【テニス】越野・大野菜組が全日本室内インカレ決勝進出!

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◇平成30年度全日本学生室内選手権大会本戦3日目◇11月30日◇江坂テニスセンター◇

【男子ダブルス準決勝】
●高村・島田 0(1-6 1-6)2 田中・木元(早大)【女子ダブルス準決勝】
○越野・大野(菜) 2(6-1 7-5)0 安部・芝田(山学大)

全日本室内インカレ3日目、ダブルスに2組が出場した本日は準決勝が行われ、越野菜摘(文3)・大野菜々子(社2)組が見事決勝進出を果たした。

高村烈司(商3)・島田達也(人3)組は、第3シードの田中・木元組(早大)と対峙(たいじ)した。島田のサーブから試合がスタート。サービスゲームを難なく奪うも、流れがつかめない。相手のサーブに苦しめられ、リターンが入らない。話し合いを重ねる。「試行錯誤していた」(高村)。2人で前に出て、攻める機会を伺う。だが、「相手の方が1枚も2枚も上手だった」(島田)。ラインぎりぎりに打たれる。また、自らのボレーミスやアウトボールで失点を許す。デュースにもつれ込むゲームもあったが、試合を通して奪えたのは2ゲーム。決勝進出はならず、学生大会初のタイトル獲得は叶わなかった。しかし、収穫と課題の両方を得た試合、大会となった。

昨日は因縁の相手にリベンジし勢いに乗る越野・大野菜組。その勢いのまま、第1セットはエンジンがかからない相手を圧倒。6-1でセットを先取する。しかし第2セット、2-1としたところで越野がMTOを要求。そこから3-5となり、流れは相手に渡るが大野菜が「絶対に気持ちでは負けないように頑張った」と語るように諦めることはない。ポイントを奪うと声を上げ、相手に食らいつき、6-5に。レシーブゲームとなった第12ゲームはマッチポイントのチャンスを2度つかむがなかなかものにならない。3度目のマッチポイントで越野が浮き球を豪快に叩きこみファイナルを決めた。試合後は安堵(あんど)の表情で抱擁を交わした。

明日はいよいよ日本一を決める決勝が行われる。越野が「最初で最後の舞台だとは思うので全部ベスト尽くして悔いなくコートの上で誰のためにプレーするのかも考えて、自分のためだけじゃないし、ちゃんとそういうのもしっかりしようと思います」と言えば大野菜も「今日の試合に満足せず、全部出し切って終われるようにしたいです」と意気込む。ベストを尽くした先に栄冠が待っているはずだ。【文/写真:遠藤菜美香・三木勇人】

▼高村
「(全日本)学生大会でベスト4に入ったのは初めて。準決勝は勝ちたかった試合だったけど、ああいうスコアで負けてしまったのは実力不足。悔しい。ここまで勝ちあがれたことは、今までなかったので少しは頑張れたと思う。でも、4回生が抜けたから勝てたっていうのもあるので、この結果に満足してはない。ずっと優勝を目指してきた。そろそろほんとに勝ちたいなって思う。今日の試合は1-6、1-6で負けてしまったけど、次の試合に向けて課題や反省すべき点が多く見つかった。そこを改善して全国の舞台で勝ち進んで、優勝を目指せるように強くなろうと思った。ファーストサーブの確率とか、相手の方が要所、要所でワンショットで決めてくるところであったり、打ってくる割に僕たちよりミスが少なかった。1つずつ全体的に相手の方が上だった。試行錯誤してたけど、どれも上手くいかず、結果的に相手に気持ちよくプレーさせてしまった。完敗だった。ただ、自分たちはこういうところで負けるわけにはいかないので、次は絶対リベンジできるように頑張りたい。(今年1年を振り返って)濃かった。今は上の代が抜けたけど、多くの時期は1個上の4回生がずっといたので、みんなで刺激し合いながらできていたと思う。ずっと切磋琢磨し合ってきた。悔しい思いをしたこともあったし、喜んだ時もあった。リーグで負けた時はみんなで悔しさを味わった。王座でリベンジできた時は、勝って終われた。最初の方はずっと怒られっぱなしだったので、どうなっていくんかなって心配はあったけど、4回生が抜けた今でもみんなで頑張れてるんで、一人一人が成長してるんじゃないかなと思う。来年の王座に向けてもう取り組んでいる。気合いが入ってる。王座で優勝するために、全部の試合が王座やリーグに繋がっていると思う。今日の対戦相手もワセダで、王座ではワセダと慶応が勝ってくると思うので、こういう試合でも勝たないといけない。今のうちにみんなで頑張らないといけないと思う。まだまだですけど、チームとしてはいい傾向だと思う」
▼島田
「今大会は戦績面などテニス以外で学ぶ点が多い大会になったと思う。(具体的には)心理面やかけ引きなどのポイント。早稲田は他の大学よりもその面が大分優れていて自分たちよりも上だった。自分たちも成長しないと上にはいけないので練習していきたい。(3位の結果について)プレー面では上位の選手とやれる自信にもなったんですけどテニス以外の面で差が多かったので自分自身では課題の方が多かったと思います。フィジカル面では馬木トレーナーのおかげでケアもきちんとするようになって今までにはないくらい体の状態は良かった。(今日の試合を振り返って)全体を通して色んな面で相手の方が1枚も2枚も実力の差が大きい。チームとしてそこをどう埋めていくが課題です。僕や烈司が中心に克服していきたい」
▼越野
「(決勝進出について)初めての舞台なので、色々緊張もすると思うしワクワクというのもあると思うんですけど大野と力を合わして頑張りたいなと思います。(試合を振り返って)情報をもらっていたので結構その通り試合を進められいていたのは良かった。(具体的には)相手のリターンのコースが結構しぼれていたことですね。(決勝での意気込み)最初で最後の舞台だとは思うので全部ベスト尽くして悔いなくコートの上で誰のためにプレーするのかも考えて、自分のためだけじゃないし、ちゃんとそういうのもしっかりしようと思います」
▼大野菜
「(決勝進出について)すごいうれしいです。(実感は)あんまりないんですけど、まだ明日もあるので気持ちだけ切らさずにいきたい。(第1セットは)相手のミスも多かったので、それにも助けられました。気持ち的に上げていくしかないと思っていた。相手は昨日もスーパータイブレークで勝ってたので絶対にこのセットで終わらそうと思ってギアを上げていたのは良かった。(カバーしようと思ったことは)途中無理してボレーに出てしまって相手にポイントを与えてしまったんですけど、3―5になってからうまくかみ合ってきだして良かった。(ラリーは)打ち過ぎずロブで展開しようというのは意識していました。相手も全然あきらめてなくて、油断できない状況だったので絶対に気持ちでは負けないように頑張りました。(意気込み)コーチにも明日が終わるまで絶対気を抜かないでと言われたので今日の試合に満足せず、全部出し切って終われるようにしたいです」