【なぎなた】女子団体3位、石橋が男子個人3位!4年生6人に笑顔咲く

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◇第43回西日本学生選手権大会◇11月18日◇大阪体育大学◇

【試合競技団体】3位 関大A(村上こと乃=社1、田中里彩=人2、木本未来=人4)
【試合競技男子個人】3位 石橋立成(政策4)

全日本インカレから3カ月。4年生の最後の舞台となる西日本学生選手権が今年も行われた。男女とも優勝を目指し挑んだ今大会だったが、表彰台の真ん中にはあと一歩及ばず。それでも「4年間楽しかった」(古内陽菜主将=環都4)と、4年生たちは少し涙ぐみながらも笑顔を浮かべた。

昨年度3位となった演技競技の部には、4組が出場。そのうち森香純(人1)・南出成美(情2)組、麦谷知加(化生1)・石橋組が初戦に続いて2回戦を勝ち抜く。しかし、息の合った技を繰り広げるも、3回戦では互いに強豪校には及ばず。ベスト8となった。


△古内・田中組


△森・南出組


△麦谷・石橋組


△大野紗季(社4)・樋口みく(文4)組


△村上・木本組

試合競技団体の部には関大から4チームが出場した。その中でもAチームが躍動。2回戦での別府大との対戦では、大将の木本が冷静に隙をついた技を繰り出し、2本勝ちすると、続く3回戦では2年生の田中が完璧なメンを決め勝利。見事準決勝へと駒を進めた。

しかし、準決勝でCチームを負かした福岡大Aに黒星。回った3位決定戦で相まみえたのは強豪・鹿屋体育大のBチームだ。序盤にリードを奪いたかったが、先鋒の村上が強烈なメンを決められると、田中も引き分けに。勝敗の行方は木本に託された。


△田中

それでも木本は落ち着いていた。「ここしかない」。初太刀で鋭いスネを決めると関大の声援も熱量を増す。その後、時間を空けずにさらに1本を決め、2本勝ち。大将の仕事をやってのけた。


△木本

続いて表彰台を掴み取ったのは男子エースの石橋。女子個人では2回戦突破者がいなかったものの、初戦、2回戦と落ち着いて勝利を重ねる。準決勝の相手は全日本インカレでもしのぎを削った山下(帝塚山大)。しかし、「少し狙いすぎた」(石橋)と、相手の素早い技に対応できず。2本負けで3位決定戦へと進んだ。


△石橋

3位決定戦では、大村篤志(法3)との同門対決となった。冷静に攻撃の機会を伺うと、隙を狙ったメンに3本の旗が上がり1本を先取。そのまま守り切り、3位に輝いた。

女子団体で1チームが3位、男子個人からは1人が表彰台へと上がった。目指していた優勝には届かなかったが、試合後、4年生は4年間への思いをそれぞれに口にした。「全国で優勝できる地力を付けて、本気で出し切ってほしい」(古内)。6人の最上級生が示した思いは、後輩たちが必ずかなえてくれるはずだ。【文:高木満里絵/写真:北島大翔、遠藤菜美香、松浦智、勝部真穂】


△大野


△古内


△梅垣仁志(人4)


△樋口

▼古内主将
「(4年間を振り返って)楽しかった。主将は難しかった。怒るのは簡単だけど、下級生が多かったからどうやって一緒に向かっていけるのか、とか。(インカレが終わってからは)余裕を持って頑張れたと思う。厳しくもしたけど、みんなが良かったなと思ってくれたらいいな。(今日の試合は)団体戦は正直もっと試合がしたかった。チャンスで決められず、代表戦になって。相手に手の内を知られてしまっていたので、大将戦で決めておけばなと思った。Aチームは、木本の力が大きいと思う。軸がブレなくて。自分もああいう大将になれれば良かったけど、技術的に足りない部分もあった。けれど、できることはできたと思う。(後輩へは)いっぱいある。実力は出し切れたと思うけど、日本一には届かなかった。優勝できる地力を付けて、それを本気で出して日本一になってほしい」

