【アイスホッケー】照井がハットトリック!宿敵にリベンジ果たし圧巻の関西11連覇!

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◇第65回関西学生リーグ戦プレイオフ第3戦◇対関学大◇11月18日◇関西大学たかつきアイスアイスアリーナ◇

【第1P】関大1-0関学大
【第2P】関大2-0関学大
【第3P】関大2-1関学大
【試合終了】関大5-1関学大
【最優秀選手】FW香田悠匠(人4)
【最多ポイント】香田
【最多得点】三浦詰平(人3)
【最多アシスト】香田
【最優秀新人】DF岩瀬谷拓哉(社1)
【ベストシックス】
GK沼田智也(人3)
DF工藤雅基(経2)
DF高井優希(社2)
FW三浦
FWロウラー和輝(商2)

宿敵にリベンジを果たし、関西での最後の戦いを締めくくった。リーグ戦、最終戦の相手は予選リーグでGWSの末、苦い敗戦を喫した関学大。試合は本日から第2セットでの起用となっていたFW照井皓太(人3)のハットトリックの大活躍もあり、5-1と快勝。リーグ戦を有終の美で終えた。

「エンジン全開でスタートから行こう」。香田主将は試合前にチームメートにこう呼びかけた。チームのファーストシュートは主将から。主将が積極性をまず、チームに示した。勢いに乗っかるように、試合開始から激しいチェックでプレッシャーをかけ、パックを奪いにいく。

試合が動いたのは5分。本日から第2セットとして復帰を果たした10番が流れを変えた。ゴール前での工藤からのラストパスを「触るだけで入った」と照井。

先制点をチームに呼び込む。活躍はこれだけに止まらない。

1-0で折り返した第2ピリオド(P)3分にもGKとの1対1の場面でゴール上隅に豪快に放り込むと、13分にも得点を奪いハットトリックを達成。照井は「出たら自分が活躍してちょっとでもチームに貢献したいっていう思いだった。点数を入れられて良かった」と喜びをあらわにした。

第2P中盤にはペナルティーが同時に2人出るなどフィールドプレーヤーが3人となる場面もあったが、ゴーリーの沼田智を中心に守り抜く。

最終Pではパワープレーのチャンスを生かし、香田、照井のアシストから高井が追加点を決める。10分にも得点を奪いシャットアウト勝利かと思われたが、13分にリバウンドから失点。それでも、その後は危なげないゲーム展開で5-1で快勝。見事宿敵にリベンジを果たした。

予選リーグでは僅差のゲームを強いられるなど、苦い思いをさせられたがプレイオフに入ってゲーム内容は向上。プレイオフ第2戦では10―0で立命大を下し、上位校(関学大、立命大、同大)に対して今季初の「1P2得点以上で無失点」を達成した。大迫コーチも「意識が高まってきた。選手が自分たちでやろうとなっているのが何よりも大きいと思います」と話す。

勝負の全日本インカレまで残された時間は約1カ月。その間に全日本選手権、全国上位を独占する関東勢(中大、東洋大)との練習試合が控える。「質を上げないといけない部分を残り1カ月で高められるようにしたい」と大迫コーチ。強豪との対戦でさらなるレベルアップを図りたい。全日本インカレに向け、香田主将は「一戦一戦気を緩めず最後まで60分間プレッシャーをかけ続けてシャットアウトで勝てるよう皆で体を張って戦いたいです」と意気込む。今年こそ、創部初の日本一を関大アイスマンがつかみとる。【文:三木勇人/写真:西井奈帆】

