【アイスホッケー】氷上競技インカレ直前企画② アイスホッケー部同郷対談

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2016年1月4日より栃木県・日光市霧降スケートセンターほかにて日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)が行われます。全国的にも強さを誇る関大の氷上競技。そこで関大スポーツではアイススケート部、アイスホッケー部を全4回にわたって特集します。
第2回は、アイスホッケー部の同郷対談。北海道・釧路市出身の選手に自分の高校や、インカレの意気込みについて語っていただきました。

【プロフィル】<全員、アイスホッケーが盛んな北海道釧路市出身>
FW 斉藤真次(さいとう・しんじ)武修館高出身
GK 人見 峻(ひとみ・しゅん)釧路工業高出身
FW 浪岡秀帆(なみおか・しゅうほ)八戸工業大一高出身
DF 佐々木健真(ささき・けんしん)武修館高出身
DF 佐藤順仁(さとう・なおひと)武修館高出身
DF 土居功弥(どい・あつや)釧路工業高出身

――みなさん釧路市出身ということで、そのまま釧路の高校に進まれたんですか?
浪岡  僕だけ違います。
――釧路を離れた理由は?
浪岡  釧路のチームを倒したかった。自分なりの考えですけど。
佐々木 北海道では釧路と帯広と苫小牧が強いです。
浪岡  みんなと同じところに行きたくなくて。青森の高校が結構有名だったんで、そっちに行きました。
――みなさん関大に来る前も知り合いだったんですか?
佐藤  小学校のときから一緒の人もいて、みんな顔見知りですね。関大に来るときも、孤独感はなかったです。

――自分の出身高はどんな高校ですか?
佐藤  (武修館高は)私立なんで、ほかの高校が授業しているときに練習できてた。ほかの高校よりホッケーにかける時間が長いんじゃないかなって思います。
土居  (釧路工業高は)結構みんなトレーニング熱心で。僕は1年生のときは人見さんの代はみんな全体練習が終わってからも残って各自練習したりしていました。そういう雰囲気を作ってくれていたんで、自分たちが3年になってからも続けてやっていました。トレーニングはいろいろやっていたと思います。
人見  僕が2年のとき、インターハイに出られなかったんです。正直弱くて。普通じゃ勝てないなっていうのがありましたね。ほかのチームと違うことをしないといけないし、量も質もほかの高校より抜けてないと。僕が抜けた後もいい選手が入ってくるのを待つだけじゃ駄目だったと思うし。いろいろと勝つためにどうしないといけないか考えるようになりました。
土居  僕がびっくりしたのが、トレーニングを全部人見さんが仕切ってやってたんですよね。監督とかもいるのに。上級生がひっぱってくれました。
浪岡  (八戸工業大一高は)練習メニューの作り方がうまいっていうか。無駄がない練習をするんですよね。何グループかに分けて練習したりするんで、みんな技術が高校3年間で高くなるというか。僕も1年生のときは試合に出られるかわからなかったんですけど、3年生のときに活躍できました。
佐々木 僕がインターハイで戦って。延長で負けたんですよ。こいつに決められて。今でも恨んでます(笑)。

浪岡
△FW 浪岡

佐々木
△DF佐々木

――この1年で練習面は何か変わりましたか。
人見  人数が増えたことで、1回の枠で全員練習するとみんな回らなくなったんで、3時間枠を取って前後半に分かれて練習してます。前半が終わったらトレーニングをやっています。今までは2時間やって終わっていたんですが。無駄をなくしました。トレーニングを始めたのが夏終わってからなんですけど。関東の強いところとやるにはフィジカル面で劣ってたりとかそういうところを補っていかないといけない。キャプテン(館田主将)と話してやるようにしました。

――今年の関西学生リーグの具体的な目標は?
浪岡  (点を)取れるだけ取れって感じですかね。パワープレーやキルプレーで、コーチがパーセンテージを出してそれをクリアするとかですかね。
佐藤  ビデオミーティングでここが悪いとか言われたりします。練習でもパスを強く出すように意識しました。
――一番良かった試合は?
土居  あったっけ(笑)。悪い試合が目立ったね。
人見  どこの大学も僕らに勝とうとやってくるんで、接戦するときは目立つんで怒られますね。
――勝っても怒られるんですか?
佐藤  怒られます。去年引き分けたときはめっちゃ怒られました。
佐々木 プレーの質をよくしろみたいなね。
――逆にほめてもらえることは?
浪岡  点数いっぱい入るとき?
佐々木 で、全然取られないとき。圧勝とかですかね。

