【アメリカンフットボール】明大との接戦制し、笑顔で1年を締めくくる!

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◇2018年度東西大学対抗戦第5回TOKYO BOWL◇対明大◇12月9日◇於・富士通スタジアム川崎◇

【第1Q】関大10-7明大
【第2Q】関大9-0明大
【第3Q】関大0-13明大
【第4Q】関大8-0明大
【試合終了】関大27-20明大

涙の京大戦から約3週間。このチームで戦う最後の1戦を迎えた。相手は甲子園ボウル出場経験を持つ強豪・明大。試合はシーソーゲームとなるが、終盤で関大オフェンスが強さを見せ、1年の終わりを白星で飾った。

第1Q、RB吉田圭汰(商3)の好リターンとRB笠田護(経2)のランなどでゲインを重ねると、WR藤原裕貴(シス理4)がゴール前4㍎の位置から自ら持ち込みタッチダウン(TD)。K三輪達也(法4)のトライフォーポイント(TFP)も成功し、7点を先制する。三輪はこの後もフィールドゴールを2本沈め、役目を果たした。

この日はディフェンス陣も好調。DL永良優伍(人4)、DB浜島康太朗(環都3)のタックルなどで攻撃の芽をことごとく摘む。第2Q終盤にはQB入佐一輝(情4)からWR小田康平(経3)への9㍎パスが成功し、今試合2つ目のTD。19-7と12点のリードを奪って前半を終える。

追加点を重ねたい後半は大苦戦。パスインターフェアで15㍎の罰退を取られるなど、徐々に自陣深くまで押し込まれる。要所でのQBサックも響き、なかなかリズムをつかめない。第3Qに2つのTDを奪われ、1点ビハインドで第4Qに突入する。

最終Qは4年生が躍動。入佐からWR長井友和(環都4)、WR今惠史(安全4)へパスを通し、攻撃のタクトを振るう。藤原裕も本職ではないRBを務めるなど、最後まで気持ちの入ったプレーを見せる。最後は吉田がゴール前13㍎から相手ディフェンスをかいくぐってTD。さらにこの後ツーポイントコンバージョンで入佐からTE松尾純平(経4)へのチェストパスが成功する。試合終了間際にはゴール前まで攻め込まれるも、ディフェンス陣の踏ん張りもあり、27-20で勝利した。

「最後勝てたのは良かった」(OL山田周平前主将=人4)。真冬の川崎で、紫紺の皇帝に笑顔の花が咲いた。しかし、関大が目指しているのはあくまで日本一。決して満足してはいけない。2019年の甲子園ボウル、ひいては2020年のライスボウルで勝利するため。山田から新たにバトンを受けた小田を中心に、新生KAISERSはすでに走り出している。【文:長尾洋祐/写真:勝部真穂】

▼山田前主将
「最後勝てたのは良かったなと思う。OLとしては、今日はあまりよくなかった。今日は明大のディフェンスに対してランを出すことを意識していたけど、速い集まりに苦しむこともあった。そこは反省して3年生以下はつなげてほしい。(第4Qの吉田のTDは)歯がゆい思いをしていた中で、やっとすっきりとTDが出た。吉田は今年の経験を来年に生かしてほしい。(今試合までは)とにかく全員で勝とうと言っていた。新幹部になる3年生を含め、みんなが自覚を持ってやっていた。(ディフェンスは)今年は競った状況でビッグプレーをしたりいていた。下級生には信頼のおけるプレーヤーが何人もいる。来年もさらに成長できると思う。(主将としての1年は)苦しいことも悔しいこともあった。秋シーズンでもなかなか思うような試合ができなかったけど、やっぱりアメフトは楽しいし、面白いなというのは全員感じたと思う。(後輩に対して)日本一も目指せるけど、下との距離も縮まっている。下位チームとの差も縮まっている。でも、全員が本気で取り組めば日本一に届くと思うので、頑張ってほしいなと思う」

▼冨田
「(OL賞は)素直にうれしいです。僕だけの賞じゃないので、キャプテンの山田とか仲間にサポートしてもらったおかげ。(試合内容は)今日は大差で勝とうと言っていたけど、結果は僅差になってしまった。自分が一番経験があって、理解も深いかと思っていた。それを後輩に教えるのは大変だった。(日本代表では)スタメンではなかったけど、色んな人と出会って、刺激をもらった。学んだことをチームに生かそうと思っていた。(後輩に対して)自分たちが教えたことを生かしながら、経験もプラスして上手くなってほしいです」

▼永良
「(DL賞は)うれしいですね。(試合内容は)自分の中では良かったかなと思う。チームメイトがタックルも多くしていたので、練習通りのことが出たかなと思う。ディフェンスとしては、激しくタックルするのを毎日続けていたので、その通りのプレーになった。(この一年は)4年間けがも多かったけど、ラストはアメフトに打ち込むことができた。自分の思うようなプレーができて、何よりケガなくできてよかった。(同期に対して)みんな仲良く、時には厳しくやることができた。(後輩に対して)『勝て』の一言です。勝って勝って、勝ち進んで甲子園まで行ってほしい」