【コラム】連載企画≪「日本一への道」≫/第2回/諸石健太・山下智大副将

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

昨季はリーグでは7位。また、インカレや総理大臣杯に出場できなかったサッカー部。しかし、今年のサッカー部は何かが違う。島岡健太監督から前田雅文監督へと監督が交代したのはもちろんのこと、学生幹部(4年生となってチーム運営を行う主将・副将・主務・幹部)の熱い思いがあふれている。関大スポーツ編集局はサッカー部が「日本一」へと進む道を定期的に取材し、その様子を報道します。

前回の石井光輝主将に続き、日本一への決意を語るのはこの二人。今年度チームの副将を務める諸石健太(もろいし・けんた)、山下智大(やました・ちはる)選手だ。

――まず今シーズンを迎えるに当たり、昨シーズンを振り返ってください。
諸石健太選手(以下諸石)
昨シーズンは勝ち点1の差でインカレを逃してしまった。夏以降はチームも上昇気流に乗れたが、前期の敗戦が大きく響いてしまったのが原因だったと思います。甘さだったり、毎日の積み重ねの差がほんのわずかだけど勝ち点1の差に表れた。今年は覚悟を持って毎日を過ごし、チームの先頭に立って引っ張っていきたいと思います。

山下智大選手(以下山下)
個人のことですがFCに所属していた。リーグ序盤はチームとしてまとまり切れなかったが、昨年の4回生を中心に改善してそれからは、最後のKSLカップという関西のトーナメントで優勝できていい流れで終えることができた。この勢いを今年の最初からつなげればなと思います。

――新体制で新たなシーズンが開幕しますが、目指すチーム像を教えてください。
諸石
1人1人がチームのことを考えるチーム。それが全員サッカーで、体現することができたら絶対に強いチームになれる。全員が一人一人に目を向けることができたら、チームの強さにつながると思う。そういうチームになれるかどうかで結果も変わってくると思うし、目指していきたいです。

DSC_1076w

山下
チームとしては全員サッカーで日本一。そしてすべてのチームで優勝することが目標です。(色紙の『笑って終える』を見ながら)どうせやるならみんなで楽しんでサッカーをしたいですね。幹部として厳しいことも言っていかないといけないが、楽しむことを一番のベースにしてこの1年やっていきたいと思っています。

――目指すべきチーム像がある中で、現状のチーム状況はいかかですか。
諸石
現状は関わりが薄かったり、自分のことで精いっぱいの人が多い。まずは主将、副将、幹部がそういう人に目を向けて関わりを増やせたらと思っています。この合宿をターニングポイントとしていいきっかけになれればいいと思うし、そういう合宿にしていきたいです。

山下
現状、昨年より変化はしているが、まだまだな部分が多い。そこを一つずつクリアにしていかないと日本一には届かない、難しいということはみんな分かっていると思う。もっと話し合って『自分がやるんだ』という気持ちを全員が高めてやっていきたいです。

――迎えた高槻合宿、ここで全員に求めることと、3日間での手応えを教えてください。
諸石
自分に克ってほしい。ハードな練習も多いけど自分自身にそれぞれが克てばチーム力にもつながる。それをみんなにこれからもやり続けてほしいです。高槻合宿では高いモチベーションでできているし、みんなの意識も上がっていると思う。でも、これをベースとしてやっていかないといけないし、実行していくためにもこれからが大事になってくる。自分もきつい中でどれだけ他に目を向けられるかを意識して毎日を過ごしていこうと思います。

山下
全員で同じ場所でやる機会はなかなかない。チームが分かれてしまうと接する時間が短くなってしまうので、みんなの仲を深めてほしいですね。どのチームが優勝しても本気で心の底から喜び合える関係を築いていてほしいです。プレー面では、日本一になるという思いを一緒のレベルで共有してできるように意識を高めて練習に向かえるような環境をつくっていきたい。高槻合宿では意見を言い合えたり、けが人も含め外から思っていることも言えているし、成長は見られているが、高槻合宿だけでは意味がないし、今後も続けていけるようにしていきたいです。

DSC_1056w

――副将として挑む最後の年。自分の役割はどのように考えていますか。
諸石
自分は誰よりも熱くなれると思っている。周りが見えなくなる時もあるが、それはほかの幹部がサポートしてくれていて助かっているので、1年間誰よりも熱い気持ちを持ってやっていきたい。他の大学とは違うスタンスなのが関大のいいところ。それは応援だったり、地域活動などで、ただの日本一ではなくてサッカー以外のたくさんのことを経験して日本一で終われたら最高だと思う。大学生活4年間の集大成の1年を、記憶にも残る1年にして後輩たちに受け継ぎたいです。

山下
練習中の声かけなどチームのためにいかに自分の時間を削ってどのように動けるかだと思います。4回生最後の年だし、みんな日本一になりたいという気持ちは一緒なのでそこに向かって、いかに一人一人が行動できるかが大事になると思います。その中で自分はしっかりと後輩をはじめ、幹部以外の4回生とコミュニケーションをとって盛り上げる、一緒にやっていく雰囲気をつくっていきたいです。

――最後に今年一年間の意気込みをお願いします。
諸石
もっと自分だけではなく周りに影響を与えられる選手になりたいです。熱さをもってチームに貢献していきたい。日本一に向けて強い覚悟を持って毎日毎日、全員で頑張っていきたいです。

山下
個人としてはトップチームで出場して、日本一の瞬間をピッチで喜びたいです。大きな目標はそれだが、自分が出ている試合は全力プレーで優勝に貢献できるようにしていきたい。日本一になるために全力でチーム一丸となって戦っていかないといけないと思います。関大の一般学生にも見に来てもらえるような熱い試合をして、その結果日本一がとれるようにやっていきたいです。

前回の石井主将に続いて今年のサッカー部は何かを起こしてくれるといった期待が膨らむ、熱い思いを語ってくれた諸石、山下両副将。「全員サッカーで日本一」をピッチで体現する選手から今後も目が離せません!【高橋良輔】

DSC_1089w

DSC_1065w