▼大迫コーチ
「ずっとフォアチェック、バックチェックの足を動かしてプレッシャーをかけるっていうのは言い続けてきてここ数試合は意識して出来てたかなと思います。あとはまだ細かいミスや精度が悪い部分があるのでそこは今日目立った部分かなと思います。(具体的な部分は)簡単にパスをつなげるところが引っかかったりとか、シュートを相手に当ててしまうとか失点につながるほどじゃないですけど、そういうミスがあるので上のカテゴリーでやるのであればそういうミスをなくしていかなければいけない。(試合前に話したことは)やることは一緒。前の負けた試合はDゾーンのミスというか今以上に細かいミスが多かったのでそこをここ数試合意識はさせてやらせていました。(照井の3得点について)彼で言うと取る力はあると思うのでそれを毎試合コンスタントに発揮出来るかが彼の場合問題なので、今日だけじゃ無くて、次、またその次どうかが大事です。フォワード全員にはポイントを期待しているので、今日ぐらいどのフォワードが決めきれる状態にしないといけない。リーグ戦での収穫は最後の3試合、4試合はよく選手がやるべきことを意識できていたので、大分そこは定着してきたかなと思います。(プレイオフに入って集中力が増した?)そうですね。もう少しちゃんとやらないといけないなという意識が高まってきたかなと。(それはスタッフの方から)毎試合、一個ずつ課題を出してやっていたので、あんまり一気に課題出してもできないんだなということを分かったので、一個ずつちょっと課題を取り組ませるようにしました。でも選手たちが自分たちでやろうとなっているのが何よりも大きいと思います。(全日本インカレに向けて)毎試合、毎試合大事になるので、準決勝までの3試合を余計なエネルギーを使わないで勝ち上がれるかが大事なので初戦のワンシフト目からやることをやって1ピリでゲームを決められるようにしたい。少しでも100%に近い体力で準決勝、決勝に臨められるようにしたい。あとは質を上げないといけない部分を残り1カ月で高められるようにしたいです」
▼香田主将
「前回の立命戦もシャットアウトで終われて、やってきたホッケー自体は良くなってきていて皆もチームでやることを意識していたから、今日は入りからエンジン全開でスタートからいこうって言っていた。全員でやることを意識してインカレまでやっていけたらなと思います。(前回苦い思いをさせられた相手、チームに言ってきたことは)守りっていうのを意識しないといけないというのと最初から体当たっていかないと相手の流れという風になってしまうのでどんどん体当たってゾーンごとでやるべきプレーっていうのはセットで話し合って簡単にやるところは簡単に、トライするところはトライするというのを練習から声がけしてきたのが前回の立命戦からつながった。(照井が2セット目に入って早速結果を出した)元々スキルあるし、能力が高い選手でワンチャンス、ワンチャンス全部決め切れたのはあいつの普段からの練習の成果出たんじゃないかなと思います。素直に褒めたいです。(最優秀選手賞を受賞しましたがリーグ戦パフォーマンスについては)悪くはなかったんですけど、点数を入れられる試合がなくて得点力不足が自分の課題だった。そこはインカレに標準を合わせて関東との練習試合もあるのでそこで徐々に自分の得点力を磨けるように練習していけたらいいなと思います。(チームとしては11連覇)自分たちの最終的な目標はそこではないんで今日は素直に喜んで今日終わったら切り替えてインカレ優勝に向けて、初優勝できるようにそこに皆で標準合わせて頑張りたいです。(関東と戦う上で必要な部分は)足を動かしてスケートして体当たるっていうのを意識してバックチェックの戻りとか攻めとかもそうなんですけど、5人で攻めて5人で守るっていうのをチームでやろうとしていることなのでそれをずっとやり続けることができれば相手は苦戦すると思うのでそれを継続してインカレでも結果を残したいと思います。(インカレで期待する選手は)今日ベンチ入ってなかったんですけど、佐々木快(情3)とか強い相手になったらあいつの力が必要になると思う。瀧本風斗(情2)も今体力が戻ってない部分もあるのでその2人の選手が試合で結果を残せるようになればチーム自体もいい雰囲気になっていくので、キー選手。(全日本インカレに向けて)インカレはどこのチームも最後だから必死になって食らい付いてくるので一戦一戦気を緩めず最後まで60分間プレッシャーをかけ続けてシャットアウトで勝てるよう皆で体を張って戦いたいです」