▼木本
「しんどいこともあったけど楽しかった。みんなで4年間できた。(同期は)個性豊かでうまくやれた。団体優勝を目指していて、3位になったのは悔しいけど、1位を目指していたからこそだと思う。(試合内容については)ここしかないと思えたので。(後輩には)3回生は一人しかいなくて大変だと思うけど、仲がいいのが私たちのいいところなので、それを生かして、個性のカラーを出して輝いてもらいたいなと思います」

▼石橋
「(今日の試合は)ずっと前、2年前や3年前の自分と比べると、今までは自分がいきたいと思ったときに思い切って適当というよりかは勢いでいっていて、今は考えていく大人のような試合をしていきたいと思っていたんですけど、ちょっとそれが(相手を)見すぎてしまったなというところが自分の駄目なところだったのかな。今日は少し狙いすぎた。結果としては4年間で全国優勝の経験もありながら、今回3位になってしまったのは成績から見ると、周りから残念やろうなと思われると思うんですけど、やっぱり実力的にも3位なのはその通りと思っていて。すぐ下の子がどんどんと力をつけている中で自分がもう一歩上の立場でやっていけることが出来なかったっていうのが反省で、でも4年間を通して自分のやりたかったようなことは出来たなと思っているので悔いはないです。ただ、まだ12月の全日本選手権という大人の方の試合は残っているので、それに向けて今回の反省を生かしていければ今大会の結果も悪いものではないかなと思って前向きにいこうと。(4年間で一番印象に残っていることは)1年生の時のインカレの団体の試合が印象に残っていて、その時は団体は3人制だったんですけど、そのときは先輩と僕の二人しか出場できないという絶対に負けることができないという状況で、誰もがこのペアは負けるだろうと思われていたところを優勝できたのが一番残っていて、本当に勝ちにこだわりにいっていた。(後輩に向けて)自分が置かれている立場、部活だけじゃなくて勉強とかいろいろしないといけないことがこれからもたくさん出てくると思うし、3年生になったら就活という大きな自分の人生の節目を迎えることになると思うけど、その中で部活を疎かにせず、部活も頑張って自分の今やらなければいけないこと、勉強とか就活とか一個一個を区切りをつけて文武両道、今やらなければいけないことをしっかり見極めてやってほしいなと思います」

▼梅垣
「自分はこの試合は勝ち負けよりも、自分のベストを出すことを目標にしてて、今日も勝ち負けより意識を大事にしていたので、自分の全力を出すという意識でやれて結果としては負けたんですけどすごい良かったなと思いました。自分は2回生の9月から入部してて、インカレも2回しか経験してないんですけど、その2回中2回とも優勝できて、メンバー入りすることが出来て、その中で今年は個人団体と含めて、7本も取れたのですごい良かったなと思ってます。またインカレが自分の中でベストな試合ができたなと思うんですけど、チーム全体とか関大全体で見たときは、この西日本大会が一番良かったかなと思います。(後輩に向けて)今の後輩は元気ですごく良いんですけど、元気すぎるんで、もっとその元気さを生かすけどあまり過ぎないように頑張ってほしいです。」

▼樋口
「大きいメンバーではメンバー漏れもあって、初めて全部に出れた大会だった。初めて関大の選手として貢献できて、最後にいい経験ができたなと思う。(同期は)それぞれしっかりしていて見習いたいところがたくさん。同い年でも尊敬できる。(後輩へは)これからもチーム関大として私たちらしくやってほしい。私たちは元気で勝てるチームだからそれを受け継いでもらいたい」

▼大野
「(今日の試合は)初めて全部に出させてもらったけど、好きなようにやらせてもらったなという感じで真剣にやれたし楽しめたなという感じです。私の団体のチームは2人しかいなかったので、ほとんど2本負けからのスタートだったけど、お互いに攻め気を忘れないで声出していこうという声掛けをして臨んだ。(この4年間を振り返って見て)選手としては貢献できなかったんですけど、どんな選手でも受け入れてもらえるというか居場所を作ってもらったなというのが印象に残っていて、楽しく4年間過ごせた。(後輩に向けて)やっぱり4年目が一番楽しかったので、辞めたくなるときもあるけど、引退するまで頑張って最後は楽しく終わってほしいと言いたい。4年間しっかり真剣に向き合ってやってこれたことは本当に良かった」