【アイスホッケー】二桁得点のシャットアウトで立命大を下す!

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◇第65回関西学生リーグ戦プレイオフ第2戦◇対立命大◇11月11日◇関西大学たかつきアイスアイスアリーナ◇

【第1P】関大2-0立命大
【第2P】関大5-0立命大
【第3P】関大3-0立命大
【試合終了】関大10-0立命大

今リーグ戦で上位校(関学大、同大、立命大)に対しては初の「1ピリオド(P)2得点以上無失点」を達成。最近の試合では僅差のゲームが続いていたが、2位の立命大10-0の完勝で王者の風格を見せる一戦となった。

もやもやとした展開を点取り屋の96番が打開した。開始から激しいチェックでパックを奪い、相手ゴールに再三迫るも点が取れない状態が続いていた関大。しかし、17分ゴールランキングでもトップを独走するエースがアタッキングゾーンの左サイドから駆け上がり、ゴールネットを揺らした。FW三浦詰平(人3)は「チームに流れを与えるいい点数になった」と振り返る。

19分にはこのピリオド2回目のパワープレーのチャンスをものにし、2-0で第1Pを終えた。

得点力が爆発したのが第2Pだった。中でも今試合のハイライトと言えるのが第2ピリオド6分から7分にかけての1分間。なんと60秒の間で3点を奪う猛攻で一気に勝負をつけた。そのきっかけを作ったのはまたしても三浦から。6分に相手のパワープレーでチャンスを得ると、DF岩瀬谷拓哉(社1)から決定的なラストパスを空いたスペ-スに沈める。その40秒後にはFW赤松貴斗(法4)、FW國塚李久(人2)のゴールラッシュ。勢いはまだ止まらない。10分には三浦が今試合3点目を決めると、14分には直近の2試合ではゴールを決められていなかったFW香田悠匠主将(人4)の得点も飛び出した。

7-0で迎えた最終P。上位校に対して今季初の「1P2得点以上無失点」への機運が高まる。最終Pではマイナーペナルティでキルプレーの時間帯が多くなるも、GK沼田智也(人3)を中心に集中したディフェンスで得点を許さない。8分、12分にも得点を重ねると、18分には香田、三浦が今日の試合のMVPに挙げた柚木大珂(法3)がポイントでの起用に応えるゴールで10-0の完勝を果たした。

完勝の一つの要因はパワープレーでの成功率を上げたことだ。前回の試合ではパワープレーの成功率が8回中2回だったのに対して、今日は5回中4回で決めるなど前回からかなり上昇した。主将も「パワープレーは特に声を掛けてコミュニケーションを取ってどういう形なら得点をできるか皆で徹底的に話し合いました」と話す。

最終戦の相手は前回ゲームウィニングショットの末、苦い黒星をつけられた関学大。香田は「1ピリから全員スイッチ入れて10-0で最後いい形で終われるようにしたい」と意気込んだ。同じ相手に2度の敗北は許されない。宿敵に圧倒して関大アイスマンは全日本インカレの舞台に乗り込む。【文:三木勇人/写真:北島大翔】

▼香田主将
「この前の同志社戦から動きは悪くなくて、スタッフの言っていることもやりきる意識はあったけど最後の部分がやりきれてなかった。この前のシフトだったらシフトが長く出すぎて体力がなくなった部分があったけど今日はショートシフトでどんどんチェンジしてスタッフの言っていることをどんどんやろうという意識があって体当たろうという意識があった。(パワープレーでの得点が多かった)前回は2巡目で点数が取れなかったので、パワープレーは特に声を掛けてコミュニケーションを取ってどういう形なら得点をできるか皆で徹底的に話し合いました。(10―0の勝利についてはうれしいか)そうですね、途中からいつものホッケーではないゲーム展開にはなったんですけど、最低限、足を動かしてプレッシングかけて当たり続けることが60分間できた。それを次の関学戦でも継続できたら、普通に完勝できるので皆で最後の1試合を大事に頑張っていきたい。(自身の出来については)練習からもコミュニケーションを取って、今まで得点をずっと取れていなかったので得点取ろうという意識でやってきて、それが結果と形で表せて良かったです。(MVPは)柚木ですね。ポイントポイントで出てやるべきことはできていたし、結果につながっていたので、練習からずっと継続してくれれば主力で出れるんじゃないかなと思います。(関学大戦に向けて)1ピリから全員スイッチ入れて10-0で最後いい形で終われるようにしたいです」

▼安田
「1ピリから足を動かしてしっかり試合前のビデオミーティングで言われた事を意識しながらやることをできたからこそ、『1ピリオド2得点以上無失点』を達成できた。(具体的に意識してきたことは)先週の練習から取り組んできたことはフォワードのスクリーンに入ること、スケートしてフォアチェック、バックチェックすることを全員が意識しようとは言ってきました。点差をつけてやろうと思っていて10―0だったのでそこ(結果)は納得できたかなと思います。(セットを組む工藤雅基=経2との相性は)工藤が入学してから初めて組むんですけど、こうだね、あーだねと言いながら色々話し合ってコミュニケーション取りながらできている。(無失点はディフェンダーとしてはうれしいところか)そうですね、でもディフェンスだけじゃなくて、キーパーにも今日は助けられましたし、フォワードもしっかり守ってくれたからの無失点だったので良かったです。(チームの状態は)今日できたから、いいとかじゃなくてこれを継続していけるように関学戦も頑張りたいです。個人的には三浦詰平ですね。ポイント稼いでくれますし、3年生ですけどリーダーシップを発揮してくれます。やっぱり前に負けている相手でもあるので今日以上に点差を開けさせれるように頑張っていきたいです」

▼三浦
「ずっと関大のペースで試合が進んでいてそういった中でスコアができない中での先制点だったので、チームに流れを与えるいい点数だったなと思います。PPの成功率が悪いというのを言われていて、コーチがそこを考えて重点的にメニューを組んでくれたのでその成果が出たかなと思います。(1ピリオド2得点以上無失点での完勝について)完勝したのはうれしいし、チームにとってもプラスなことなんですけど、それを継続してできないと、なんならリーグ戦の時点でこういう試合をしていかないと関東とやったときにゲームが成り立たない。関西のレベルでやってては関東のレベルに通用しないのでそういう意味では10-0で目標達成できたので関学戦も1ピリオド2得点無失点で完勝したいなと思います。いつもだったらチェックが少なくてそういうところで今日は意識してどんどん体に当たっていこうと言っていたので、それができたので、いい流れができて良かったかなと思います。(今日のMVPは)柚木くんですね。少ない出番なんですけど、やっぱりチャンスをものにして点数を決めて結果を残してくれた。僕も同期なのでうれしかったです。インカレに向けてどんどん上を目指してこれからの練習に取り組んでいきたいです。(関学戦に向けて)前回は不甲斐ない試合で負けてしまっているので、絶対に1ピリオド2得点無失点で快勝したいと思います」