【サッカー】完封勝利でリーグ締め!関西第3代表で全国舞台へ乗り込む!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇第96回関西学生リーグ後期最終節◇対びわこ大◇11月25日◇ヤンマーフィールド長居◇
【前半】関大0―0びわこ大
【後半】関大1―0びわこ大
【試合終了】関大1―0びわこ大

前節で全日本インカレ出場を決め、リーグ最終節を迎えた。関西での最後の一戦。勝利を決めたのは、関大の得点王・FW加賀山泰毅(人4)だった。アシストはエースナンバー「17」を背負うFW矢野龍斗(法2)。リーグ初出場で得点に絡む活躍を見せ、今後を期待させた。安定の4年生とフレッシュな下級生の出場で、今期リーグを笑顔で締めくくった。

相手のびわこ大は、5位が確定し最終節が今年最後の試合だった。相手も最後の試合に懸ける熱い応援を響かせ、立ち向かってきた。FW加賀山は「まだ全日本インカレもあるけど、全員が来れるわけではないので関西に残ってる部員であったり家族のために勝利を届けられるように」。全国舞台を前に特別な思いがあるのは関大も同じだった。

この日リーグ初スタメンとなったMF澤嵩明(人2)が圧巻のドリブルを披露する。前半12分、右サイドを抜け出したMF澤が相手DF2枚も突破し、そのままシュート。ボールは相手GKに弾かれたが素早いドリブルで相手を翻弄(ほんろう)させた。関大優位で進む中、16分にFW大久保優(商3)が負傷交代。急なアクシデントに見舞われたが、MF塩谷仁(人4)の出場で再び活気づく。


△MF塩谷

MF中井英人(人4)が度々絶妙なスルーパスで会場を沸かせ、中盤でボールが相手に渡ってもMF森主麗司(文4)の守備とボール奪取で、攻撃の芽を摘んだ。


△MF中井


△MF森主

前半戦終盤では攻め込まれる場面を見られたが、DF荒木隼人主将(商4)の空中戦、DF河野貴志(人4)の強靭なフィジカルで決定機を作らせなかった。前半戦、相手シュートを2本にとどまらせ、後半戦へつなげた。


△DF羽田健人(情3)


△MF牧野寛太(経3)

後半8分、DF長井一真(社2)が左サイドから駆け上がり、中にクロスを供給。MF澤がシュートに持ち込み攻撃に力を添えた。2年生の活躍も目立つ中、MF澤に代わり、FW矢野龍斗(法2)を投入。関大のエースナンバーを背負うFW矢野に期待が寄せられた。


△FW矢野


△DF長井


△MF澤

徐々に得点チャンスが増える中、28分にとうとうスコアが動く。ゴール前でFW矢野からパスを受けたFW加賀山。相手DF2枚が立ちはだかる中、相手の逆をついたシュートでゴールネットを揺らす。待望の先制点に、フォワードコンビが抱き合い喜びを分かち合った。


△FW加賀山

その後は交代で入ったMF岡崎淳也(経3)がコーナーキックを奪い、チャンスをつかむ。関大得意のセットプレーからDF荒木隼がヘディング。「ドンピシャだったのできたかなと思った」。しかし、相手GKにキャッチされ、思わず悔しい表情を見せた。終盤に訪れたピンチもGK安川魁(情4)がファインセーブ。守備陣の粘りもあり後半戦の相手シュートは0本。完封勝利を収めた。


△MF岡崎


△GK安川


△DF荒木隼

最終節を勝利で飾り、いよいよ全国舞台・東京に乗り込む。今年は、前田雅文監督が就任してからの3年で一番高い勝ち点をマーク。チームとして、徐々に成長を見せてきた証だ。残された日本一への道。「全員サッカーで日本一」達成なるか。関大サッカー部が日本の頂で「勝利の歌」を響かせてみせる。【文:西井奈帆/写真:長尾洋祐・中西愛】