▼三浦
「(今日の試合を振り返って)1Pは攻勢ではあったけど、得点が取れない状況が続いていてその中で、照井くんが点数を取ってくれて徐々に流れに乗っていけた。今日は(自分の)調子は良くもなく悪くもなくという感じだった。欲を言えばポイントをつけたかったという感じ。(リーグ全体振り返って)1巡目は自分自身すごく調子良くて点数に絡むことができて、体のキレとか状況判断もいい感じだった。そのまま2巡目行きたかったけど、自分自身の調子を落としてしまって今回の立命大戦くらいまでは調子が上がってこなかった。前回の立命大戦で前回の自分を取り戻せた。今日も悪くはなかったのでプラスに捉えて今後の試合に臨んでいきたい。(今日は因縁の関学大戦でしたが)前回負けている相手だったけど、いつも通りやれば勝てると思ってたので、いつも通りやっていた。(最多得点王に輝きましたが)僕が得点王になれたのは、同じセットを組んでいた人たちのおかげだと思うのでみんなに感謝したい。でも、得点王を取れたのは、僕自身得点取れないのが1年生の時からの課題だったので、そこは素直にうれしいし自信にしたい。(ベスト6もですが)本当はMVPを狙っていたのですが、そこはまだ香田さんには及ばないなと思った。(全日本インカレに向けて)関西のレベルとは全然違う高いレベルなので、そこにどれだけ食らいついていけるか。自分たちで体を張っていかに少ないチャンスをものにできるかが勝負になってくる。チーム全体で今後インカレまで士気を高めていい雰囲気で練習をやって、最後4年生と優勝という形で終えたい」
▼照井
「(今日の試合を振り返って)緊張もせずに普段通りできたかなと思います。前回負けていたので今日は負けられないなという思いで最初から当たって走っていこうという指示があったのでそれを継続してやった結果が勝ちにつながった。(前回の)負けた試合は出てなくて、負けたっていうのは事実なんで、得点力不足があって皆で練習から得点を狙っていこうというかんじでシュートから意識してみんなやった結果が今日形につながった。(出れない中での悔しさは)けがもしていたのでしょうがなかったんですけど、出たら自分が活躍してちょっとでもチームに貢献したいっていう思いだったので今日は点数を入れられて良かったです。(ゴールシーンについて)1点目は工藤くんのパスがすごく良くて触るだけで入った。そこはパスに感謝したい。2点目も赤松さんからいいパスがあったんでノーマークだったので決める意識で空いてるところ狙ったら入りました。3点目も3-2の状態で瀧本がいいパスをくれたので叩いてゴールが決まった感じです。みんないいパスをくれたので良かった。(プレー自体は好調でしたか)久々にフルで出れたので、そう考えたら点数も決めれたのでいいかなと思うんですけど、まだまだちっちゃいミスとか課題が多いので関東と戦うとなったら今のままだったらまだまだ通用しないなという思いがあるので残り少ない練習と関東との練習試合で課題を克服したい。(試合で意識は)前に負けていたので、負けたくないという思いはあったので勝つことを一番に考えてそのために自分ができることはなんだろうと考えたらフォワードなので得点入れて、チームに貢献することを考えました。(ハットトリックは)狙ってたわけじゃないですけど、パスがいいの来たのでチームの雰囲気としてもよくてその結果が最後自分に回ってきた。ハットトリックできて良かったです。(2セット目に昇格しましたが)前回の試合でけが人が多くて香田さんとかも練習できてない状態でそこに自分が入ったという感じだったのでけが人とかの思いも背負って、2セット目に上がったのだから取りあえずは得点しようっていうのと出てない人の分も頑張ろうという思いでした。(特に誰への思いが強かったか)佐々木ですね。けがで出場できてない状況なんで同期として彼にも頑張ってもらいたい。(全日本インカレに向けて)前回4位という結果で終わっているので今年は優勝出来るようにチーム一丸になって気を引き締めて頑張りたいです」
▼沼田智
