【アイスホッケー】インカレ1回戦、GWSで意地の勝利!

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◇第88回全日本学生選手権大会1回戦対大東文化大◇1月6日◇細尾ドームリンク◇

【第1P】関大1-0大東文化大
【第2P】関大1-4大東文化大
【第3P】関大2-0大東文化大
【第3P終了】関大4-4大東文化大
【GWS】関大2-1大東文化大
【試合終了】関大5-4大東文化大

ついにシーズン最後の大舞台・インカレが幕を開けた。関大は何度となく全国の頂に挑戦するも、あと一歩のところで優勝を逃している。今年こそは関西勢初、創部初の全国制覇を達成するため、大東文化大との初戦に挑む。

試合開始直後から激しいぶつかり合いが繰り広げられる。関大がシュートを狙うと大東文化大も力強いチェックで応戦。両者ペナルティで2分間の退場となってしまう場面もあり、中盤までは互角の戦いとなる。均衡を破ったのは関大だった。中盤、FW斉藤のアシストから、FW晒谷凌がネットに突き刺した。5分後には、キルプレー中にFW館田主将がGKと1対1に持ち込む。追加点を狙ったがここは大東文化大がファインセーブ。1-0とリードして第1Pを終える。

第2PもDF安田や晒谷凌が積極的にゴールを狙う。同点に追いつかれるも、中盤にFW鈴木が遠めから鋭いシュートを放つ。

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パックはまっすぐにゴールへ向かい、相手GKの頭に当たってゴールラインを割った。待望の追加点に沸く関大だったが、ターンオーバーを連発し、3連続失点で一気に逆転を許す。「インカレではすぐに失点につながる」と鈴木コーチは課題を語った。

窮地に陥ったが、「負ける気はしなかった」(館田)。全員で『シンプルにプレーしよう』と確認しあい、勝負の最終Pが始まる。あとがない関大が次々と相手ゴールに襲い掛かった。ディフェンスも体を張って守り、ついに鈴木のこの日2点目で1点差。畳みかけるように攻め込み、最後は館田のアシストからFW山﨑が同点弾。土壇場で4-4の同点に追いつき、第3Pが終了し、GWSにもつれ込んだ。

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両チームの代表者3人が相手GKとの1対1を行い、シュート成功数が多いチームに1点を与えるGWS。先攻の大東文化大にゴールを許してしまう。後攻・関大の1人目は館田。センターラインに置かれたパックをキープし、ゴール前でスピードを落としてシュート。見事ネットを揺らした。大東文化大の2人目のシュートを、けがで欠場の人見に代わって先発したGK大塚玲が意地を見せて止める。

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関大の2人目は鈴木だ。「無我夢中だった」とまっすぐ放ったシュートは成功。次に関大が止めると関大の勝利となる。相手の放ったパックは防具に当たり、枠の外へ。その瞬間、ベンチから選手たちが飛び出し、大塚玲をねぎらった。

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「チームで勝ち取った勝利」(館田)。ベンチも応援も一つになって逆転勝利を飾った関大。厳しい戦いを制し、優勝へ一歩近づいた。【笠井奈緒】

▼鈴木コーチ
「(GK人見不在の影響は)大塚玲も人見と遜色ない実力を持っている。関大はGKが強み。相手はラッキーと思ったかもしれない。簡単には勝てないとは思っていたが、ここまで競るとは思っていなかった。(第2Pの失点の原因は)ターンオーバー。いつも注意していることができないと、インカレではすぐに失点につながる。いつもは関西のチームが相手で、当たられるという経験をしてこなかった。相手は関東リーグで戦っているので、どんどん当たってくる。出だしは揺らいだ部分があった。審判にアジャストできなかった。(第3Pは)シュートへの意識が増した。パワープレーで慌てずに得点できた。序盤は力が入りすぎて無駄なペナルティが多かった。あとはターンオーバー。細かなところで精度を
上げてプレーする。(次に向けて)主導権を握れるような試合をしたい。勝てばダブルヘッダーなので、出来るだけエネルギーをロスしないで勝ちたい」

▼館田主将
「インカレなので、どこの大学も必死でやってくる。わかっていたし、簡単には勝てないとは思っていた。トーナメントなので勝てばいい。(第1Pは)自分たちのやることをやって追加点を取れなかった。そこで点の取り合いになってしまった。(課題は)ターンオーバー。カウンターで入れられた。なくさないと。全員で体張って戦う意識があった。(第2P終了後も)負ける気はしなかった。練習通りのプレーが出来た。(大塚玲について)ああいう場面(GWS)では、普段の練習の積み重ねがものをいう。ナイスキーだった。メンバーも出れない選手も全員声を出せていたのが良かった。チームで勝ち取った勝利だと思う。次からは、ターンオーバーと、決めるところで決める。枠に入れる。朝の試合なの
で、リズム、テンポよく勝ちたい。シンプルにプレーしようと自分も声掛けしていきたい」

▼GK大塚玲
「自分は人見さんみたいにはなれないので、気持ちを強く持っていつも通りを心掛けた。そうすればおのずと結果はついてくると思っていた。(第3Pで同点に追いついた場面)流れはこっちにあったのでそれを崩さないように守れたのが良かった。いつもGWSは練習していたので、1人目に入れられた時も勝てると思っていた。(課題は)第2Pの4失点。流れを持っていかれた。しかし、第3PからGWSまでメンタルで負けずに0点で抑えられた。人見さんにも初めて褒められた。1回戦でこういう試合をしてしまったので、次はこういうことのないように気持ちを強く持って戦いたい」

▼GWSを含む3得点を挙げたFW鈴木
「1年生で出させてもらっていて、先輩の援護射撃が出来たらと思っていた。(3得点は)運が良かった。(第3Pの前は)動きがみんな複雑になっていたので、シンプルにプレーしようと話していた。みんな焦っていたのでベンチから声を出すのを心掛けた。得点した時にみんなが立ち上がって盛り上がるのが良かった。個人的には足が動いていなかったので、改善したい。(GWSの時は)無我夢中だった。明日も決めるとこ決めて、先輩方を優勝させたい」