【コラム】定期演奏会 大成功収める

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◇第57回定期演奏会◇12月9日◇ザ・シンフォニーホール◇

関西大学応援団吹奏楽部が、1年の集大成となる定期演奏会を開催。「何事にも挑戦する」をモットーに駆け抜けた4年生にとって最後のステージ。涙ながらの演奏を披露した。

オープニングを飾ったのは関西大学学歌。一番大切にしてきた伝統の一曲で、幕が開ける。

副学生指揮者の南屋伊吹の元、学歌と「音楽祭のプレリュード」を演奏すると、ノンストップで色とりどりの楽曲たちが作り出されていく。

「吹奏楽のための第一組曲」、「ノートルダムの鐘」、そして「富士山~北斎の版画に触発されて~」。次々と奏でられる、全くカラーの違う曲たちで会場を魅了。

「ノートルダムの鐘」では、鐘の音を再現し、曲中に部員が合唱する場面も。吹奏楽を知らない人でも楽しめる曲とパフォーマンスで、客の心をつかむ。

「富士山~北斎の版画に触発されて~」は、今年のコンクールでも演奏した大切な一曲。「思い入れしかない曲で、一番心がこもっていた」と、三ツ川紗葉部長(商4)も振り返る。

第Ⅱ部も、吹奏楽部の魂の演奏は止まらない。今年3月のSpring Concertでも披露した「クラウン・インペリアル」は、パイプオルガンを迎えて再び演奏。今年の成長を見せつける曲となった。

1番難しい曲だったと三ツ川部長が振り返る「シャコンヌ『無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番二短調』より」を無事やり遂げ、演奏会もクライマックスに。8曲目の「ニライカナイの海から」では、沖縄打楽器や客席から吹くトランペットの演出と涙を流しながら演奏する部員の姿に、聴く者たちは心をつかまれる。

割れんばかりの拍手の後のアンコールでは「アレルヤ!ラウダムス・テ」と「花は咲く」を披露。「花は咲く」を指揮したのは、今年、学生指揮として前に立ち続けた繁野駿太郎(化生4)。「指揮者がやりたいことを表現しよう」。そんな気持ちで、演奏者たちもがむしゃらに演奏し続けた。

最後に部員たちが涙を浮かべながら客席に深々とお辞儀をし、演奏会は幕を閉じる。彼らの顔には、関西大学応援団吹奏楽部としての誇りと、全力を出し切った充実感が浮かんでいた。

「何事にも挑戦する」「とにかくやってみる」という気持ちで駆け抜けた。4学年全員を巻き込んだ運営で、刺激だらけの日々だった。リーダー部とバトン・チアリーダー部、応援団に支えられながら歩んできたこの1年。「支えてくれる人とのつながりを大切にしてほしい」と、演奏会後に三ツ川部長は笑顔で語った。【文:松山奈央/写真:大島涼太郎、松山奈央】

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定期演奏会後に三ツ川紗葉部長へインタビューを行いました!

―演奏会が終わっていかがですか?
 演奏会前は「引退ってなに?」という感じで、終わってみて「良かった」って思えればいいなくらいに思っていなのですが、演奏会後は「引退したくない!もっとやっていたい!」という感じですね(笑)。

―演奏会を振り返ってみていかがですか?
 もう120点をあげたいくらいです!!特に「富士山~北斎の版画に触発されて~」はコンクールでもやった曲で、どの曲よりも思い入れがありました。コンクール前の思い出がよみがえってきたりして、半分くらい泣いて吹けてないです(笑)。本番では譜面に後輩からのメッセージが貼ってあって・・・。泣かせにきてました(笑)。

―吹奏楽部はどんな部活でしたか?
 今年は「何事に挑戦する」「とにかくやってみる」というのが部員の中にあって。今までは幹部中心に運営だったんですけど、1から4回生みんなで運営するようになって。特に1、2回生が積極的に「これやってみませんか」って提案してくれたり、前に立ったりで、もう刺激されまくりでした。「後輩がこんなにやってるのに自分は何をしているんだ」って思うほど色んなことをやってくれて、いてくれなかったらここまでやってこれなかったです。

―どんな4年間でしたか?
 チアやリーダー部が支えてくれて、演奏会のゲネプロの時にもメッセージくれたりして、互いに支え合いながらやってきました。3部のつながりをすごく感じました。

―同期の方々へメッセージをお願いします。
 吹奏楽部の同期へは、とにかくありがとうと言いたいです。自分は突っ走るタイプなんですけど、止めてくれたり相談に乗ってくれたりして。「紗葉のやりたいことが私たちのやりたこと」って言ってくれて、一緒にやってくれた人たちでした。リーダー部とチアに関しては、最強すぎる、大好きすぎる存在です。「第96代で良かった」って思う瞬間が多くて。関大だけはコンクールにも学ランで来てくれたりして。結構わがままも言ったんですけど、全部相談に乗ってくれたし、吹奏楽部のことを団長に相談したり。ずっと一緒に考えてくれていました。3部の部長の「部長ズ」は互いに高め合える存在で、尊敬して、良い所を吸収して、それを吹奏楽部に還元できました。「絆3パート」は3部の合同ステージを作るメンバーだったんですけど、この2人がいたから応援団3部が大好きになれました。

―後輩の方々へメッセージをお願いします。
 自分たちの周りには支えてくれる人がいるので、その人たちとのつながりを大切にしてほしい。頼って頼られて、やり切って下さい。

―ありがとうございました!

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Spring Concert2019のお知らせ
来年3月にSpring Concertが行われます。
オペラ座の怪人をテーマとするマーチングステージや、その他高校生との合同ステージなど、盛りだくさんの内容となっています。
ぜひ、足をお運びください!
日にち:2019年3月27日(水)
会場:大東市総合文化センター サーティホール