【ホッケー】学習院大に白星!目標の初戦突破成功!

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◇第67回全日本学生選手権1回戦◇対学習院大◇10月31日◇於・駒沢オリンピック公園総合運動場第一競技場◇

【第1Q】関大1-0学習院大
【第2Q】関大1-0学習院大
【第3Q】関大1-0学習院大
【第4Q】関大0―0学習院大

「とりあえず年始に立てていた『(全日本)インカレ初戦突破』を達成できたから、うれしい。ちょっと安心した」。関大ホッケー部の目標をひとつかなえ、植村拓郎主将は安堵(あんど)の表情を浮かべた。いよいよ始まった全国の大舞台。初戦の相手は全日本大学選手権(Bインカレ)優勝校の学習院大だった。

大会前、主将は「実力は同じぐらい。絶対に勝たないと」。選手たちの勝ち星への意気は強く、第1Qから先制点を挙げるなどその気持ちがよく表れた。

第4Qは無得点で終えるものの、第3Qまでは2年生の選手を中心に得点を重ね、初戦を突破した。

第1Q。立ち上がりは関大、学習院大の両チームが攻防を繰り広げるが、FB濱口達也(シス理3)のスイープでクリアを試みる。その後は関大のボールキーピングが増え、得点チャンスが作り出された。「早い段階で得点を決めることができて流れをつくれた」(GK大澤匠=文4)。

開始7分にはFW山田慧人(政策2)の先制点が関大に試合の流れを手繰り寄せた。

△山田

途中、学習院大にPC(ペナルティコート)を許すものの、植村をはじめとするディフェンス陣が抑え込み、失点の芽を摘み取る。

△植村

オフェンスにおいては、縦の形を意識し、ボールを前に動かす。「学習院大が縦を狙ってきていることもみんなが気づいてくれて自分らの間で指示して、終始しっかり型にはめることができた」と植村は評価する。中でも、先制点を決めた山田、そしてFW柳田昴輝(情1)が果敢にドリブルしチャンスメイク。関大がゲームの基盤をつくり、最初の15分を終えた。

クォーター間のミーティングでは、「相手は中が緩い」(植村)。学習院大再度確認し臨んだ第2Q。第1Qに続いて、縦の流れを意識したプレーが展開された。相手にボールが渡り、学習院大の攻撃が始まるも濱口、植村などのFBが球を奪取し、態勢を整えた。「中盤はインターセプトをするという意味でディフェンスがフォワードを動かそう」(植村)。

△森川

開始5分。植村からロングパスをつないだ柳田がドリブルで一気にシューティングサークルに近づき、森川大(人2)に球を渡す。そして、森川がシュートで相手ゴールを叩きつけると、選手たちとのハイタッチが飛び出した。残り10分間で相手のPCがあったが、植村がすかさず飛び出し相手のシューターをねじ伏せ、前半30分を折り返した。

後半も攻防のリズムを崩すことはない。試合に臨む際、学習院大のロングボールに警戒していたが、相手の調子を崩しそういった打球も許さなかった。試合の主導権は完全に関大が握っていた。相手の弱点を確実についた攻撃で、得点機が生み出され、チャンスを生かしたのは今日FWとして積極的にオフェンスに絡んでいた柳田だった。

△平尾波輝(法3)、柳田、植村、山田

絶妙なスティックさばきでサークルからボールを飛ばすと、打球は学習院大GKのスティックを跳ねゴール内へと落ち、得点獲得を告げるホイッスルが吹かれた。1年生ながらもビッグプレーで存在感を発揮した。

△平尾

△長澤康寛(人4)

△正岡純也(法3)

最終Qは学習院大の攻撃に多少勢いがつく。守護神・大澤のセーブで危機を乗り越えた。加点こそないものの、攻守ともに力を緩めることはなく、序盤のPCも抑え込み無失点でゲームセットを迎えた。関大の力を最後まで見せつけ、「インカレ初戦突破」を達成させ、2回戦へと駒を進めた。

