から歓声が沸き起こった)4回生で得点を取ろうというセットでほぼ4回生5人で変則的に出ててそれでチャンスが来て決められたのでうれしかった。4年生全員が決められたらいいねという話をしていたので、決められて良かったです。(朝からの試合は久しぶりだと思うが違和感は)おとといも午前中に練習をやって、昨日も午前中に練習をやったのでなんとなく体を合わせようとしている。朝の試合でも適応してきています。(北海道での試合ですが)昔から何十回も乗っているリンクなので、地元じゃないけど戻ってきたなという感覚はあります。(明日に向けての意気込み)やるべきことは変わらないんでチーム全員でいつも通りやるだけかなと思います。勢いをつけたいので、勢いをつけるために明日全員で戦います」

▼田嶋
「チームとしても大事な初戦でしたし、自分自身としてもインカレデビュー戦ということで、あまり固くなりすぎず、このトーナメントを勢いづけれるように頑張ろうと思った。少し固くなる部分もあったが、ウォームアップから整えて臨んだ。いつも通りってことを意識していた。ラインメートからいいパスが来て、それをしっかり決めることができて良かった。夜型の生活が多かったので、朝型の生活に戻すのは大変だったけど、こっちに来てから、昼寝しないであったり、生活習慣を整えて、試合に臨んだ。札幌で生まれて、中学から大阪。白鳥のリンクは慣れているのでやりやすかった。明日はやっぱり大事な試合になるので、しっかりいい形の勝利で決勝まで駆け上がれるように頑張りたい」

▼ロウラー
「今日は少しセットも変わっているので、セット内でコミニュケーションを取りながら、1ピリはそれが噛み合わず、良くなかった。でも、2ピリの前に話し合って、点数が取れるようになった。チームメートのパスも良かったので、決めるだけだったけど、準々決勝の相手だと止められていたようなシュートもあったので、精度を良くしなければいけないなっていう反省はある。緊張はしなかった。ハットトリックはしたいと思っていたけど、それにこだわりすぎず、セット間での連携を大事にしたいと思っていた。みんなが決めるたびに喜ぼうっていう話をしていたけど、普段あまりチャンスがない人達も決めてくれて、ベンチもいい雰囲気で盛り上がっている。北海道のリンクはいいリンクなのでやりやすいけど、慣れない部分はあるので調整が必要だと思う。明日のプレーが準々決勝に繋がると思うので、足を動かして、コミニュケーション取って頑張ります」