【ラグビー】近大相手にリーグ戦初白星とならず

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◇2018ムロオ関西大学Aリーグ第6節◇対近大◇11月18日◇於・キンチョウスタジアム◇

【前半終了】関大3-7近大
【後半終了】関大19-29近大
【試合終了】関大22-36近大

△淡野

前節の大体大戦では7点差で惜敗した関大。全国への道のりは絶望的となり、後がない状態で迎えた今節は、Aリーグ残留のためにも絶対に負けられない試合となった。「(近大は)前半より後半の方が動きが悪いので、前半はリザーブメンバーで耐えて、後半から上げていこうとした」という桑原久佳監督の言葉通り、フッカー西勇樹主将(人4)ら主力陣を温存した中でのキックオフとなった。

しかし、結果は思惑通りにはいかなかった。「前半の部分はしっかりプラン通りにいけてたのですが、後半で思った以上に取られて、そこが追いつけなかった」(西)。またしても選手たちは涙をのむことになり、今季初白星には届かなかった。

△工藤

前半開始の合図が鳴ると関大側のキックオフでスタート。序盤から関大はスクラム、モールといったセットプレーでゴールラインを通らせない。攻撃面でも、ラインアウトを中心に敵陣でのプレー時間を増やしていく。前半26分、拮抗(きっこう)していたがついに動く。相手の反則で得たPG(ペナルティーゴール)をCTB工藤広和(人1)が決めて、先制点を挙げる。しかし、歓喜に包まれたのは束の間。その3分後、相手のWTBに攻め込まれ、トライとゴールを献上。

△渡辺裕介(人4)

「(近大には)WTBを中心に良い選手がそろえているので、そこに回されないようにしてたけど、結局回してしまってとられた」(桑原監督)。相手の反撃を防ぎ切ることができず、今度はリードをつけられる展開となってしまう。だが、この逆転を皮切りに攻撃の勢いはさらに増す。相手に攻撃の隙を見せないまま、ゴールラインの手前まで攻め寄る。

しかし、インゴールにボールを置くことはなく、前半終了。相手をリードすることはできなかったものの、1トライすれば逆転できるという状況で後半に折り返す。

迎えた後半戦では、フッカー淡野徳蔵(人2)は西に、プロップ不破智郎(人3)は杉本達郎(人4)に交代するなど、主力メンバーをコートに送り込む。逆転を図りたい関大だったが、後半9分、12分と立て続けに追加点を許し、さらにリードを離されてしまう。しかし、19分、ゴール前で形成されたラックからSO渡辺裕介(人4)が持ち出し、グラウンディング。続くゴールも工藤が決め切り、近大に迫る。

△木下皓太(人4)

だが、その直後再び相手に追加点を許してしまい、さらにリードは広がる。それでも関大は必死に食らいつき、29分には西が加点。また、42分にもプロップ豊崎悠貴(経4)と交代した井之上悠(人3)が追加点をあげるが、近大の得点に並ぶことはないまま試合終了の笛が鳴る。「後半で思った以上にが、(点を)取られて、そこに追いつけなかった」(西)。結果は22-36と痛い敗北となった。

△西

今節近大戦の負けにより、Bリーグ現在1位の摂南大との入替戦が決定となった。A降格を避けるためにも、これ以上負けられない。だが、「入替戦よりも先にまずは目の前の勝ちにこだわってやっていきたい」。西のその言葉通り、最終節の同大戦ではリーグ初白星をつかむ。【文:濵田将志/写真:柴村直宏】

▼桑原久佳監督
「(今日を振り返って)勝てない。(近大には)いいウィングとかいてるので、そこに回されないようにしてたけど、結局回してしまってとられた。(後半に主力陣を交代で入れられたことについて)後半に上げようと思って。近大の分析をすると、前半より後半のほうが動きが悪いので、前半はリザーブメンバーで耐えて、後半上げていこうとしたが、なかなか上手いこといかなかった。逆に前半の動きがすごく良かった。(最終節同大戦に向けて)勝たなあかんな。でも、後半の得点力がないので、同大分析した結果で作戦を考えたい」
▼西主将
「(今日を振り返ってチームの動きは)前半でやろうとしてたこと、接戦に持ち込んで後半にトライをしっかり取り切るという部分の前半の部分はしっかりプラン通りにいけてたのですが、後半で思った以上に取られて、そこが追いつけなかった、取り切れなかった、勝ちきれなかった部分だと思います。(自分のプレーについて)後半で入るというのがほとんどなくて、ちょっと思ったようなパフォーマンスができなかった。(近大のウィングの対策について)走るスペースを与えたら脅威になるが、そこを与えなければ、全然関大のディフェンスで止められるので、そこは得に怖いというイメージはなかった。(最終節同大戦へ向けて)今回負けてしまったことによって、入れ替え戦を摂南大とやることが決まったので、そこに照準は合わせるのですが、同大にまずは1勝。勝てるゲームプランをしっかり立てて、しっかりした内容で勝つように、入替戦よりも先にまずは目の前の勝ちにこだわってやっていきたいと思います」