▼前田監督
「(先週に全日本インカレが決まって照準を変えたか)それはあんまりなくて、けが人がいるし。MF澤は途中出場で活躍してたから、スタメンで出そうと思った。今日もスタートで出て自分の特徴は出せてた。どちらも順位決まってて、そんな中でいつも通りの試合をして勝ちにこだわってやっていくというところは、やろうと言っていた。どっちに転んでもこっちは3位で相手は5位だったけど、そういう試合だからこそ勝ちにこだわってやらないといけない。誰にでもできることをしてはいけない。勝ち点も僕が入ってきてから1番高い勝ち点だった。(今日の試合について)前半は粘り弱いところもあったけど、そこは修正して我慢するように言った。後半は前半のように攻められたりした時もあったけど、粘り強くできていた。(今日のFW矢野選手は)Iリーグでは活躍してたし、リーグ初めての割にはできてた。これが3回4回出てくるとなったら求められるところは増えてくる。(全日本インカレへ)中1日で3試合あるので、しっかりチームのボリュームもケアしながら、あとはチームも1年間リーグやってきて自信ついたと思う。もう一回しっかり自分たちのやろうとしていることの精度を上げてやっていく」

▼DF荒木隼主将
「(最終節を終え、残すは全日本インカレのみですが)第3代表で出るけど、目指すは日本一。そのためにはリーグ年間通して出た課題をもう一回見つめ直して修正しないといけない。僕たちは夏の全国に出ていないので、全国の選手と違ってどこまでやれるか未知のところもある。でも1年間戦ってきた関西の中では、自分たちの思うようなサッカーができればどの相手にも通用したというところもある。だからそういうところは自信持ってやっていってもいいのかなと思う。(今日の試合について)前半は、自分たちがボール持てる時間もあったけど、途中で相手にセカンドボール拾われたり押し込まれる時間が多くなって、ピンチが生まれてしまったので、そこを減らしていかないといけない。ピンチの数を減らしていかないと、全国では決め切るところがうまい選手もいると思うので修正しないといけない。(最後の方ですごく惜しいヘディングシュートありましたが)正直あれは自分の中でドンピシャだったのできたかなと思ったけど、前期のびわこの時もラストでヘディングで入ったかなと思ったやつが弾かれたので、ちょっとびわこ相手に持ってなかったかなと(笑)。(今日も加賀山さんが決めて4年生の力というのは)加賀山は決めてくれる選手だと思っていたので1点だけじゃなくてもっともっと取ってほしいと期待してる。(それに加えて今日は矢野選手など下級生も活躍しましたが)アクシデントもあったりしてうまくいかない時間もあったけど、途中から入ってきた選手、特に矢野とかは自分のストロングポイントをしっかり発揮してくれてチームに活気を与えてくれた。(全日本インカレまであと3週間)今から何か新しいことをするというよりは、もっともっと今までやってきたことの精度を上げることと、気持ち面ではまだまだ足りないとスタッフに言われたので、勝ちたいとかの気持ちを上げていかないといけない」

▼FW加賀山
「(今日の試合は)関西でやる最後の試合で、4年生は4年間ここでやってきて最後の場だったので勝ちたいという気持ちと、まだ全日本インカレもあるけど、全員がこれるわけではないので関西に残ってる部員であったり家族のために勝利を届けられるようにと思った。(今日の得点は)矢野が入って、彼はわかりやすいプレースタイルではあったので予想立てて入ったところにボールが来たのでそこからうまくコントロールできて、相手の逆をとってゴールを取ることができたので良かった。(4年間の中で今年が一番調子が良かったか)コンスタントに試合に出れるようになって、その分得点のチャンスも増えて、僕自身も1、2年はいっぱいいっぱいの部分があって、何かにトライするってことがなかったけど、3年なってからはテーマを持って取り組んできたつもりではあったので。少しずつできることが増えてこの4年で得点得点のパターンも増やせた。(FW矢野選手と組んで)シーズン前は矢野と組んだこともあったので特徴はつかんだ上でって感じだった。最初は久しぶりに組んだからお互い喋りながら、どういうところにおってほしい、どういうところにサポートに行くよっていうのはコミュニケーションとりながら、今日の試合やってきた。時間が経つにつれてお互いフィーリングはあってきたなという感じ。(全日本インカレへの意気込み)まずはチームとして全国優勝というところは目指したい。去年おととしと悔しい思いはしてるけどそれ以上の質が今年はあるんじゃないかって自負しているので、しっかり関大らしいプレーとひたむきに勝利できれば。個人としても、優勝というところで自分の将来が拓けてくると思うのでチームも個人も含めて全国優勝というのを高い意識で目指していくべきやなって思う」