佐藤
△DF佐藤

――試合中に気を付けていることはありますか?
佐藤  パスですね。FWにいいパス出しをしないといい攻撃もできないから。
――FWでは?
浪岡  スピード感とか?
斉藤  フィーリングでやってるんで(笑)。

――やりやすいセットはありますか。
佐々木 今のセットがいいですね。
佐藤  自分は(土居)功弥と組むのがやりやすいです。言わなくてもわかる部分とかあるから。中学のときから一緒にやってたんで、なんとなく言わなくても「こうしたいんだな」っていうのがわかります。
佐々木 リーグ戦でセットをいじって、前の人とはやってて当たり前のことが、次の人では違うんで、その修正が大変だなって思いました。セットが戻って、ありがたさしかなかったです(笑)。

――今意識していることはありますか。
人見  シーズン中なんで、そんなに強くなったりうまくなることはないと思います。とりあえずはインカレに向けて技術を安定させています。でも基本とかは毎回見直して、修正してよくしていっています。
佐藤  インカレとか上のレベルになると、関東のチームはプレッシャーが速いし関大はこっちのリーグでやってる時よりも守る時間が長くなると思います。だから、速い球出しでFWにパックをつないだり、シュートの1本目は人見さんが止めてくれるんで、リバウンドを連続で打たせないように意識しています。
浪岡  インカレを意識して、パワープレーとキルプレーを。FWはスコアしないといけないと思うんで、スコアを意識して練習しています。
斉藤  去年も互角な戦いをして負けたんで、うちのチームは5対5で十分やれるんで。強い大学とでも。スペシャルプレーでいかに点数を取れるかだと思ってるんで、そこを意識しています。

斉藤 (2)
△FW斉藤

――ところで、選手を学年別にみるとどういう学年ですか?
浪岡  4年生はうまい人が多いです。見てて勉強になります。私生活はまあ、うーん(笑)。
佐藤  みんなホッケーになるとやってくれるって思います。
佐々木 ホッケーに対する考え方がしっかりしてるって思います。
佐藤  3年生は仲いいなって。仲良しですね。
浪岡  2年生は個性的じゃない?
佐藤  個が強いです。
佐々木 素直かな。素直な奴が多いイメージ。

――インカレの注目選手は?
土居  やっぱキャプテン(館田)じゃないですかね。
佐藤  4年生全員ですね。最後なんでやってくれるって。
佐々木 人見さんは全試合無失点で抑えてくれると思います。
浪岡  4年生のインカレに懸ける思いが強いので、4年生に注目です。
――普段からインカレに向けて声掛けなどはされていますか。
土居  キャプテンが練習前に言うよね。
佐藤  「インカレ近いから」「インカレ意識して」とは言われます。
――インカレでは関東の強豪と対戦しますが、どう対抗しようと考えていますか。
土居  フィジカル。あとはスコアリングチャンスでちゃんと決める。
佐々木 関大のチーム力ですね。システムとか。
――意識したいことは?
人見  優位に進めるってことですね。やっぱりトーナメントだし、2日目はダブルヘッダーなんで、そこで難しい試合をしちゃうと体力も自信も下がってその次も難しくなるので。とにかくセーフティに勝ち上がることが準決勝、決勝を戦うのに必要だと思います。まずは1試合1試合って感じですね。

土居
△DF土居

人見
△GK人見

――最後に、インカレへの意気込みをどうぞ。
浪岡  いっぱいゴールして優勝します。
佐藤  4年生には小さいころから、プライベートでもすごいお世話になってるんで、最後に花を持たせて引退させてあげることが3年生以下の役目だと思います。自分も貢献して優勝します。
斉藤  やっぱり最後なんで、悔しい思いはしたくないです。個人的にも頑張らないといけないんですけど、チームのために何ができるかを一番に考えて。優勝しか頭にないんで。頑張りたいなと思います。
土居  DFなんで、いいブレークアウトをして、FWにいいパスをつないで、FWがちゃんとスコアできるようにやれることやってなんとか優勝に貢献したいと思います。
佐々木 攻めでも守りでも中心でいたい。ゲームを作っていきたいと思います。
人見  個人的にも最後のインカレですし、インカレで優勝したいから関大に来たんで。もう2位とか3位とか4位とか最後は優勝しかない。自分はベストのプレーをするしかないと思うし、みんなで最後笑って終われるように頑張りたいと思います。

小さいころから一緒にプレーし、絆の強い6人。全国の舞台でも持ち前のチーム力で強豪撃破を狙います。【笠井奈緒】