「ひとまずほっとしている」と大澤は試合後口にした。意識したことを崩さず、最後まで戦い抜き大舞台で1つ目の白星をつかみ取った。「いつも立ち上がちがうまいことできなかったけれども、今日は悪くなく行けたし、早い段階で得点を決めることができて流れをつくれた」(大澤)。いい形で全国初日を終えた。大会の具体的な目標は設定していないが、「目の前の敵を倒していく」(小西)。次の対戦校は、シードである東農大。昨年は同大会でベスト4の強豪との試合になるが、「一泡吹かせるという意味でも自分たちのホッケーを見せつけることができたら、いい試合ができるかなと思う」と植村は闘志をさらに燃やす。大金星を狙い、関大ホッケー部は全力でスティックを振りぬき続ける。【文/写真:柴村直宏】

▼植村主将
「とりあえず年始に立てていた『インカレ初戦突破』を達成できたから、うれしい。ちょっと安心したかな。昨日、法関定期戦で法大とやったのと同じような展開で、中の選手が上手でそこを攻められて何本かやられた。けれど、ボールが来ないということもあり昨日より、縦で攻めることができて、僕とか濱口あたりで抑えて、縦の形でしっかり勝負できた。それに、学習院大が縦を狙ってきていることもみんなが気づいてくれて自分らの間で指示して、終始しっかり型にはめることができたし、ロングボールとか危険な球もあまり飛んでくることもなくて、いい感じだった。もともとロングボールを打ってくるというのは聞いていたので、中盤はインターセプトするという意味でディフェンスがフォワードを動かして、前でカットしていい形で行くならばハーフラインよりも前というのをひとつ意識していた。それと、相手のPCについては情報をもらって研究していたのでいい感じで潰すことができたと思う。(関大のPCは)少しミスはあってきれいではなくても、得点につなげたし時間帯もよかった。改善点は多いけれど、得点に結びつけれていた。(明日の東農大は)格上ということはわかっているし、一泡吹かせるという意味でも自分たちのホッケーを見せつけることができたら、いい試合ができるかなと思う。とにかく勝ちを狙ってみんなで全力でやっていきたい」

▼小西
「学習院大には勝てると思っていて、『インカレ初戦突破』をかなえることができてよかった。先制点を山田が決めたのは印象的だった。うちが先制点を取って、流れをつくるという感じだったので。思っているより相手の中は緩かった。けれど、個人として思ったのは学習院大はガンガンフィジカルで攻めてきたり、自分がボール取った瞬間に来るとかはちょっと手こずった。あとは、自分のプレーはあまりよくなかった。のびのびと普段やってることができなかったこともあった。シュート、ドリブルとか。浮いたボールに対してのトラップとかを意識しすぎて前を見れていなかったりもしていた。最終的な目標はないけれども、次の東農大は格上なのでそこを倒すという、目の前の敵を倒していくという意識で戦いたい。聞いた話によると例年よりもレベルが落ちているというのを聞いたので、もしかしたら勝てるかもしれない。守るプレーが中心になるかもしれないけれども、一発狙って勝ちに行きたい。自分自身の点にこだわって戦う」

▼大澤
「まずは初戦を手堅く勝てた。初戦突破は目標だったので、それを達成できてひとまずほっとしている。こういう大舞台でなかなかこれまでは結果を出せていなかったので、自分も今年最後で2回戦に上がりたいという気持ちが大きかった。なんとしても勝ちたいという気持ちで試合に臨んだ。いつも立ち上がちがうまいことできなかったけれども、今日は悪くなく行けたし、早い段階で得点を決めることができて流れをつくれた。結構いい感じでゲームできた。けれども、メンバーチェンジをしたときにムラができていたのでそこをなくしていかないといけないし、ディフェンス面でのミスがちょこちょこあったのでそういうのをなくしていきたい。セットプレーを取られると失点につながるので、減らしていけたらと思う。あすも勝ちます」