【フェンシング】全種目初戦敗退…も確かな手ごたえつかむ

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◇第58回全日本大学対抗選手権大会◇11月16~17日◇大山崎町体育館◇

【男子フルーレ団体】
2回戦 関大15-45日大

【男子サーブル団体】
2回戦 関大26-45法政大

【男子エペ団体】
2回戦 関大41-45日大

全日本インカレ3日目の16日からは団体戦が繰り広げられた。今年は男子が全種目で関西インカレを勝ち抜きエントリー。関西インカレでベスト4に輝いたエペを中心に全国の舞台へ挑んだ。

まず行われたのは男子フルーレ。いきなり関東に力の差を見せつけられる。関大のアタックは通らず、日大が次々に点を重ねていく。アンカーの勅使河原知大に回ったころには12-40と大差をつけられた。エースも3点を返すのが精いっぱい。3倍の差をつけられ敗戦となった。

▼勅使河原

▼大森一輝(法2)

日が変わって行われた男子サーブル。相手は強豪法政大だったが、「なんか学べたらいいなくらいの気持ち」(市ノ瀬拓弥主将=商3)と気負わずに全力でぶつかった。すると、先陣を切った山口開生(人4)が5-4とリードを奪いかえってくる。だが、その次を任された山本康平(社2)が1点も奪えず逆転を許してしまう。続く市ノ瀬は4-5と粘りを見せ、5人目で登場した山口は8ポイントを奪うなど要所で力を見せた。結果は19点差の大敗だったが、強豪相手に健闘し「可能性を感じた」(市ノ瀬)と振り返った。

▼市ノ瀬

▼山口

▼山本

関西インカレ4強の男子エペはフルーレで敗れた日大と対戦。試合序盤は相手に押される展開となる。4人目の井上桂太(経2)が一時は3点差まで迫ったが、残り1巡となった時点で11点差と厳しい展開に。だが、個人で全日本選手権出場を決めた木澤聡志(環都1)が3ポイント詰め、井上も日大に食らいつく。8点差でエースの勅使河原につないだ。「やるしかないと思って前に仕掛けていった」(勅使河原)。徐々に点差を詰めるも関東の強豪相手に8点差を覆すことはかなわず。41-45と僅差で敗北した。

▼木澤

▼井上

▼勅使河原

結果は3種目とも初戦敗退。それでも、「動き的には負けてなかった」(勅使河原)と強豪たちとの一戦に手ごたえをつかんだ。市ノ瀬も「それ(来年のリーグ戦)につなげられるような試合ができた」と確かな感触を語った。着実にステップアップを続けるフェンシング部は確かな経験を得て来季へ向け技を磨く【文:多田知生/写真:金田侑香璃・多田知生】

▼市ノ瀬主将
「チーム目標が15点だった。相手の戦力もわかってた。でもやってみたら以外に取れたっていう驚きが大きくてこれからの可能性を感じた。山口さんは引退になるけど僕たちはまだ来年のリーグ戦がある。それにつなげられるような試合ができたのかなと思う。(試合に入る前の心境)なんか学べたらいいなくらいの気持ちで。相手はナショナルチームなんで学ぶつもりで挑んだ。(通用した部分は)僕の場合は相手のアタックモーションで手が出るときにその手を狙うっていうのが2本決まったのでそれが良かったのかなと思う。(逆に足りない部分は)駆け引き。サーブルは出遅れても出すぎてもダメなので次何するっていうのを考えるっていうのが大事。その駆け引きがまだ相手の方が上手だったかなと思う。(主将としてどんなチーム作りがしたいか)各個人がそれぞれの役割を果たす。他の人たちが場を盛り上げる。明るい感じで試合を楽しんだらいい。試合を楽しめるチームにしたい」

▼勅使河原
「終わってみれば惜しい試合だったけど、序盤に点を取られすぎてしまった。内容としては悪くなかったけどこっちは連続失点が多くて立て直すのに時間がかかってしまった。そこが負けの要因だと思う。(8点差でアンカー)エペで8点差、正直厳しいというところはあった。でも自分がどこまでやれるのかとも思った。負けるの覚悟ではないけど前に出るしかない状況だったのでやるしかないと思って前に仕掛けていった。結局最後だけ見れば9-5。動き的には負けてなかった。自分たちの良さというかやることはできた」