「1ピリ、2ピリの状態だったらいいと思ったんですけど、3ピリで集中力が切れていた。3ピリまで集中力を持って来月までには止められるようにしておきます。(集中力が切れていたのは個人としてかチームとしてか)チーム全体でもそうですし、個人として出だしと、3ピリは悪いところがあるのでそこを修正していきたいと思います。(長所は)1本目のシュートを止めれるところは自信を持ってプレーしています。(リーグ戦振り返って)リーグ戦は後半スタートであんまり試合も出てなかったんですけど、失点の数が多かったので、失点の数を減らしつつチームに貢献できるように止めていきたいと思います。(GK争いについて)人数も多くて意識して練習を取り組んでいると思う。技術的には五分五分だと思うのでその中でも勝ち残れるように自分で長所を磨きつつ苦手な部分を少しでも克服できるようにしたい。(全日本インカレに向けて)今回は他のキーパーに負けないように出れるようにして、その中でもいい評価をもらえれるように頑張りたいと思います。チームとしてはインカレ優勝が目標なので、失点は少ない方が勝てると思うので失点を減らして頑張りたいです」
▼高井
「(今日の試合を振り返って)最初はあんまりみんな足が動いていなかったけど、点数入ってから徐々に良くなってきた。守りが今日はあんまりでシフトが長くなってたので、疎かになっていた。(今日の失点は)ゴール前はいつも空けるなって言われているのと、リバウンド処理が課題なのでキーパー1本目止めてくれているのでそれはもうディフェンスの責任。あとはコミュニケーション。ポジションがバラバラになってしまうのでそこでコミュニケーションがあんまり取れていなかったのかなと。(リーグ全体を振り返って)自分はけがしてて途中からで(復帰して)最初の方はゲーム感覚も全然忘れていてダメだったんですけど徐々にポイントもつけて徐々に調子上がってきている。(ベスト6に関して)まさかですよね。途中からだったので、入らないかなと思っていた。それでも入ったので運が良かったのかなと。うれしいです、素直に。(全日本インカレに向けて)最後はいい形で終わらせてあげたいので、4年生が引っ張るだけじゃなくて自分たちも引っ張るというかついていくというか協力してどんどんいいチームになっていけばなと。(全日本インカレでの個人の目標は)去年は初めてで全然ダメだったんですけど、今年はしっかり自分が軸となってチームに勢いをもたらすというか勝利に結び付けられたらいい。あとはポイントが欲しいです。去年は3くらいしか取れていないので今年は6とか、とりあえず毎試合ポイントはつけたい」
▼工藤
「(今日の試合を振り返って)前回負けているのでどうしても勝ちたかった。勝てたことはうれしいんですけど、最後に自分が出ているときに失点してしまったのでそこがよくなかったかなと思います。(リーグ戦通して主力ディフェンス陣がけが人が多かったが)ディフェンス同士でセットが変わることが多かったんですけど、ディフェンス同士でコミュニケ-チョンを練習から取っていたので試合には大きな影響はなかったです。(自信のあるプレーは)シュートとチェックですね。ディフェンスなんで無失点でいきながら、フォワードにいいパスをつないで、2セット目で得点をしないといけない立場なんでプラスで終えなければいけない。(ベスト6について)ベスト6になるとは思わなかった。たいしたいいプレーはしていないんですけど、もらえたということはうれしいです。(全日本インカレに向けて)最終目標がインカレ優勝することなんで、しっかりいい準備して1カ月後優勝したいと思います」
▼ロウラー
「(今日の試合を振り返って)最初自分はあんまり周りを見れていなかったけど終盤にかけてゴール前の混戦を頑張ったのでそれが点数につながった。(今日のプレーに点数をつけるとしたら)45点ですね。今日はちょっとダメだった。(リーグ全体では)55点。(そのプラス10点は?)今日よりはいいかなと。何試合かいいのもあったけど、納得いく試合は多くはなかったです。(ベスト6に関して)本当は最優秀選手賞を目指していたけど、届かなかったので来年頑張ります。(香田さんでしたが)いや、まだ三浦さんがいるのでちょっと勝負です。あと高井選手もいるのでちょっと壁は厚いですけど。(課題は)特にシュートは自分の持ち味だと思ってるんですけどそこがまだ生かしきれてない。そこを生かせたら、もっと幅は広がる。(全日本インカレに向けて)去年はほとんど出場機会がなかったので今年どれだけ自分の力が通用するか試して、インカレ優勝に貢献したい。ここからもっとチームで一致団結してミスも突き詰めて無くしていこうと思う」